診療履歴、既往歴の把握に時間がかかる 私は継承開業でしたので、当院かかりつけの患者さんの情報把握が第一の課題でした。 診療履歴を把握しようにも、20年以上通ってくださっている方の分厚いカルテは何冊もあり、その中から病歴を掘り出し、記載されている文字の解読、処方内容の理解をしなければなりません。前院長も一緒に勤務しているので、分からないところは聞くこともできましたが、とにかく地道で骨の折れる作業でした。 ほかにも、前院長だけ分かればよい書き方がされていたり、一行だけ書かれていたりということもありました。その時に役立ったのは、紹介状などの正式な書類です。患者情報が丁寧に書かれているので、それらをヒントに読み解いていきました。 過去の紙カルテをどのようにデータ移行した? 通院患者さんも、継承したての私にとっては初診の患者さんです。そのため、診察の際にはその患者さんのこれまでの紙カルテを開きながら内容を理解し、電子カルテには新しい情報や病歴を記入していくスタイルをとりました。 ただし、過去の検査データは紙カルテにそのまま貼り付けてあったため、電子カルテには移していません。今でも過去のデータと比較する際は、紙カルテも出すようにしています。 患者さんは、約1〜3カ月分の処方が切れる頃に再診されるサイクルが多いので、継承して3カ月を越えたぐらいでようやくかかりつけの患者さんを一周できた感覚でした。 全ての患者データを電子カルテに移行する方法もないわけではありませんが、その分莫大なコストがかかるので、しばらくは紙カルテも使いつつ運用していくことが現実的かと思います。 電子カルテに移行してよかったところは?
電子カルテ使用上、一番多いお困りごとはこれでしょう。 イレギュラーな対応や新人スタッフさんなど、「どうやってデータを入力したら良いのかわからない!」とか、「どうやるのか忘れた!」という事があります。 その方のパソコン能力にもよりますが・・・ 患者さんよりも、画面を見てしまう?
(保管スペースの減少) 電子カルテのデータはサーバーと呼ばれる装置に蓄積されます。この電子カルテサーバーには非常にたくさんのカルテ情報を保存することができるため、患者が増えても長年診療をおこなっていても、 紙カルテのように保管場所に困ることはありません。 電子化以前の紙カルテの保管方法によっても変わってきますが、必要な紙カルテだけ残すことができれば、保管スペースを減らすことができます。 紙カルテを原本として電子化保存するサービスもあり、大幅に保管スペースを減らすことができます。 メリット4 見たい情報がリアルタイムで確認可能 入力や編集、削除したものはすぐに反映されるため、紙カルテの所在がわからなくなった場合や、紙カルテがまわってくるまで確認・処理できなかったことが タイムリーに確認・処理できるようになります。 しかし、場合によっては紙を用いた方が便利であったりするため、受付票などの紙類が運用として残ることもあります。 メリット5 間違いを未然に防ぐ!
電子カルテは検索できるので、患者さんのカルテをサッと表示することが出来ます。カルテ出しに時間がかからず、紙カルテのように 搬送・片付けの手間もかからない ので、受付・会計の事務作業をスピードアップできます。 カルテが行方不明になることもありません 。 予約受付システムを併用すれば患者さんの待ち時間はさらに短縮でき、 待合室や駐車場の混雑防止、院内感染の予防 にもつながります。 【参考】 電子カルテ+予約受付でスピードアップ!! | 中央ビジコム 事務作業を軽減 電子カルテには、紹介状や診断書といった各種書類のテンプレートを多数搭載してあります。書類作成のサポート機能などを使えば、めんどうな事務作業も手間がかかりません。 また院内指示せんなどをテンプレート化し、投薬や注射・処置・検査などの指示内容を印字することもできます。(電子カルテで院内を完全に電子化するのではなく、一部アナログを残した運用も好評です。) カルテ棚が不要 電子カルテを使えば紙カルテを保管しなくてすみますから、 収納スペースが不要 です。地代の高い、首都圏のクリニックには大きなポイントです。 文字が読みやすく検索性が高い 電子カルテの文字たいへん読みやすいです。(ドクターの書く文字が読めなくて困ったことはありませんか? )スタッフの皆さんにも喜ばれ、院内の報連相(ホウ・レン・ソウ)がよりスムーズになるでしょう。 データ検索もできるので、見たい情報にサッとたどり着けます。 電子カルテ導入のデメリット 停電に弱い パソコンに使える無停電装置などもありますが、継続的に動かすとなると発電機くらいは必要になるでしょう。 もっとも、停電になってしまうと医療機器だけでなく施設全体が動かないので、停電時に普段と変わらない診療をすること自体、なかなか難しいようです。 故障すると診療が難しい 電子化ゆえの難点が故障です。電子カルテはパソコンですから、使用期間が長くなればなるほど故障のリスクが高まります。(ですので、システムは5年をめどに入れ替えをおすすめしています。) 実際には、電子カルテシステム全ての端末(一般的にパソコン3~5台)が一度に故障することはまずないので、故障で完全にお手上げ、という事態はほとんど起こりません。不具合を予防する仕組みもありますし、故障してないパソコンだけでシステムを運用する、補助システムもあるでしょう。 操作方法がわからない!?
