メイン画像 画像B 画像C 画像D 先週21日に開花が発表された東京のソメイヨシノ。きのうからの「寒の戻り」にも負けず順調に開花が進んでいます。さて、平成も残すところ40日を切り、今回が最後となる「平成の桜」。昨年までの平成の30年間、東京では開花してから満開までどのくらいの日数を経ていたか。図表で確認します。 平成最長は14日 最短は開花から4日 先週21日に開花が発表され、都内でも本格的な桜のシーズンに突入しました。次に気になるのが見頃のタイミング。そこで昨年までの平成の30年間の東京都心の【開花から満開までの日数】を調べてみました。 年号が昭和から平成に変わった年は、開花から満開までに実に14日間を要しました。平成の30年間で最長の記録です。その一方で、開花から満開まで最も早かったのが、平成10年の4日。この期間中は、最高気温が連日15度を超えていて、満開発表の前日の3月30日には24. 図表で振り返る 東京の桜 満開までの道のり 〈tenki.jp〉|AERA dot. (アエラドット). 5度と満開を後押しする暖かさでした。 ここ数年を振り返ると昨年の平成30年(2018年)は過去最早の記録に迫る3月17日に開花し、7日後には満開を迎えました。おととしの平成29年(2017年)の開花は3月21日で平年より5日早い開花でしたが、その後、雨の日が多く、満開までに12日もかかりました。 ※上記は「平成」で括ったデータです。 更に時代を遡ると 最長記録:20日(1937年) 最短記録:3日(1964年, 1931年)という記録があります。 東京の桜 きょうの表情 きょう24日の東京は、朝から綺麗な青空が広がりました。けさ東京・千代田区にある靖国神社を覗いてみると標本木の蕾は順調に咲き開いていました。境内にはソメイヨシノ以外にも様々な桜の木々があり、見ごろとなっているものもありました。 日本気象協会20日(水)発表の最新の予想では、東京の満開は今週金曜日の29日を見込んでいます。次の週末の30日土曜日と31日日曜日は、見ごろとなった桜の下、平成最後のお花見を楽しむことが出来るはずです! あす25日 花見ランチできる? あす25日は、きょうに引き続き、高気圧の晴れの圏内です。昼ごろの気温は、10度を超え、日差しが暖かく感じられそうです。ですので、ランチタイムに桜の下でお花見を楽しむことが出来そうですよ。 トップにもどる お天気ニュース記事一覧
桜の開花から満開と散るまでにかかる期間は?沖縄ではソメイヨシノがないって本当? | 新百合情報局 更新日: 2020年1月29日 公開日: 2018年12月16日 3月の中旬になると 桜 の開花宣言が気になりますね。一般的に 桜の開花 とえば ソメイヨシノ のことを指しますが、 開花 してすぐに桜の見頃になるわけではありません。 開花 から 満開 まで、そして 満開から散るまでの期間 を把握して計画を立てましょう。 今回は 桜の開花とは? 開花から満開までの日数は? 満開から散るまでの日数 など桜の開花状況について詳しく紹介します。 桜の開花から満開まで何日かかる? 桜の開花とはどれくらいの状況? テレビなどで紹介される 桜の情報はソメイヨシノ のことを指します。「 〇〇で桜の開花宣言が発表されました 」とテレビやラジオで紹介された場合の状況は、 「 標準木のつぼみ が 5,6輪 花が咲いた状態」 のことを言います。 標本木 とは各地の気象台の敷地にある基準としている桜の木のことで、 東京 の 桜(ソメイヨシノ) の標本木は 靖国神社 です。 靖国神社の桜 開花日の時点では5,6輪花が咲いただけなので、もちろん見ごろとは程遠いです。ではどれくらいから桜の見頃になるのかというと、 5分咲き~7分咲き くらいからです。 満開は桜が全部咲いた状況ではない? 100点満点というように、満開は桜が全て咲いた状態だと思うかもしれません。ですが、 桜の満開とは 8分咲き 、つまり 8割の桜が咲いた時点 のことを指します。 つまり、満開と発表を聞いた当日に桜を楽しむのも良いでですが、その時点では8分咲きなのです。 満開日 の2,3日後に行くと100%の開花した桜を見ることができます。 開花日から満開日までの日数は地域により違う? 図表で振り返る 東京の桜 満開までの道のり(気象予報士 樋口 康弘 2019年03月24日) - 日本気象協会 tenki.jp. 桜の開花日から満開日までの日数は日本全国同じだと思うかもしれません。ですが、地域によって多少日数に違いがあります。平年の開花から満開日までの日数は 四国、九州地方は8日~9日、 関東から中国地方は7日間程度、 北海道、東北、北陸地方は4日~5日 ただしこれはあくまでも 平年の場合 です。 2017年の東京では開花してから寒い日が続き、 満開になったのは開花してから 12日後 でした。反対に福井市では、 開花からたった 2日後 に満開 に達しました。 満開になるまでのポイントは?
佐藤大介です。今年は桜が長持ちしていると耳にしますが、本当にそうですね (写真は関東近郊某所のソメイヨシノ) 統計を取ってみると、最近の桜は早めに開花して、満開までの期間は長くなる傾向にあることが、わかりました。 今年、東京は開花から満開まで10日。ここ10年の平均が7日ですから満開までも3日長く、満開後に一気に桜を散らすような大風もなかったので、都内では今でも、かなり花弁の残っている桜の木を見かけます。 ちなみに今年、ソメイヨシノの開花から満開まで一番長くかかったのは、松山で19日間でした。(4/12現在) このままいくと、これは記録のある過去10年間で 最長の記録 となります。 最近は、西日本を中心に、この開花から満開までの期間が、長期化しています。 西日本では、満開までの日数平均が8. 7日に対して今年は12. 5日と、4日ほど長くかかり、今まで満開を迎えた地域全体で見ても、10年の平均が8日に対して、今年は10. 4日、去年は11. 3日でした。 一昨年までは関東から西の地域で、開花から満開までの期間が、10日を要した年はありません。 つまり、、、 『開花は早まる傾向にあるが、開花から満開までの期間は長くなってきている』 というのが最近の傾向と言えそうです。もっと言えば、 『桜を楽しめる期間が長期化している』 とも言えます。 これは冬から春にかけて寒暖の差が大きく、暖かい日が早くやってきて花は早く咲くけれども、早く咲くと、それはまだ寒気も降りてくる時期ですから、強い寒の戻りもあり足踏み状態が続く、といったことだと考えられます。 桜好きの自分にとってはうれしい半面、やはり気候が急に変わってきているとも考えられるので、そうのんきなことばかりは、言ってられないですね。 さて、これまでに咲いたところでは、そろそろ桜吹雪も終わりというところもありますが、さくら前線はみちのく入りして、北の地方ではいよいよさくらの季節の幕開けです 北日本の開花予想は今のところ、平年よりやや早いくらいで、西日本のときのように極端に早いというところはありません。北の大地でも、5月の大型連休の頃には綺麗な桜が楽しめそうです。