モゲチェック | オンライン型住宅ローン借り換えサービス
2021年02月26日18時34分 26日の東京債券市場では、長期金利の指標とされる10年物国債の利回りが急上昇(価格は急低下)し、一時0.175%を付けた。日銀がマイナス金利政策の導入を決めた2016年1月以来、5年1カ月ぶりの高い水準。米国で景気回復期待を背景に金利上昇が進んだことをきっかけに、日本でも今月上旬から金利の上昇が加速している。 債券市場の金利上昇を受け、三井住友銀行やみずほ銀行など大手銀行4行は26日、住宅ローン金利を改定し、固定期間10年の最優遇金利を3月から0.05%引き上げると発表した。 長期金利が上昇すると、住宅ローンや銀行借り入れなどで個人や企業の利払い負担が重くなる。金利の水準自体はなお低いものの、景気回復への逆風となる恐れがある。
今月の住宅ローン金利の動き 今月、主要な銀行の変動金利型は特に動きがなく、低位安定しています。固定金利型では、長期金利が低下したことから、フラット35が0. 01%低下しました。 住宅ローン金利は、変動金利では安定した低金利が続き、固定金利はやや上昇していく可能性があると、モゲチェックでは予想します。 4月にみずほ銀行が変動金利で0. 375%という超低金利を打ち出すなど、メガバンクがネット銀行に対抗する動きが出ています。オンライン上での住宅ローン申込みの獲得を目指して、金融機関各社の競争が激化しており、今後も変動金利を中心に低位安定して推移すると予想します。 金融機関間の金利差が無くなるなか、住宅ローン金利に含まれる団体信用生命保険の保障内容が注目されます。 金利とともに、団信の保障内容を踏まえて住宅ローンを選ぶことが、ますます重要になっています。 住宅ローンインデックスの動き 主要なネット銀行、メガバンク、地方銀行の変動金利、メガバンクの10年固定金利、フラット35の金利をそれぞれ平均した、住宅ローン金利インデックスの動きは下図の通りです。 (住宅ローン金利インデックスとは、複数の銀行の金利を平均化した指標のことをいいます) (タップで画像拡大) インデックスの内訳と、主要銀行の前月との金利比較は下記です。 出典:この記事はMFS社の「MOGECHECK」の記事を転載したものです。
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J. C. カタログガイド資料請求コーナーがスタート
〈vol. 10 春号(2020年4月発行)より〉 2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場。ここでたくさんの感動が生まれるのかと思うと、胸の高鳴りが!ところで、木材を多用していることでも知られるこの施設。鉄骨造なのに木材がたくさん?何だかいろんな疑問がわいてきました。そこで大成建設の作業所長さんに話を聞きに、レッツゴー!! 3社共同で大プロジェクトを成功させよ! デジタルデザインは、わかりやすい? ~新国立競技場ザハ案を通して<山梨知彦氏>|Magazine(マガジン)|建築 × コンピュテーションのポータルサイト Archi Future Web. 「この仕事に携われて、本当に光栄でした」と、感無量な表情で登場したのは新国立競技場整備事業の全体調整役で工務責任者である大成建設の八須智紀所長。なんせ、世界的なイベントが行われる会場です。スポーツ界をはじめ日本中、いや世界中から注目され、期待を集める中、計画通りに完成させなければなりません。 そんな難しい上に失敗の許されない国家プロジェクトを成功へと導いたのが、大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所の3社による共同企業体(ジョイントベンチャー、JV)です。 「木を用いたデザインで知られる隈研吾建築都市設計事務所、スポーツ施設の設計経験が豊富な梓設計、ゼネコンとして設計・施工・技術開発部門など総合力を持った当社。その3社の強みを結集したことで、より良い競技場が完成したと思っています。また、今回は『デザインビルド』といって、設計と施工を一括して請け負う発注方式が採用されました。そのため、設計段階から竣工(工事が完了すること)まで設計者と施工者が緊密に連携できたことで、工事を効率的に進めることができました」 知恵を出し合い技術提案書にまとめるべし! 新国立競技場整備事業ではデザインや建設を行う事業者を公募し、応募者がそれぞれに制作した技術提案書によって選定が行われました。技術提案書とは、コンセプトや建設方法などの基本方針を定めたもので、審査前から誰もが見られる形で公表されました(応募者名については、審査前は伏せられていた)。いわば「こういう競技場を建てますよ」と日本中に宣言した"大切な約束事"というわけです。 「技術提案書に書いたことは必ず実現しなければいけません。国立競技場に求められる厳しい要件を満たしつつ、より良いスタジアムをつくるためにはどうすればいいか。設計者と施工者、それぞれの立場から知恵を出し合いました」と語る八須所長。さまざまな意見を上手に盛り込み、1つの技術提案書にまとめるのは大変な作業だったのだそう。厳正な審査を経て、新国立競技場整備事業は大成JVが受注することに。新しい国立競技場の建設が本格的にスタートしました。 設計作業だけでも1年かかる!