血液が凝固し、脳の動脈を詰まらせることが原因で引き起こされる「脳梗塞」は、一度発症すると非常に再発しやすいため、発症予防が大切とされています。 今回は、脳梗塞の発症を予防するために有効な食生活の改善について、脳梗塞の予防効果が期待できる食べ物やレシピをご紹介していきます。 脳梗塞予防のために食事で気をつけることは? 脳梗塞の原因となる血栓ができる背景には、肥満・高血圧・高脂血症など、生活習慣病が潜んでいるケースが多い です。このため、生活習慣病のリスクを回避できるよう普段の食生活を見直すことが、脳梗塞の予防にも非常に効果的であると考えられています。 具体的には、以下の点に注意して食生活を改善することが、脳梗塞予防に効果的とされます。 腹八分目の食事 を心がけ、適性のエネルギーを摂取する ドカ食いを避け、糖と脂肪の過剰な吸収を避けるため3食きちんと摂る 1日の摂取カロリーに対し、 炭水化物60%、脂質20~25%、タンパク質15~25% になるようバランスの良い食事を心がける 食塩を摂りすぎない アルコールの摂取を避ける 野菜や果物 を積極的に摂取する 血液の流れが良くなるよう、 水分はこまめに摂取 する 脳梗塞予防に効果がある食べ物・控えたほうがいい食べ物は?
5mm以上も少ないとわかったのです。 また、農家を営むある患者さんは、肉が大好きなかたでした。ところが、毎晩のように山盛りのキャベツのせん切りも食べていたためでしょう、大きなプラークはできませんでした。 なぜ、野菜を多くとると、プラークがたまりにくくなるのでしょうか。その理由の一つとして考えられるのが、白血球の一種である、 マクロファージ の活性化です。 多くの野菜には、マクロファージを活性化させ、血管内壁のプラークを食べる能力(貪食能)を高める効果があると考えられます。どの野菜に効果があるのかは、まだすべて解明されていません。 しかし、唯一、ネギのヌルヌル成分が貪食能を高める効果があった、というマウス実験は報告されています。ですから、ネギを具の一つとして入れるといいでしょう。 また、野菜に多く含まれる食物繊維には、食事でとった油脂と腸管内で結びつき、便とともに排出する作用があります。さらに、油脂を分解する働きがある消化酵素・リパーゼも、野菜には豊富です。 まさに 野菜は、動脈硬化予防のための救世主 なのです。 私はキノコも入れて毎日愛飲!
1 食事制限があっても美味しくごちそうをいただけるコツがわかります。ちょっとひと手間レシピを変えるだけで、腎臓病の人にも安心して食べられるおいしいメニューに早変わり。そのちょっとの工夫がわかります。 「何が減って何が増えるのか、何の代わりに何を入れることができるのか」を知ることで、調理のコツ・・・ 発行:2021年5月20日 定価:1, 760円(税込) ISBNコード:9784865137613 ・国立がん研究センター東病院の管理栄養士が考えた"がん患者さんのためのメニュー" ・約250回を数えるがん患者さんのための料理教室で、好評だったおいしいレシピを掲載 ・がん患者さんの体調(副作用)や症状を7テーマにわけ、1食分の献立ごとに紹介!