敵と遭遇すると回避するのか、それとも戦うのか、その都度プレイヤーには判断が求められます。回避しない場合には所持している武器で敵を倒すことに。武器はR2ボタンだけでも使えるのですが、銃器はL2ボタンで構えて、R2ボタンで発砲するのが基本となります。 武器の切り替えは、クイックスロットに設定したものを方向キーの上下左右で選択でき、最大4種類の武器を瞬時に変更しながら戦うことが可能。銃器の弾薬は、□ボタンでリロードできるので、射撃の合間や移動中に済ませておきましょう。 これまでに武器として、近接戦闘や木箱などの破壊に役立つナイフ、汎用性に優れたハンドガン、高威力のショットガン、スコープで遠距離の敵も狙えるスナイパーライフル、設置しておくと敵を感知して爆発する地雷が確認されています。 ダメージを軽減するため力を発揮してくれた"ガード"が『バイオハザード7』からパワーアップ。本作ではL1ボタンで敵の攻撃をガードしたあとに、再びL1ボタンを押すことで敵を蹴り飛ばすことが可能に!
ホラーに関しては比較的平気な筆者も、この手の恐怖は大の苦手だったので終始ビビりまくり。「このエリアでは探索に集中できるんだな」というわかりやすい展開になっているにも関わらず、ビクビクしながら進めていた。もう雰囲気からして無理すぎる! 助けて! なんとかふたり目の貴族を倒して3人目、4人目の貴族のエリアにも足を踏み入れると、4貴族のエリア、すべてが 質の異なる恐怖 で演出されていたことがわかった。これは『 バイオハザード 』恐怖演出の集大成とも言えるのではないだろうか。まさか本作で、これほどまでに多彩な恐怖を感じられようとは。ある意味贅沢の極みなのかもしれない。 そして筆者は『バイオハザード』シリーズで、初めて泣いた。これまでの作品でも感動したことはあったけど、さすがに泣くことはなかった。しかし本作は泣いた。おそらく筆者の年齢がイーサンに近いことで感情移入したこともあると思うが、子を持つ親世代の人は、ガチで泣くんじゃないかな。 『バイオハザード ヴィレッジ』はさまざまな質の恐怖を感じつつも、恐怖疲れを感じさせない作りになっており、なおかつストーリーでは超感動モノ。イーサンの物語の完結を見届け、そして何かを予感させる展開は、『バイオハザード』シリーズファンはもちろん、これを機に『バイオハザード』をプレイしてみたいという人もオススメです! もちろん『バイオ』おなじみのやり込み要素も豊富。本編を1回クリアすることでアンロックされますが、無限弾薬をはじめ魅力的な報酬がたくさん!