独立したミステリー小説として展開できるぐらい、ストーリーがしっかりしています。 子供向けのアニメ作品とは思えない仕上がり。 初期のコナン映画は同じ傾向がありますが、近年際立ってきたアクションシーンは控えめで ストーリーで引っ張る展開 はとても良いです。 特に瞳の中の暗殺者は構成の良さが際立っています。 電車のシーン半端ないって!! 蘭が入院からの外泊中に、電車のホームから犯人に突き飛ばされます。 コナンのファインプレーでギリギリセーフですが、アニメとはいえひやっとしました。 犯人半端ない。 左利きばっかり出てくる この映画の犯人は序盤で左利きと突き止められるのですが、次から次に左利きが出てくる。 ZEEBRAの言葉を借りるなら 『 東京生まれ、米花町育ち、怪しい奴はだいたい左利き 』です。 はい。 それが言いたかっただけです。 少年探偵団および小五郎は早々に退場 クライマックスのトロピカルランドでは、犯人の誤認逮捕で事件解決と勘違いした名脇役たちが早々に撤退します。 うっ。迂闊すぎる!! ハワイで親父に教わったジェットボート 飛行機、ヘリコプター、拳銃の打ち方。 コナンは大体、ハワイで親父に教わってますね。 コナンの名言(告白) 犯人から必死に自分(蘭)を守ろとするコナンの姿をみて蘭が「 なぜそんなに守ってくれるのか? 」と問うシーン 『 好きだからだよ。 おめぇのことが地球上の誰よりも 』 これは間違いなく 『 記憶喪失の恋人に言ってみたいセリフNo. 1 』 因みに蘭の反応は 『ありがとう!オマセさん。(ニコッ)』 いや、塩対応かーい。 瞳の中の暗殺者感想まとめ 高山みなみ ビーヴィジョン 2011-08-26 全体としてアクションは少なめですが、ミステリーとしての展開は素晴らしいです。 またクライマックスシーンのトロピカルランドの攻防は、遊園地という素材を活かした壮大な追い詰め合いが面白い。 特に蘭の記憶を取り戻すきっかけになるシーンは、 これは一本とられたぜっ! って感じです。 劇場版名探偵コナンシリーズの中でもかなりの名作です。 これは是非、優先的に見る価値のある作品。 過去のファン投票でも歴代トップ5に入ったのも納得ですね。 犯人はこいつだ! (ネタバレ) 犯人は『風戸京介』 天才外科医の風戸京介は手の怪我を負って心療内科に転身。 犯行の動機はわざと自分に怪我を負わせて、自分からオペを奪った同僚医師への恨み。 因みに最後は記憶を取り戻した毛利蘭にボコボコにやられます。 この記事を書いている人 ■神奈川県在住 ■大阪府出身 ■1988年生まれ ■妻・娘と3人家族 ■サラリーマン兼ブログ運営 【このサイトについて】 『あなたの生活をちょっと豊かに』におテーマに自分の経験したおすすめの『ガジェット』『家電』『知識・経験』を中心に記事を執筆。 執筆記事一覧 投稿ナビゲーション
〈 書籍の内容 〉 ●主な登場人物/江戸川コナン(見かけは小学生だが、その正体は「黒の組織」に薬を飲まされて幼児化した高校生名探偵・工藤新一)、毛利蘭(新一の幼なじみ。帝丹高校2年)、毛利小五郎(蘭の父親で探偵。コナンのおかげで"眠りの小五郎"として有名に) ●あらすじ/警察官の連続射殺事件が発生! しかも犯人を目撃した蘭の記憶がなくなってしまった!! 巨大な遊園地「トロピカルランド」を舞台に、犯人とコナンのスリリングな対決が始まる!! ●その他の登場人物/小嶋元太・吉田歩美・円谷光彦(コナンの同級生。少年探偵団を結成)、灰原哀(コナンと同じ薬で幼児化した女性。正体は不明)、阿笠博士(工藤家の隣りに住む科学者。新一とコナンが同一人物だと知っている)、鈴木園子(鈴木財閥の令嬢。蘭とは大親友)、目暮(警視庁捜査一課の警部) あなたにオススメ! 同じ著者の書籍からさがす
佐藤: そうですね。ナマハゲには諸説あって。そのひとつに男鹿では「ナモミ剥ぎ」というものがあります。これは、囲炉裏に当たって怠けている人にできる「ナモミ」という低温やけどを剥ぐことをさします。ナモミを剥ぐことで、怠け者を懲らしめ、災いをはらうという意味合いがあるんです。 けれど、取材を進める中で「人によっては親子関係を作るという意味もあるよ」と教えてくださる方もいました。 ——脚本を書くにあたっての取材で、地元に対する見え方など、何か変化はありましたか? 佐藤: 見え方というか、通学路の風景も駅前のにぎわいも僕が暮らしていた頃とは全然違うのは明らかでした。5年ほど男鹿に通って、大晦日にはナマハゲに帯同させてもらって。目には見えない部分にも変化があると実感しました。継承する人がいないんです。 今、ナマハゲを担っているのは40代とか家庭を持っている人たち。若い人がどんどん都会に出てしまうけれどもなんとかナマハゲを伝えていきたい、自分たちの代で途絶えさせてはいけない、どうしたらいいだろう、と悩んでいる。 個人ではどうすることもできないような大きな流れがあって、でもそこになんとか抗おうとする姿がそこにありました。 「まだあのおばあちゃん生きてたんだ」「よかったなぁ」 ——人が減る影響は大きいですね。 