取り敢えず『お狐様~』シリーズ感想書き込みはこれで終わりです。 『 お狐様の異類婚姻譚 元旦那様と鬼の嫁入りに巻き込まれるところです 』糸森環著【挿絵:凪かすみ】(一迅社文庫アイリス/一迅社)2019年12月1日発行 もののけの住む世界で、神隠しに遭い薬屋として生きている人間の少女と八尾の白狐(郷長)の元夫婦(実績と実感はない/笑)の第三弾で、現時点では最新刊です。 毎度の副題通りのお話しと云うか、漸く二人の気持ちも噛み合って再婚と云うオチになったのに、鬼に気に入られてしまったことで、また振り出しに戻っています(笑) 主人公は振り回されている風にも見えますが、実際はお狐様を可也振り回しています。それ故に元旦那様の執着の凄さが愉快です。 主人公の隠された正体と、育ての親に箱入り・過保護に育てられた所為で、しっかりしているようで抜けている部分が余計なモノを引き寄せてしまうのかもしれません。 元旦那様よりも懇意にしている常連客の方が先に隠された正体(? )に辿り着きそうな雰囲気ですが、さてどちらが先に真実に辿り着くのか……恋愛モノでしたよね(苦笑) 恋愛要素としては互いに明後日の方に突き進む展開なので甘さは皆無です。そのため、前述したような謎要素を楽しんでいるところです(;´Д`) 【特典SS】 怪(あやかし)に肝試しのネタにされる人間って……(苦笑) 主人公の背後(傍)に居るのが里の三強だからこそなのでしょうが、色々と状況把握が得手でない主人公にとっては散々な状況でしょう。一応説明はされたので、それで納得できるか否か。
#3 【義炭】仔狸さん、花嫁道中【煉炭】 | お狐様と化け狸のこんぽこ異類婚姻譚 - Novel ser - pixiv
キャラデザがめちゃ麗しい。それでいて内面は可愛さ全振りの一途キャラとか。これは推せる・・・! 鬼の愛が恐ろしいのは死後だけだと思えば(それも逆にエモい)、これまで登場した誰よりも雪緒に優しくしてくれそう。 まぁ誘拐犯なんでアレですが(誘拐犯ばかりだな) でも夢と現が混ざり合う時間に、鈴の音と共に切なく雪緒を呼び続ける三雲はとても素敵で・・・・・・鬼さんこちら、手の鳴る方へ・・・・・・ あのへんの御伽噺というか怪異譚っぽさは最高でした。そのまま連れ去られそうな危うさが特に良かった。 まぁ三雲がどれだけ誘惑しようと雪緒の心は白月のものなのですが。 そもそも三雲は腹芸ができるタイプではなさそうだし、それだけで雪緒の好みから外れそう。 あれだけ狐に化かされて謀られて苦労してるのに「自分を振り回してくれる人が好き(意訳)」とかいうのがね。呆れるほど筋金入りの恋心です。 そんな雪緒の好みド真ん中をいく白月は、雪緒を救おうと何度も必死に動いていたのが印象的でした。 てかなんか普通にヒーローみたいでしたね!びっくり! 救出作戦3回目あたりで思わず笑ってしまったんですけど(白月さま健気かよ・・・)、 あのシーンこそ今回の裏モチーフ・花一匁 。 狐の一族が鬼の一族の前に立ち塞がって指差して、あの子が欲しい。あの子じゃわからん。相談しましょ。そうしましょ・・・・・・(童歌モチーフ好きすぎる)(今回の章題も良かった) 花一匁のシーンは白月たちの動作もセリフも芝居がかっていて楽しく、挿絵もまた冴え冴えとした美しさ。 緊迫感と滑稽さが絶妙に入り混じる鬼と狐の花一匁。何度も反芻するほど心に残るシーンでした。 雪緒が巻き込まれた「鬼の嫁入り」騒動の結末がまた最高。 狐は化かすものですよ!知ってた!けど本っっっ当に性悪だなぁ!笑 三雲に同情してしまった読者は結構多いのでは?私は同情したので三雲さんのリベンジ待ちです。ラストの流れ的に再登場ありますよね?? Amazon.co.jp: お狐様の異類婚姻譚 元旦那様と鬼の嫁入りに巻き込まれるところです (一迅社文庫アイリス) : 糸森 環, 凪 かすみ: Japanese Books. そして一連の騒動の元凶についても一段落・・・・・・したのか? よ、宵丸〜〜〜〜〜〜〜!! 1巻2巻と、のほほん味方側ポジションだったのに!ここにきて!ここにきて、これかッ!! あやしいあやしいと思いつつ、いざ真相を明かされると衝撃を受けずにいられない。もうなんなの好きすぎる。 宵丸が苗字を知るくだり、糸森さんらしい言葉遊びと伏線回収にゾクゾクが止まりませんでした。 設定も構成もハマりすぎて美しい。本当に、なんて無駄のない・・・・・・これはもう芸術では??
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大人気異類婚姻ラブ第5弾! ※電子版はショートストーリー付。 お狐様の異類婚姻譚 の関連作品 この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています 無料で読める 女性向けライトノベル 女性向けライトノベル ランキング 作者のこれもおすすめ お狐様の異類婚姻譚 に関連する特集・キャンペーン
本の詳細 登録数 9848 登録 ページ数 280 ページ あらすじ 疑惑の女性の周囲をとりまく、「噂話」の嵐 「あの事件の犯人、隣の課の城野さんらしいよ…」美女OLが惨殺された不可解な事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まった。噂が噂を増幅する。果たして彼女は残忍な魔女なのか、それとも──。 あらすじ・内容をもっと見る 書店で詳細を見る 全て表示 ネタバレ データの取得中にエラーが発生しました 感想・レビューがありません 新着 参加予定 検討中 さんが 読 み 込 み 中 … / 読 み 込 み 中 … 読 み 込 み 中 … 白ゆき姫殺人事件 の 評価 48 % 感想・レビュー 2904 件
その後、赤星は城野の両親を訪ねるが、娘が犯人だと考えていた両親はカメラの前で謝罪する。 その後「カベミミッ!
難しい 2014/03/30 09:03 3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。 投稿者: あかね - この投稿者のレビュー一覧を見る 好き嫌いがわかれそう なんだか私には難しいというか、まどろっこしいというか、、、 感情移入できないまま終わったな ミステリー 2017/09/18 11:16 投稿者: ぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る はじめてこの作者の作品を読んでみました。犯人は意外な(想像していなかった)人でした。人間の嫉妬や妬みなどいろいろな感情を含め考えさせられる作品に思えました。 個人的には少し読みづらい部分も感じました。