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モーターや電源駆動に新風、エプソンがDmos-Cmos混載Asic | 日経クロステック(Xtech)

エプソングループ お客様が本当に必要としている「良い商品・サービス」をお客様のそばで発想・提供したい。 私たちが目指す「世の中になくてはならない会社」の実現に向け、エプソンはグローバルに時代やお客様のニーズを把握し、より良い研究開発、サービス提供を続けるため、国内および世界各国・地域に研究開発、生産、営業拠点を整備しています。

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さまざまなお客様のニーズを的確にとらえ、案件の一つひとつに素早く応えるために、エプソンは、半導体事業において国内、海外に設計、製造、販売拠点を展開し、つねにお客様の視点で製品やサービスを見つめています。 世界中のスタッフ一人ひとりが、お客様との日々のコミュニケーションや設計、企画、製造販売、サポートに、それぞれの能力を存分に発揮しています。 国内設計・製造・販売拠点 設計拠点 拠点名 所在地 電話番号 富士見事業所 〒399-0293 長野県諏訪郡富士見町富士見281 0266-61-1211(代) 製造拠点 東北エプソン株式会社 〒998-0194 山形県酒田市十里塚166-3 0234-31-3131(代) 諏訪南事業所 〒399-0295 長野県諏訪郡富士見町富士見1010 0266-62-6622(代) 販売拠点 新宿事業所 〒160-8801 東京都新宿区4-1-6 JR新宿ミライナタワー29F 03-6682-5021(直通) 大阪営業所 〒541-0059 大阪市中央区博労町3-5-1 御堂筋グランタワー15F 06-6120-6002(直通) 海外設計・製造・販売拠点 社名 都市 EAI Vancouver Design Center (VDC) バンクーバー(カナダ) Singapore Epson Industrial Pte.

上場企業・上場会社 山形県酒田市 セイコ-エプソン 施設一覧へ 所在地 周辺施設情報 山形県酒田市/「 セイコーエプソン株式会社 酒田事業所 」の施設情報と、周辺の生活施設(タウン情報)、及びセイコーエプソン株式会社 酒田事業所近くの賃貸住宅(アパート・賃貸マンション)情報が検索できます。 施設名称 セイコーエプソン(株) 酒田事業所 所在地 〒998-0114 山形県酒田市十里塚字村東山166-3 TEL 0234-31-3131 交通アクセス 「 十里塚口(酒田)バス停 」下車 徒歩12分 ※直線距離で算出しておりますので、実際の所要時間と異なる場合がございます。 ホームページ フリースペース セイコーエプソン 酒田事業所の 所在地 Googleストリートビュー 日本地図から都道府県、市区町村を選択して生活に役立つ地域情報を検索頂けます。 生活や観光に便利な、地図から様々な情報を検索できる機能をご紹介しています。 「セイコーエプソン(株) 酒田事業所」への 交通アクセス 全国各地から当施設への交通アクセス情報をご覧頂けます。「経路検索」では、当施設への経路・当施設からの経路を検索することが可能です。 証券会社や銀行など気になる企業の情報を紹介! 日本全国の上場企業・上場会社や優良企業を検索できる情報サイトです。また金融機関や証券会社など気になる企業の情報もご紹介しております。 セイコーエプソン(株) 酒田事業所近くの施設情報 施設の周辺情報(タウン情報) 「セイコーエプソン(株) 酒田事業所」の周辺施設と周辺環境をご紹介します。 お気に入り施設の登録情報 口コミ・写真・動画の撮影・編集・投稿に便利な 「ホームメイト・リサーチ」の公式アプリをご紹介します!

