南海トラフ地震の震源域で、1回の地震で全域が大きく揺れることもあれば、震源域の西側で大きな地震が起きて、東海3県のある東側は、まだそれほど大きな被害が出ていない、というケースもありえます。 こうした時に「さらに東側でも大きな地震が起きる可能性がある」と国が判断した場合に「臨時情報」の「巨大地震警戒」が出されて、すぐに避難ができない沿岸部の住民らは1週間程度の事前避難が求められます。 「臨時情報」が出たからといって必ず地震が起きるというわけではありませんが、備えとして正しく理解しておくことが重要です。 (3月12日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
南海地震と東海地震の関係は? 質問 「神戸では今後数百年は地震の心配がない」と聞きました。本当ですか? 回答 阪神・淡路大震災を引き起こした野島断層や六甲-高槻構造線の南西部の活断層は、今後数百年間に再び大地震を起こす可能性は極めて低いと言えます。しかしながら、周辺には大震災で活動していない活断層や、存在自体が詳しく分かっていない伏在断層もあると考えられます。それらの断層の活動履歴などについては詳しく分かっていない部分も多くあり、それらが大地震を引き起こす可能性があります。ですので、他の地域と比較して安全とは言えません。逆に、大地震の後に数年~数十年かけて地震活動が活発になる場合もあるので、大地震の後は安全という考えは非常に危険です。(地震予知研究センター) 質問 阪神・淡路大震災では、 高層ビルはほとんど倒壊していませんでした。高層ビルの方が安全なのですか? 回答 建物にはそれぞれの固有周期があります。時計の振り子が常に同じタイミングで揺れるのと同じ仕組みです。10階程度までの建物の場合、固有周期は1秒程度となります。建物の高さが高くなればなるほど、固有周期は長くなります。建物に一度力を加えると、力の大小にかかわらず、同じ周期で揺れます。この固有周期と同じ周期の揺れが地面から加えられると、共振という現象のため、建物の揺れがどんどん大きくなっていきます。阪神・淡路大震災を起こした地震の卓越周期は1秒程度であり、その周期と一致した建物は揺れが増幅された結果大きな被害を受けました。 高層ビルは建築基準も厳しく、強度だけを考えると、低層ビルよりも安全と考えられますが、周期の長い大地震の場合、高層ビルの方が被害が大きくなる可能性もあります。プレート境界における大地震は周期が長いため、将来発生すると予想される南海地震などにおける危険性が危惧されています。(地震予知研究センター) 強震動予測とは何ですか? 質問 天気は予報ができるのに、どうして地震は予知できないのですか? 回答 50年ほど前までは、台風が近付いてきてもわかりませんでした。今のように天気予報がそれなりに正確にできるのは、人工衛星などで広い地域の空の様子を正確に調べることができるからです。 地震を予知するためには、地震がおこる場所である地下深いところについてよく知ることが必要ですが、残念ながらいまの科学技術でも地下の状態を正確に知ることは非常に難しいのです。そのため、現在でも地震の予知は困難なのです。(地震予知研究センター) 近々地震が来るとの噂は本当か?
「最近、地震が多い気がする・・・」「今年は地震が増えているのでは・・・」と感じている方も多いようです。地震が多いとなると、「もうすぐ日本に大きい地震がくる前兆なのでは」と感じる方もいるでしょう。 ところで、実際に最近の地震は増えているのでしょうか? また、過去の大きな地震の前には地震が多かったのでしょうか? 地震防災にあたっては、状況を正しく捉えて備えることが大切です。本記事では2021年4月時点の地震発生回数を、過去10年のデータに照らして調査した結果をご紹介いたします。 気象庁の震度データベース検索で地震発生回数を調査! 気象庁のホームページでは、「震度データベース検索」が公開されており、1919年1月1日以降の地震を震度別に検索することができます。さらに検索にヒットした地震は日本地図上に円で表示され、円の大きさや色でマグニチュードや震源の深さが分かります。 震度とマグニチュードの違いなどの地震の基本情報については、以下記事を参照ください。 今回は、この震度データベース検索から、「屋内にいる人のほとんどが揺れを感じる」とされる震度3以上の地震発生回数の調査結果をご紹介します。 2021年1~4月の震度3以上の地震は91回!4月時点では例年より地震が多い?! 以下の表は、2018年から2021年における1~4月の4か月間の震度別の地震発生回数をまとめたものです。 2021年は1~4月の合計で91回、1か月あたりの平均は22. 75回と、過去4年で最も多いことが分かります。さらに4月時点で震度6強という強さの地震が発生していることも、今年の地震が強く印象に残っている理由の1つと考えられます。 年間累計と月平均を、過去10年分調査!2021年は本当に地震が多いのか?! 続いて、2011年から2021年までの10年間の地震発生回数の年間合計と、1か月あたりの平均を出したグラフをご紹介いたします。(2021年の年間合計のみ、1~4月の4か月間の合計数値になっています。) このグラフを見ると、1か月あたり平均で20回を超えた年は2021年を含めて6回あり、年間を通して見た場合には2021年4月時点の地震発生回数が過去と比較して特別多いわけではないということが分かります。 地震の増加は、巨大地震の前兆と言えるのか?! ご紹介した、1~4月までの震度別地震発生回数と、年間を通した地震発生回数の月平均から、2021年の地震は1か月あたり平均としては特別多いわけではないということが分かりました。 地震が増えていると感じると、大地震の発生が心配になりますね。では、それほど地震が多くなければ、大地震に警戒する必要はないのでしょうか?
