カメラと目の中身はよく似た構造になっています。光が入るための窓口、光を曲げて( 屈折 《 くっせつ 》 )ピントを合わせるためのレンズ、光が通る空間、屈折した光を照らし出す 的 《 まと 》 など、基本的な作りは同じです。でも、人間の目はカメラのようにレンズの位置をずらしてピントを合わせることができません。そこで人間の目は、レンズの厚さを変えることでピントを合わせています。ピントを合わせる場所(レンズの厚さを調節する場所)は「 毛様体筋 《 もうようたいきん 》 」という筋肉と「チン 小帯 《 しょうたい 》 」という 線維 《 せんい 》 です。これが縮んだり緩んだりしてレンズの厚さを変えます。具体的には、筋肉が縮むとレンズの厚さが増して、近くのものにピントがあうようになります。逆に、筋肉が緩むとレンズの厚さが減って(薄くなって)、遠くのものにピントがあうようになります。これらは 自律神経 《 じりつしんけい 》 といって無意識にはたらく神経によって調節されています。 なぜ目は2つある? ところであなたは、なぜ目が2個あるか知っていますか? ここで1つ実験。あなたの 目の前に人差し指を立ててそのままキープ してください。次に、右目を閉じて左目だけで指先を見てください。次に、左目を閉じて右目だけで指先を見てください。すると、ちょっとだけ指先の見え方が異なりますね。実は、この両目のほんの少しの見え方の 違 ( い(ズレ)を使って、物体の近さや遠さを認識する、むずかしい言葉で「 立体 ( りったい) 視 ( し) 」をするのです。その証拠に片目でキャッチボールをするのはとてもむずかしい。 両目だとボールとの距離感や、速さ、位置をすばやく読み取る ことができます。 暗い所で本を読んだり、長時間ゲームをしたり、テレビを近くで見たり、スマートフォンをずっと見てばかりいると、目が悪くなるって知っていますか? 子供 目をパチパチする. そのわけは、さっき出てきた「目がピントを合わせる」はたらきが悪くなるから。目が悪くなったら、ものが見えづらくなって、それはそれは本当に不便です。あなたの友だちやおうちの人の顔の表情も見えにくくなるし、学校の先生が書いた黒板の字も見えづらくなる。 もし目が悪くなったら、メガネをかけたり、コンタクトレンズをつけたりして目の見る力を 矯正 ( きょうせい) しないといけません。メガネやコンタクトレンズをつかうって、とてもストレス。だから、目が悪くならないように、ずっと大切にしないといけませんね。 目を見れば気持ちがわかる?
執刀実績年間1, 500件の眼科医が解説】 佐藤 香 アイケアクリニック 院長 アイケアクリニック銀座院 院長
3~4歳の幼児期から発症があると言われているチック症。 子供のチック症の初期症状は、まばたきや鼻をひくひくするなど、顔にでると言われています。 チックは、「ある限局した一定の筋肉群に、突発的、無目的に、しかも不随意ふずいいに急速な運動や発声が起きるもの」との定義があります。 また、目のかゆみや目の疲れでまばたきをしていたのが癖になってしまうケースもあります。 ですから、まばたきの多さを指摘すると、子供がまばたきを意識して、余計に増えてしまう場合も。 まばたきが気になるとしても、指摘をせず、子どもの個性として見守ってあげるくらいの余裕が必要です。 まとめ 子供のまばたきが多いと、もしかして病気?チック症?と心配になりますが、テレビやゲームや読書で目を酷使した時の目の疲れやドライアイ、アレルギー、逆さまつ毛などの可能性もあります。 もし子供のまばたきが多いと気になっている時は、念のために眼科を受診してみてはいかがでしょうか?
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Feb 11 2021 樒(しきみ)とは葬儀や法事、仏壇などのお供えなど、仏事に欠かせないとされる植物です。 仏教であれば宗派を問いません。日常的に目にすることが少ないため、神事に使われる榊と混同している人も多いようです。しかし、もともとはお供えとしてだけでなく、葬儀においてさまざまな用途がありました。 今回はその歴史もあわせて、樒という植物の基礎知識や、仏事においてどのような用途があるのかなどを詳しく解説致します。 樒(しきみ)とは?
Uncategorized 2019. 06. 12 2019. 05. 23 「樒(しきみ)」と「榊(さかき)」は全然違う!
5cm程の小さな白い花が下向きに咲き、11月頃には5mm程の丸い果実が熟して黒い実がつきます 葉は光沢があり長さ6~8cm程の楕円形でふちにギザギザがなくつるりとしています 字を見てもわかるとおり、榊は「神」と「木」を合わせた字ですから、神さまに関わりがある木ということになり神事(神道)に使用します 神社でのお祭りはもちろん、神棚にも榊は欠かせません 榊の語源には、神と人との境である事から「境木(サカキ)」、常に緑の葉で繁(さかえる)ことから「繁木(サカキ)」などの説があります 榊の代用として使えるもの 今でこそ流通が発達したので色んな地域で榊を購入する事ができるようになりましたが、榊は一部の地域でしか自生しないため他の地域では代用品が使われていました その代用品がヒサカキや楠・椿で、さらには杉を使ってる地域なんかもあるようです 地域によってはヒサカキなどを「サカキ」と呼ぶ為、本来の榊を「本榊(ホンサカキ)」「真榊(マサカキ)」として区別するようになりました 代用品のヒサカキはサカキと区別するために「ビシャコ」「シャカキ」「下草」「シャシャキ」「サカシバ」などと呼ばれたりもしています まとめ 関東のスーパーや花屋さんでは樒を見る事はあまりないのですが、西日本では両方見かける事があるので購入する時は気をつけてくださいね
2017/5/24 2018/3/22 通夜・葬儀 葬儀社に勤めてから、毎日毎日「樒(しきみ)」と顔をあわせている法子です。 入社する前は樒という言葉さえ知らなかったのですが… 正直言うと樒も榊もパッと見は同じに見えます。 ただ、ポイントをおさえて見ていくとやっぱりところどころ違いますし、 使われ方にいたっては全然違いますので、 間違って購入していったらご年配の方にお叱りを受ける場合もあります。 そんな事態を防ぐためにも、本日は榊と樒の違いについて説明していきます。 スポンサーリンク 画像で違いを確認!榊と樒の違いって? 榊と樒の違いを画像で確認しましょう。 まず、 こちらが榊(さかき)↓ よくスーパーやお花屋さんでも見るものですよね。 束にされたものは葉っぱがキレイに全てこちらを向いています。 次に 樒(しきみ)です↓ 榊と比べると葉っぱの向いている方向が一定ではなく、色々な所を向いている のが分かりますか?
2017/7/14 8月イベント 8月のお盆時期、お墓参りに行く人も多いと思います。 お墓参りに欠かせない(定番?