Nanotechnol., 10, 2891 ( 2014). 5) 伊福伸介:高分子論文集, 69, 460 ( 2012). . 1. 服用に伴う腸管の炎症抑制 キチンナノファイバーが腸管の炎症を緩和することを明らかにしている.腸管に急性炎症を誘発させたモデルマウスに対して,キチンナノファイバーを飲み水の代わりに自由摂取させる.3~6日間の服用により腸管の炎症および線維症が大幅に改善したことが組織学的な評価によって確認された.キチンナノファイバーの服用に伴い,大腸組織内の核因子κB(NF-κB)が減少したこと,血清中の単球走化性タンパク質-1(MCP-1)の濃度が減少したことが炎症反応の改善に寄与したと思われる.NF-κBは急性および慢性炎症反応に関与するタンパク質複合体であり,MCP-1は炎症性サイトカインである.一方,従来のキチン粉末を服用しても炎症は改善しなかった.キチン粉末は水中で沈殿するため,腸管にとどまり作用することなく速やかに排出されるためであろう. 2. 皮膚への塗布による効果 キチンナノファイバーを塗布することにより皮膚の健康を増進することを明らかにしている.先天的に毛のないマウスの背面にキチンナノファイバーを薄く塗布する.わずか8時間で表皮厚および膠原繊維の密度が増加することが組織学的な評価によって確認できた.この効果は塗布に伴う繊維芽細胞増生因子(aFGFおよびbFGF)の産生に伴うものである.また,キチンナノファイバーの塗布により,外界からの刺激に対して保護するバリア膜を角質層に形成して,健康な皮膚の状態を長時間にわたって保持することがヒト皮膚細胞を積層した3次元モデルを用いた評価によって明らかになった.現在,このような皮膚に対する機能を活かして,キチンナノファイバーを配合した敏感肌用化粧品の製品化を関連会社と準備中であり,2015年度の販売を目指している. 3. 製パン性の向上 キチンナノファイバーは上述のように素材の物性を向上することができる.食品に配合した場合,その食感を改良することができる.キチンナノファイバーは水分散液として製造されるため,食品への配合は加工する際に有利である.キチンナノファイバーがパンの成形性を向上することを明らかにしている.パンの生産において小麦粉の使用量を20%減らすと当然のことながら,十分に膨らまない.しかし,あらかじめ小麦粉に対して微量のキチンナノファイバーを添加しておくと,減量前と同程度の体積のパンが得られる.また,薄力粉は強力粉と比較してグルテンの含有量が少ないため,膨らませることが困難である.しかし,キチンナノファイバーを配合することにより通常のパンと同様に膨張した.これらの結果はキチンナノファイバーがグルテンと良好に相互作用してベーキングの際に内部に空気を内包する壁を形成するためと考えている.

キチンナノファイバーは伸びきり鎖の結晶であるため,構造的な欠陥がなく,優れた物性(高強度,高弾性,低熱膨張)をもつ.キチンナノファイバーの物性を活かす用途として,素材を強化する補強繊維が挙げられる (2) 2) S. Ifuku, S. Morooka, A. N. Nakagaito, M. Morimoto & H. Saimoto: Green Chem., 13, 1708 ( 2011). .カニ殻は本来,キチンナノファイバーで補強した天然の有機・無機ナノ複合体であるから,この用途は理にかなっている.ナノファイバーを補強繊維として配合しても透明性や柔軟性など素材本来の特徴は変わらない.これはキチンナノファイバーが可視光線の波長(およそ400~800 nm)よりも十分に細いため,ナノファイバーの界面において可視光線の散乱が生じにくいためである.これまでにわれわれはアクリル樹脂やキトサンフィルム,ポリシルセスキオキサンなどさまざまな透明素材にキチンナノファイバーを配合してきた.いずれも透明性や柔軟性を損なうことなく,諸物性を大幅に向上することができた.しかしながら,同様の形状と物性をもち,コスト面で有利なセルロースナノファイバーでも同等の効果が得られるため,キチンナノファイバーの特色を活かす必要がある.たとえば,縫合糸を使わずに生体組織を接着するバイオマス由来の接着剤を開発しているが,キチンナノファイバーを配合することによって接着強度を3倍に向上することができる (3) 3) K. Azuma, M. Nishihara, H. Shimizu, Y. Itoh, O. Takashima, T. Osaki, N. Itoh, T. Imagawa, Y. Murahata, T. Tsuka et al. : Biomaterials, 42, 20 ( 2015). .キチンナノファイバーは生体に対する親和性が高く,また,ヒトも含めた多くの動物がキチナーゼを産生してキチンを分解できるため,生体接着剤のような医療用材料は有望な用途であろう.このように,セルロースナノファイバーと差別化が可能なキチンナノファイバーの大きな特徴は生体機能であろう.キチンおよびキトサンは創傷や火傷の治癒が知られ,その効果を活かした医療用材料が製品化されている.われわれはそのような機能に着目し,キチンナノファイバーの生体機能を明らかにしている (4, 5) 4) K. Azuma, S. Ifuku, T. Osaki, Y. Okamoto & S. Minami: J. Biomed.