ご紹介した地震発生回数で目立つ2011年、2016年はそれぞれ東日本大震災と熊本地震が発生した年です。それぞれの地震の前触れとして、地震発生回数が増加したのかどうか、見てみましょう。 以下の表は、東日本大震災と熊本地震の発生月とその前月までの12か月間の地震発生回数の集計です。 いずれの地震も、発生前月までの12か月間の合計および月平均は、特別多いものではありませんでした。2011年、2016年の地震発生数回数が多い理由は、巨大地震の前触れではなく、地震後の余震によるものだったようです。 地震の回数が特段増加していなくとも、巨大地震発生の可能性は常にあるものと考えて備えるべきでしょう。 地震の回数にとらわれることのない防災を! 震度データベース検索を用いた調査から、2021年4月までの地震回数は特段多くはないことが分かりましたが、一方で過去の大きな地震の前も特段地震の発生回数は多くはなかったことも、お分かりいただけたことと思います。 地震が続くと不安になってしまいますが、地震の発生回数に左右されることなく、常に「大きな地震は、いつおきてもおかしくない」と考えて備えることが大切と言えるでしょう。 日本の地震の発生回数を客観的に調べる際は、気象庁の震度データベース検索がおすすめです。
#1 #2 #3 政府の地震調査委員会は、30年以内に高確率で3つの大型地震が起こると予測している。京都大学大学院人間・環境学研究科の鎌田浩毅教授は「大地震に遭遇すると、誰でも気が動転する。ここで冷静な気持ちに戻れるかどうかが、生死を分けることになる」という——。 ※本稿は、鎌田浩毅『 首都直下地震と南海トラフ 』(MdN新書)抜粋の一部を再編集したものです。 写真=/Bulgac ※写真はイメージです 30年以内に高確率で3つの大型地震が起こる 政府の地震調査委員会は、日本列島でこれから起きる可能性のある地震の発生予測を公表しています。全国の地震学者が集まり、日本に被害を及ぼす地震の長期評価を行っているのです。今後30年以内に大地震が起きる確率を、各地の地震ごとに予測しています。 たとえば、今世紀の半ばまでに、太平洋岸の海域で、東海地震、東南海地震、南海地震という3つの巨大地震が発生すると、予測しています。すなわち、東海地方から首都圏までを襲うと考えられている東海地震、また中部から近畿・四国にかけての広大な地域に被害が予想される東南海地震と南海地震です。 これらが30年以内に発生する確率は、M8. 0の東海地震が88パーセント、M8. 1の東南海地震が70パーセント、M8.
上記ではすし上等と銀のさらを比較していきましたが、どちらがお好みでしたでしょうか?お寿司の大きさでいったら銀のさらの方が魅力的かもしれませんが、値段は少し張ってしまいます。 その反面、すし上等はリーズナブルに美味しいお寿司を楽しむことができます。例えば、ちょっと特別な日は銀のさらで、家族で気軽に楽しみたい時はすし上等でも良いでしょう。 すし上等と銀のさらで絶品宅配寿司を味わおう! 本記事では、宅配寿司で有名なすし上等と銀のさらの違いを徹底調査していきました!どちらも宅配寿司専門ですが、すし上等と銀のさらは運営会社が同じということが分かりました。ただし、お寿司の種類や大きさなど、すし上等と銀のさらの違いも多数ありました。 お寿司を宅配する際は、すし上等と銀のさらではどちらが良いか比較して選んでみましょう。すし上等と銀のさらはどちらも素敵な宅配寿司店です。絶品のお寿司をしっかりと味わってください。 ※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。
1人前の注文が大歓迎 どの商品を選んでも1人前から配達可能です。ただし注文が1500円以上なら無料ですが以下だと200円かかっちゃいます。 一人から注文できる手軽さが配達料という形で敷居が高くなってしまいますが200円なので割り切るしかないですね。 2. 後片付け上等 銀のさらでは通常、立派な容器に寿司がのっていて食後は返却の必要があります。 注文時に選べますが、すし上等では最初から容器の返却が不要!として使い捨て容器になってるので、食べ終わったらポイ!と捨てるだけでokです。 器やお皿って料理の見栄えにも関わってくるので、ちょっと味気ないですが、ささっと食べたい時はちょうどいいですね。 3. わがまま上等 ネタを替えることや、わさび抜き、シャリは小さめなど、まるでラーメン屋のように自由に決めていいそうです。 わさび抜きなどは銀のさらでも出来るのでわがままの種類がもっとあったら面白いですけどね。 すし上等のメニュー 数は多めではないので迷わず選びやすい事が特徴のメニューですが、例えばウルトラ特上という最上位の商品でも1人前1200円込みだと1296円です 最近は、 子供にも食べやすいサイズの大きさで「プチすし」 というメニューも追加されました。 公式の写真で見ると結構違いますね! ちなみにこちらも実際に注文して定規や測りで大きささ重さも比べた記事もあるので気になる方はこちらから↓ 実は違う部分はグラムも? コメントいただきわかったことがあります。 銀のさらと寿司上等の違いはメニュー以外で 違う部分はネタのグラムが違うだけ のようですよ! 今度全てグラムを測ってみようか?と思いましたがそれは大変ですね。誰か測ってください(笑) メニューは寿司上等仕様になってますが中身は同じでも少し少なめなのかな!
デリポイントとは?