腰椎 固定 術 再 手術 ブログ

Fri, 17 May 2024 20:21:18 +0000

私は独立して起業する前は、製薬会社に10年の間、研究、開発、学術などの職務を経験したのち、血液関連のプロダクトマネージャーを務めていました。そのときに、体の状態が如実に表れる血液って面白いな、と興味を深めていました。 ただ、薬というものに携わり、医療現場を見てつくづく感じたのは、 薬はすべての病気を治す万能のものではない ということ。結局のところ、薬の効果は症状を止めるにすぎない。血圧であれば、下げる目的だけです。 たとえば、打撲で腫れて痛いといった「急性」の症状や、てんかんの発作を抑えたいといった「先天的」な病気に対しては、薬を飲むことによって症状が抑えられて楽になり、通常の生活を送ることができる。これこそ、薬って素晴らしい! といえるメリットです。 しかし、症状がずっと継続する慢性疾患に対してはどうでしょう。「高血圧は体質のようなものだから、一生飲み続けましょうね」と降圧剤を当たり前のように処方します。 しかし、ちょっと待って下さい!

  1. 血圧の薬はいつまで飲めばいいの?断薬の可能性は?高齢者医療の専門医が解説 – 転ばぬ先の杖
  2. 降圧薬のよりよい服薬時刻はいつ? | なかしま内科クリニック

血圧の薬はいつまで飲めばいいの?断薬の可能性は?高齢者医療の専門医が解説 – 転ばぬ先の杖

3年でした。 降圧薬の就眠時内服は起床時の内服に比べて、高血圧による合併症のリスクを以下の点で劇的に改善しました。 経過観察期間中の死亡のリスクを45%、そのうち心筋梗塞や脳卒中などの心血管病による死亡のリスクを56%も低下させました。 虚血性脳卒中(脳梗塞)と脳出血のリスクをそれぞれ46%、71%低下させました。 心筋梗塞のリスクを34%、心不全のリスクを42%低下させました。 著者らは過去に治療歴のない高血圧の患者さん、また心血管病の既往のない高血圧の患者さんで、より良好な効果が示された、と述べています。 ほぼ同じ薬を服用しているにも関わらず、服薬時刻によって高血圧患者さんの予後に大きな差異が生まれるという事実は、驚くべきことだと思います。就眠時内服例は起床時内服例に比べて睡眠中の収縮期血圧、拡張期血圧ともにより低値でした(収縮期血圧:114 mmHg vs. 118 mmHg; 拡張期血圧:64. 5 mmHg vs. 66. 1 mmHg)。すなわち、睡眠中のより大きな降圧効果が、降圧薬を就眠時に内服した患者さんの良好な予後に結びついたのであろう、と著者らは述べています。 最後に注意点として、この研究は白人の高血圧患者さんを対象にしているため、この結論をそのまま日本人に適用できるとはかぎりませんが、ふだんの高血圧の外来診療に大きなインパクトを与えうる論文といえるでしょう。 参考文献 Eur Heart J 2019 Oct 22. pii: ehz754. doi: 10. 降圧剤 効果が出るまで時間. 1093/eurheartj/ehz754. [Epub ahead of print]

降圧薬のよりよい服薬時刻はいつ? | なかしま内科クリニック

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血圧が高い方に、血圧の薬、いわゆる降圧剤を処方するとよく聞かれる質問があります。 「いつまで血圧の薬を飲む必要がありますか?」、「死ぬまで飲まないといけないのですか?」 です。それに対しては、 「基本的には生涯のみ続ける必要があります。しかし、生活習慣、年齢によっては減量や中止できることもあります」 とお答えしています。 今回の記事では、総合内科専門医の長谷川嘉哉が、血圧を飲み続ける必要性の解説と、減量・中止できるケースについてご紹介します。 1.なぜ血圧の薬は飲み続けないといけないのか? なぜ血圧の薬は飲み続けなければいけないのでしょうか? 1-1.大部分は遺伝性によるものだから 高血圧の大部分は遺伝と言われています。若いころは、血圧が低かった方でも、高血圧の素因がある方は、50〜60歳ごろになると血圧が徐々に上がってきます。そのため、血圧の薬がなかった時代は、60歳前後になると、脳卒中で多くの方が亡くなっていたのです。何しろ昭和55年ごろまでは脳卒中による死因が第1位だったのですから(最近は、癌、心疾患、肺炎についで4位)。以下の記事も参照になさってください。 1-2.本来は長生きができない種族だったかもしれない 寿命が延びたこと、脳卒中の死因が減った理由の大部分は、 血圧の薬による高血圧対策 です。本来は、遺伝的に長生きができない種族が、血圧の薬によって血圧がコントロールされ長生きができるようになったという見方もあります。 1-3.高血圧による突然死は失うものが多すぎる 先日、患者さんの娘さんが50歳代で脳出血で亡くなられました。以前から高血圧を指摘されていたのですが、放置されていたようです。脳出血は、血圧のコントロールで発症頻度を減らすこともできますし、仮に発症しても軽症にすることが可能です。50歳代での突然死は、あまりにも失うものが多すぎます。いくつになっても突然死を避けるためには降圧剤を飲み続ける必要があるのです。 血圧のコントロールに降圧剤は不可欠です 2.血圧の薬の副作用は?