Home Series Glycotopics キチン・キトサンの創傷治癒への応用 Apr. 01, 2020 東 和生 序文 キチン・キトサンとは キチン・キトサンが創傷治癒に及ぼす影響 キチンによる創傷被覆材 キチン・キトサンの新展開 まとめ 氏名: 東 和生 鳥取大学農学部 准教授 学位:博士(獣医学) 2010年鳥取大学農学部獣医学科卒業、獣医師免許取得。2013年山口大学大学院連合獣医学研究科修了。同年9月鳥取大学農学部 助教。2018年4月より現職。2017年日本キチン・キトサン学会奨励賞。研究テーマはキチン・キトサンの生体機能、特に皮膚疾患・炎症疾患における機能性の解明。他には獣医療における疾患とアミノ酸代謝の関連、機能性食品成分等の疾患モデルでの評価。 カニ殻などに含まれるキチン・キトサンには様々な生体機能が知られている。特に、50年ほど前よりキチン・キトサンの有する創傷治癒促進効果について多くの研究がなされている。現在では、キチンを原料とする創傷被覆材も医療現場にて使用されている。今回は、キチン・キトサンと創傷治癒促進効果について解説する。 1. キチン・キトサンとは キチンは、N-アセチルグルコサミンが直鎖状に結合した多糖類である 1 。キチンは甲殻類の外皮、菌類の細胞壁および無脊椎動物の体表を覆うクチクラのなどに含まれる。カニ殻などでは、キチンの微細繊維が重なり合って層を構成しており、その層が何重にも重なることで強固な外殻を形成している。キチンを脱アセチル化されることでキトサンが得られ、工業的に利用されている。キチン・キトサンは、その資源の豊富さ、高い生体適合性、安全性および多彩な生体機能から様々な分野で注目される多糖である 2 。 図 1. キチン(Chitin)、キトサン(Chitosan)およびセルロース(Cellulose)の化学構造式 図 2. カニ殻におけるキチン繊維のイメージ キチンは微細繊維が何重にも密集することで強固なカニ殻を形成する。文献3より引用。 キチン・キトサンは食品などの分野を中心に様々な応用がされている。例えば、キトサンにはコレステロール吸着抑制作用があり、キトサンの単糖であるグルコサミンは変形性膝関節症などへのサプリメントとして利用されている。 また、1970年頃よりよりキチン・キトサンには傷の修復を早める(創傷治癒を促進させる)効果が知られており、現在創傷被覆材として製品化されている 4 。その効果は、外傷の治療のみならず、近年増加する高齢者などでの褥瘡の治療への利用が期待されている。今回は、キチン・キトサンが有する創傷治癒促進効果について概説する。 2.

