これも良く聞かれます。 吸収糸といって抜糸(ばっし)が必要なく、時間が経つとボロボロと自然と脱落する糸があります。皮膚や口の中を縫う時は溶ける糸といっても溶けてなくなるわけではないんです。 この糸はナイロン糸とくらべて糸の跡が残りやすいという決定的なデメリットがあります。キズと癒着しやすい(組織反応が強い)ことと自然に脱落するまで1ヶ月以上かかるためです。 また皮膚では感染のリスクを高める欠点あるため、通常は皮膚の縫合には使われず、もっぱら粘膜や皮下組織の縫合に使われます。 つまり溶ける糸はデメリットが多すぎるため皮膚の縫合には使わないのです。 ついでに言えば生体接着糊で「くっつけてしまう」方法もあります。キズがくっついた後、糊は剥がれ落ちるので抜糸(ばっし)も不要です。 ただしこの方法はキズ同志を正確に合わせることが出来ず、場合によっては段ができたり、傷口に食い込んでキズ跡が目立ってしまったりすることがあります。そのためキズを仕上がりを重要視する手術、つまり形成外科や美容外科手術では普通使いません。 今回は抜糸(ばっし)についてよくあるご質問にお答えしました。ご質問があればお寄せ下さい。 抜糸って誰でもできますか?
手術をするときは、もちろん麻酔をしますが「抜糸でも麻酔をするんですか?」と患者さんから聞かれます。 答えは、抜糸(ばっし)をするときに麻酔をすることはありません。 なぜなら、手術は麻酔をしないと当然痛みを伴いますが、抜糸(ばっし)は痛くないので麻酔をする必要がありませんよね? 抜糸そのものが痛みがないのに、わざわざ麻酔の注射で患者さんに痛い思いをさせたいと考える医師はいません。 また、稀に「どうしても麻酔をしてほしい」と言われることもありますが、麻酔液を注入する圧力で、傷口が開いてしまう可能性があるので実際に麻酔をしたことはありません。 抜糸(ばっし)は、痛くないので麻酔の必要もありませんので、ご安心ください。 因みに生後3ヶ月くらいの乳児で顔の精密な手術後に抜糸をする際、非常に希ではありますが全身麻酔をすることがあります。リスクを考えると必ずしも薦められませんし、いずれにしても非常に希です。 どのくらいで抜糸(ばっし)するんですか?
14日です。 具体的な疾患について 足の爪が食い込んで化膿しています。どうしたらいいでしょう? 軽度であれば、清潔に保つこと、丁寧に(爪の先が皮膚に刺さらないように)爪切りを行うこと、窮屈な靴を履かないことの3点を守れば改善しますが、中等度、重度の場合は手術が必要な場合が多いです。当院では「フェノール法」を用いることが多く、痛みも少なく、手術時間も短いので一度ご相談下さい。 手のひらや足の裏のほくろはとった方がいいのでしょうか? 教科書的な「手のひらや足の裏はもともと色素のない場所であり、そのような部分に生じたほくろは他の部分のほくろよりがんになりやすいので、切り取った方がよいと思います」という意見も広く語られていますが、ひとくちにほくろといっても「良性である可能性が極めて高く、将来的にもがんになる可能性は低い」ものから「ほくろのがん(悪性黒色腫)である可能性が極めて高い」ものまで様々ですので、具体的におすすめできる治療法はケースバイケースです。一度受診時にご相談下さい。 糖尿病があるのですが、縫った傷はうまくなおりますか? 糖尿病治療中の方は皮膚への血のめぐりが悪くなっている場合がありますので、縫合した部分がうまくつきにくいことがあります。しかし、当科で多くの患者さんを手術した印象では、それは手足の指先などもともと血流の少ない部分に限られ、頭部、頸部、胴体ではあまり傷の治りに差はないようです。 梗塞や心筋梗塞になったことがあるのですが手術を受けられますか? 脳梗塞や心筋梗塞になったことがあるからといって手術ができないことはありません。しかし、それらの治療のために血が止まりにくくなるようなお薬(ワーファリンなど)を服用しておられる場合には注意が必要です。一般的には脳神経外科や循環器科の専門医の了解を得て、それらの薬を手術前の一定期間休薬し、手術を行っています。
企業会計でよく出てくる用語に、損益分岐点、があります。損益分岐点は、利益がちょうど0になる金額のことです。赤字でも黒字でもないところです。 費用を区別する 単純な利益の計算としては、 売上高 - 費用 = 利益(または損失) ですが、損益分岐点を計算するには、費用を2つに分けると便利です。 固定費 - 売上によらず一定のもの。例:人件費、家賃、福利厚生費など。 変動費 - 売上に応じて増減するもの。例:材料費、消耗品費、販売手数料など。 人件費は固定費に入れていますが、雇用形態によっては変動費に近いこともあります。 利益 限界利益 限界利益率(%) 損益分岐点 売上高はあるのに、利益が出ない、という場合は、損益分岐点が高いですね。なので、固定費を減らす、変動費を減らす、あるいはその両方の施策を考えなければなりません。 ↑このページへのリンクです。コピペしてご利用ください。
問題を解く 退職給付債務(退職給付引当金)の計算方法②~勤務費用と利息費用~ 問題 <退職給付債務(退職給付引当金)の計算方法②~勤務費用と利息費用~ > 次の資料にもとづき、当期末の退職給付債務(退職給付引当金)の仕訳をしなさい。 1. 大田君は当期末まで7年勤務している。 2. 大田君の退職までの全勤務... 2021. 07. 29 2021. 30 問題を解く 問題を解く CVP分析①~損益分岐点の計算~ 問題
次の損益計算資料を基に算出した損益分岐点の売上高は何百万円か。 ITパスポート平成24年度 春期 問5 ア 1, 200 イ 1, 231 ウ 1, 600 エ 2, 154 Point 関連サイト 前 次 計算問題 TOP