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街でのお支払いに、楽天市場などの他サービスで貯まったポイントがご利用いただけます。期間限定ポイントも使えます。ポイントの設定方法がわからない方は こちら ※キャンペーン詳細を必ずご確認ください。 楽天ペイアプリのお支払い方法については STEP2 へ 交通系ICカードを日頃使っている方、注目です! 3つの方法で楽天キャッシュに お金をチャージして使います。 ※詳しい操作方法については こちら お支払い元に設定したクレジットカードから 引き落とされます。 ※締め日、確定日、支払い日は設定したクレジットカード会社のサイトをご確認ください。 クレジットカード払いの詳細は こちら ホーム画面またはお支払い画面で設定できます。 ポイント設定の詳細、チャージ払いのポイント使用方法は こちら ※一部楽天ペイアプリが使えない店舗がございます。 コード表示のお店では QR読み取りのお店では
2020年12月25日 「楽天ペイ」はスマホ・オンライン決済サービスの一つです。 スマホ決済は現金やクレジットカードを持ち合わせていなくても、スマホがあれば手軽に決済できるため利用者にとって便利な支払い方法です。 また、オンラインショップを利用する人の中には、商品の受け取りとは別に後払いができると便利だと考える人もいるでしょう。 このような場合も、「楽天ペイ」には後払いサービスがあります。 今回は、スマホ・オンライン決済サービス「楽天ペイ」の特徴や仕組み、そして後払いをする方法などを解説します。 スマホ決済アプリ「楽天ペイ」とは? 「楽天ペイ」は、楽天グループが提供するキャッシュレス決済サービスです。 楽天というとショッピングサイトの楽天市場が有名ですが、楽天ペイは楽天市場以外のショップでも利用できる点が魅力です。 楽天ペイで決済する方法は実店舗とオンラインの2種類があります。 実店舗では、楽天ペイのスマホアプリに表示されるコードを店員さんに読み取ってもらう方法と、レジに設置されているQRコードをアプリで読み取る方法のいずれかを選択。 ネットショップでは楽天アカウントと紐付けることでオンライン決済ができます。 現金・クレジットカードが手元になくても、楽天ペイのアプリや楽天IDがあれば簡単に決済できると人気のサービスです。 楽天ペイの特徴は? 楽天ペイで支払うと、支払金額に応じて楽天ポイントが貯まります。そして貯まったポイントは楽天市場を始め、実店舗での買い物などさまざまな場所で使うことができるためお得です。 楽天ペイが使える店舗は街中で拡大しており、コンビニやドラッグストア、スーパーなど日常的に買い物をする場所でも使える可能性があります。 楽天のサービスに限らず、生活必需品の買い物にも楽天ポイントが利用できるのはお得でしょう。 Suicaの発行やチャージ・利用も楽天ペイを利用して行えるため、通勤や通学をするだけでポイントを貯めることも可能です。 また、楽天ペイのアプリでは電子マネー「楽天キャッシュ」で支払うこともできます。 楽天キャッシュは事前にチャージが必要ですが、楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると最大1.
5%還元(楽天カードのみ) 楽天ペイSuicaにチャージできるクレジットカードは楽天カードのみで、Suicaへのチャージする都度200円につき1ポイント(還元率0. 5%)の楽天ポイントが貯まります。 楽天ペイのSuicaでは定期券やグリーン券の購入には対応していません。 モバイルSuicaは年会費も無料ですから、Suica定期券などのサービスを利用したい方は、モバイルSuicaや アップルペイのSuica がおすすめです。 楽天ポイントからSuicaへチャージもできる 2020年12月9日より楽天ポイントからSuicaへチャージができるサービスが開始されました。1ポイント1円分のSuicaにチャージできる上に、1円単位でチャージが可能です。 他社ポイントから交換した楽天ポイントや期間限定ポイントは対象外ですが、Suicaを利用する方にとっては朗報ですね。 ポイントで決済もできる!楽天ペイの使い方 楽天ペイは、基本的にはクレジットカードを登録することで決済をする、ポストペイ型のアプリです。事前に現金をチャージしなくても、クレジットカードを紐付けしておくことで、支払いがスムーズにできます。 ただし、楽天スーパーポイントを支払いに充てたり、楽天キャッシュから支払いに充てることも可能です。 楽天ペイを使う準備 以下に楽天ペイをスタートするにあたって、必要なものを表にまとめましたのでご覧ください。 楽天ペイに必要なもの 説明 対応機種端末 ・iOS10. 0以上 ・Android5.