皮膚炎の緩和効果 アトピー性皮膚炎は慢性炎症性の皮膚疾患です。治療には通常はステロイド剤が処方されますが、いくつかの副作用がしれれています。キチンナノファイバーを皮膚炎に塗布することにより、炎症を緩和することを明らかにしています。アトピー性皮膚炎を誘発させたマウスに対して、キチンナノファイバーを定期的に塗布しました。35日間の経過を臨床スコアおよび組織学的スコアにより評価したところ、顕著な炎症の緩和効果が確認できました。具体的には、炎症に伴う表皮の肥厚や角質の増加が抑制され、表皮および真皮における炎症細胞の浸潤も抑制されました。アレルギー性皮膚炎に関わる血清中のIgE抗体の濃度も低値でした。これらの一連の効果は市販のステロイド薬のそれと同程度でした。これは、ナノファイバーの塗布により、炎症に関連するNF-κB,COX-2,およびiNOSの産生量が抑制したことが影響していると推察されます。 ・ Carbohydrate Polymers, 146, 320-327 (2016). 育毛・発毛効果 一部をキトサンに変性したキチンナノファイバーが毛髪の成長を促すことを報告しています。剃毛したマウスの背面ににナノファイバー水分散液を12日間にわたり塗布したところ。発毛部の面積率と毛髪の長さが増加しました。この効果は育毛効果の認められている有効成分(ミノキシジル)よりも高値でした。ナノファイバーを配合した培地でヒト由来の毛乳頭細胞を培養したところ、毛乳頭細胞数の増加と毛根の血管形成を促すVEGF、毛母細胞の活性化を促すFGF-7の産生量の亢進が認められました。微細なナノファイバーが毛根深部まで到達し、休止期の毛根を刺激し、成長期へと移行させ、毛髪の成長を促していると推察されます。 ・ International Journal of Biological Macromolecules, 126, 11-17 (2019). 補強材としての利用 キチンナノファイバーは剛直な高分子鎖が集合した伸び切り鎖の微結晶性繊維であるため優れた物性を備えています。その様な特徴は材料の物性を強化する補強繊維として利用することが可能です プラスチックの補強 キチンナノファイバーを配合したアクリル系プラスチックフィルムを作成しています。ナノファイバーによる補強効果により強度と弾性率が向上し、熱膨張性が大幅に低下する一方、ナノファイバーを補強繊維として配合しても透明性や柔軟性などプラスチック本来の特徴は変わりません。これはキチンナノファイバー(およそ10 nm)が可視光線の波長(およそ400~800 nm)よりも十分に細いため、ナノファイバーの界面において可視光線の散乱を生じにくいためです。 ・ Green Chemistry, 13, 1708-1711 (2011).

図1■豊富なバイオマス,セルロース,キチン,キトサンの化学構造 図2■カニ殻から抽出されるキチンナノファイバーの電子顕微鏡写真 キチンナノファイバーが得られる理由はカニ殻の構造にある( 図3 図3■キチンを主成分としたカニ殻の複雑な階層構造 ).カニ殻はキチンナノファイバーとタンパク質が複合体を形成し,階層的に組織化され,その隙間に炭酸カルシウムが充填されている.カルシウムはキチンナノファイバーを支持する充填剤,タンパク質はカルシウムの析出を促す核剤の役割を果たしていると考えられている.よって,これらを除去すると支持体を失ったキチンナノファイバーは,比較的軽微な粉砕でも容易にほぐれる.これがナノファイバーを単離できる機構である.研究を開始した当初はカニ殻がナノファイバーからなる組織体であることを調査せずに行っていたので,セルロースナノファイバーの単離技術を応用して期待どおりのナノファイバーが得られたことは幸運であった.なお,カニやエビ殻に含まれるキチンナノファイバーはらせん状に堆積しているが,タマムシなど甲虫の外皮に見られる特徴的な金属様の光沢は色素ではなく,らせんの周期的な構造に由来する. 図3■キチンを主成分としたカニ殻の複雑な階層構造 キチンナノファイバーの特徴として水に対する高い分散性が挙げられる.高粘度で半透明な外観は可視光線よりも微細な構造と高い分散性を示唆している.そのためほかの基材との混合や塗布,用途に応じた成形が可能である.キチンがセルロースに継ぐ豊富なバイオマスでありながら,直接的な利用がほとんどされていない要因は不溶であり,加工性に乏しいためであるから,ナノファイバー化によって材料として操作性が向上したことは,キチンの利用を促すうえで重要な特徴である. キチンナノファイバーの製造方法は,ほかの生物においても適用可能であり,エビ殻やキノコからも同様のナノファイバーを得ている.エビは東南アジアで広く養殖され,その廃殻は重要なキチン源となりうる.また,キノコも栽培され,食経験もあることから,後述する食品の用途において有利であろう.キチンは地球上で多くの生物が製造するため,生物学的な分類によってそれぞれのナノファイバーについて,形状や物理的,化学的な違いが明らかになれば面白い.たとえば,昆虫の外皮や顎,針など強度の要求される部位の多くはキチンを含んでいるが,昆虫からも同様の処理によってキチンナノファイバーが得られるであろう.効率的で環境に優しいタンパク源として昆虫食が注目されており,アジアやアフリカなどの一部の地域では一般に食されている.今後,人口の増加や地球環境の変化に伴いタンパク源として昆虫食が世界的に広まっていく可能性がある.固い外皮は食用に適さないから,キチンナノファイバーの原料になりうる.