佐藤: そうですね。男鹿市は県内でも人口流出が著しい場所です。特に若者の移動が多くて、高齢化が進んでいます。地方で生きていくことの不安や大変さも、地方出身者だからわかるんですけど、今回取材を重ねて、秋田だから感じられる希望のようなものが描けるのではないかと思って。それは、生活の不安を解消できるものとは違うのかもしれないですけど……。僕としては、人との距離感に希望を感じて。 ——人との距離感? 佐藤: はい。今は断る家もあるそうなのですが、ナマハゲはその町内にある全ての家に昔から行っています。そこで「まだあのおばあちゃん生きてたよ」「よかったなぁ」って。取材中に泣いているナマハゲを見ると、東京では見られないよな……と。 変な言い方をすると、ある意味「監視社会」なのかもしれません。でも、やっぱり人のつながりというか、町内全体で子どもの頃から大人になるまで見守って、助け合って。ナマハゲにはいろいろなものが受け継がれているのだろうなと思います。 だから、町を愛しているけれども、人がどんどんいなくなってしまう。映画で解決策は出せないかもしれませんが、そういう思いを抱えながら暮らしている人たちがいる男鹿という町を描き、伝えたいと思いました。 キャストと作り上げた登場人物たち ——そんな町で暮らし、子どもが生まれて一応は「父親」になった、たすくという人物。彼は「お金も仕事も自身も自分も何もない」と。すごい紹介だなと思ったのですが、いったいどんな人なのでしょうか?
藍子が痛そうな顔をした。 「藍子はどうして、お尻を叩かれているの?」 「テストの点数が悪かったから」 「どうして、テストの点数が悪かったの?」 「問題が難しかったから」 「言い訳をしない」 「そんなに難しい問題じゃなかったわよ」 「勉強しないで遊んでばかりいたからよ」 「あなたは怠けたのよ」 「怠け者は」 「こうやって」 「お尻を叩かれるのよ」 「もっとお尻を出して」 藍子はお尻を後方に突き出した。 バシーン!バシーン!バシーン!
2020年11月16日 男鹿で過ごした日々は奇跡的 取材・文:浅見祥子 写真:高野広美 PFFアワード2014で映画ファン賞&観客賞を受賞した 佐藤快磨 が脚本・監督・編集を手掛けた商業デビュー作『 泣く子はいねぇが 』に 仲野太賀 が主演している。秋田・男鹿市の「ナマハゲ」を題材にした完全オリジナル作品で、企画として是枝裕和監督も参加。先日スペインのサンセバスチャン映画祭で最優秀撮影賞を受賞したことも話題を呼んだ。結婚し、娘をもうけたものの大人になりきれない主人公、たすくを演じた心境を語った。 [PR] たくさんの想いがつまった脚本 Q: 佐藤快磨監督とは『壊れ始めてる、ヘイヘイヘイ』(2016)でも組まれています。 はい、小さな作品ではありましたが個人的にはとても好きな話で。個性的な演出がとにかく秀逸で、それが演じていてとても楽しかったんです。クランクアップした時に「つぎは何を撮るんですか?」と聞くと、「ナマハゲの話を撮りたい」と。数年後、まさか自分に声を掛けてくれるとは思わず、「えっいいの? あのときの話だ!」とすごく嬉しかったですね。 Q: 主人公のたすくはアテ書きだとか? インタビュー: 僕たちは対話で変われます ~ 小山 裕晃 さん|カンバセーション・ピース|note. 有難いことだと思いました。送られてきた脚本が素晴らしくて。こんなラストシーンを演じてみたい! この人間味に溢れた役を演じたいと強く思いました。父親になる覚悟がないまま父になってしまった男の、滑稽さ、愛おしさが詰まった脚本に胸を打たれたんです。 Q: 登場人物がそれぞれキャラが立っていますね? どの役も人生が垣間見れる。少ないシーンであっても、それぞれにその人の人間味をにじませた生きたセリフばかり。まだ監督自身も若いのにどうしてこんな脚本が書けるのだろう? と思いました。義理の親子を演じた吉岡里帆さんと余貴美子さんも、1シーンだけで二人の関係性が見えましたよね。 "全面バックアップ"の撮影現場 Q: 本物のナマハゲをご覧になりましたか? 2回ほど見学させてもらいましたが、大変勉強になりました。ナマハゲをになっているときとその前のオフの時間との緩急、切り替えが何だか生々しくて。実際に携わる方たちが撮影を全面的にサポートしてくださって。祭りへの愛情や伝統を守っていく気持ち、それからこの映画と監督への深い愛情を感じる素敵な現場でした。 Q: そうしたサポートは、佐藤監督が秋田県出身だからこそだと?
ゲームをしたり、好きなプログラミングを習ったりしましたが、会社を設立しました。 親子起業で小学生社長に ――え!! 会社を設立したんですか? はい。まだ実績は残せていませんが、ゆくゆくは子どもが楽しめるインターネットサービスを発信していきたいと思っています。でも設立しただけでも、めっちゃたいへんだったんですよ。定款をつくったり、登記申請したり、資金もクラウドファンディングで集めたりしたんですが、そういう一つひとつが……。 ――待って待って!