あやかず 双子ママの創作漫画、猫との日常、双子育児などなど色々と描いていきます
執筆:天野由貴 監修:奥村晴彦 はじめに この連載では,世の中に出回っている変なグラフを例に,どこが悪いかを解き明かしていきます。みなさんも変なグラフにだまされないよう,イトウさんとにゃんこさんと一緒に学びましょう。 人物紹介 奥村先生 言わずとしれた,すんごい先生。統計学,物理学,情報学に精通しており,LaTeXやRの本も執筆されている。にゃんこさんとイトウさんをやさしく指導してくれます。 にゃんこさん わかりにくさを嫌う猫。グラフはわかりやすくしてほしいと常日頃思っている。3Dグラフは撲滅!撲滅!! イトウさん 本連載では生徒役。すべてのことをわりとあっさり受け止めるタイプ。 前回までのあらすじ 前回は対数グラフや,使い方が難しい2軸グラフを学びました。 対数グラフはあまり日常で触れる機会が少ないのですが,コロナ禍で見る機会がふえたものの一つだと思います。 さて,第1部も今回で最終回となってしまいました さみし~い!! 第2部 があるから大丈夫ですよ さて,第1部の最終回なので,おさらいする感じでいかさまグラフをいくつか見てみましょう ここまで読んでくださったみなさんは,どこが悪いのかきっとわかりますよね? がんばって見つけるぞ~! 第1部のまとめ 棒グラフ 出典: あ,これはわかりますよ! 棒グラフが0から始まってない! そうですね。 ゼロの基準線が守られていません。 でもそれだけじゃなくて・・・ 縦軸の数値が左のグラフと右のグラフで違いますね 並べて表示してるので,揃えたほうが見やすいですね なるほど~ そういうわけで描きなおしたグラフがこちらになります やっぱり棒グラフは0はじまりでないと! そのとおり! でも同じ製品を比較してグラフにしているなら,もっとわかりやすくまとめられる気もします・・・。 良い気づきですね!たとえば, 横軸が『おいしそう』,縦軸が『爽やか・爽快感』の散布図にする という手もありますね こうすることで 4つのデザインが直感的に比較できて いいですね! ほんとだー! コラム『0の基準線』掲載のリンクはこちら。 【連載】ねこでも分かる!いかさまグラフにはもうダマされない! !「第2回 3Dグラフ」 - ed-ict|授業でもっとICT活用 棒グラフ特集のリンクはこちら 【連載】ねこでも分かる!いかさまグラフにはもうダマされない! !「第5回 棒グラフ(1)」 - ed-ict|授業でもっとICT活用 【連載】ねこでも分かる!いかさまグラフにはもうダマされない!
まとめ 免疫とは 体内に侵入した異物に対する抵抗力 である 免疫の対象となる、対外から入ってきた異物を 抗原(非自己) という 免疫は血球の一種である 白血球 が担い、免疫には 自然免疫 と 獲得免疫 がある 自然免疫は 抗原が体内に入ってきたときに最初にはたらく免疫 であり、 食作用 と 細胞内消化 で免疫細胞が排除をおこなう 獲得免疫は 自然免疫で排除できなかった特定の抗原に対してはたらき 、 体液性免疫 と 細胞性免疫 の2つがある 体液性免疫は 抗体 を生み出しながらいくつかの細胞が連携して免疫をおこない、異物を排除する免疫である 抗体は抗原に結合することで目印になり、 抗体が結合した抗原は集中的に攻撃される 抗体を産生しても対処できない抗原に対しては、 免疫の最終手段でもある細胞性免疫 がはたらく 細胞性免疫では 抗体は生産されず、キラーT細胞が関与 し、ウイルスやがん細胞などを 食作用で感染した細胞ごと食べてしまう 抗体産生細胞やキラーT細胞は抗原が排除されたあとも 一部が長期間保存され 、これが 免疫記憶 である 免疫記憶がされるのは 獲得免疫の段階のみ である
私たち人間を含め、生物の体には常に外からさまざまな異物が進入し、それを体の免疫システムが排除したり、発病から守っている。 今回は、私たちの体を守る免疫というシステムについて、基礎的なことから簡単に学んでいこう。 目次 "自己"と"非自己" 免疫 とは 体内に侵入した異物に対する抵抗力 である。 生物の体は、体内に侵入した 「自分でないもの」 を排除しようとする。 この「自分でないもの」を 非自己 といい、逆に「自分であるもの」、「自分のもの」を 自己 という。 さらに非自己のことを専門用語で 抗原 と呼ぶ。 つまり、免疫は 抗原(=非自己)に対して働く防御システム なのである。 "自己"はいつ決まるか?
百科事典マイペディア 「液性免疫」の解説 出典 株式会社平凡社 百科事典マイペディアについて 情報 デジタル大辞泉 「液性免疫」の解説 出典 小学館 デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 世界大百科事典 内の 液性免疫 の言及 【ウイルス】より …インターフェロン系の働きは,ウイルス感染の初期に インターフェロン を産生し,生体の細胞を抗ウイルス状態にさせ,ウイルスの細胞内での増殖を抑えることにある。免疫系の働きには,抗体がつくられる液性免疫と,免疫細胞が働く細胞性免疫の2種類がある。液性の免疫系では,ウイルス粒子が非自己の物質として生体の免疫系に認識され,そのウイルスに特異的な抗体がつくり出される。… ※「液性免疫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典| 株式会社平凡社 世界大百科事典 第2版について | 情報 ©VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.