シリーズ│地球を笑顔に!

鳥取県の特産品「カニ」。カニ殻の主成分であるキチンをナノファイバーとして抽出することに成功。多くの大学研究室や民間企業と共同研究を行って、キチンナノファイバーには驚くほど多様な機能があることが分かってきました。機能を活かして実用化を進めて、カニ殻の有効利用と鳥取県の産業の活性化に取り組んでいます。 主な総説 ・ 高分子論文集 、69, 460-467 (2012). 高分子科学・工学のニューウェーブ ・ Nanoscale, 4, 3308-3318 (2012). ・ Journal of Biomedical Nanotechnology, 10(10), 2891-2920 (2014). キチンは甲殻類や節足動物、きのこや真菌、酵母など微生物が製造する抱負なバイオマスです。これらの生物はキチンを外皮や細胞壁を構成する構造多糖として利用しています。天然のキチンはいずれもナノファイバーとして存在しています。セルロースナノファイバーの製造技術を応用して、 これまで、カニ殻の他に、遊泳型のエビの殻、食用のキノコ、蚕の蛹やセミの抜け殻などからキチンナノファイバーを製造し、その評価を行っています。 ・ Biomacromolecules, 10, 1584-1588 (2009). ・ Carbohydrate Polymers, 84, 762-764 (2011). ・ Materials, 4, 1417-1425 (2011). 肌への塗布に伴う効果 創傷治癒促進効果 キチンおよびキトサンは好中球、マクロファージ、繊維芽細胞、血管内皮細胞、皮膚上皮細胞などを活性化し、それに伴い治癒を促進することが知られています。一部をキトサンに変性したキチンナノファイバーについても同様の現象を確認しています。ラットの創傷部に対してナノファイバー水分散液を定期的に塗布したところ、4日目に部分的、8日目に完全な上皮組織の再生が組織学的に認められました。また、真皮層における顕著な膠原繊維の増生も認められました。一方、市販のキチンおよびキトサン乾燥粉末を塗布した群においては、わずかな上皮化が認められる程度でした。 ・ Carbohydrate Polymers, 123, 461-467 (2015). バリア機能と保湿効果 キチンナノファイバーを皮膚に塗布することにより皮膚の健康を増進することを明らかにしています。塗布後、わずか8時間で上皮組織の膨化および真皮層の膠原繊維の密度が増加することを確認しています。この反応は塗布に伴う酸性ならびに塩基性繊維芽細胞増生因子(aFGFおよびbFGF)の産生に伴うものです。また、塗布により、外界からの刺激に対して保護する緻密なバリア膜を角質層に形成して、健康な皮膚の状態を長時間に亘って保持することをヒト皮膚細胞を積層した3次元モデルを用いた評価によって明らかにしています。また、バリア膜の存在により肌の水分の蒸散を抑制するため、肌の水分量が有意に増加しました。現在、その様な知見を活かして、キチンナノファイバーを配合した保湿剤が製品化されています。 ・ Carbohydrate Polymers, 101, 464-470 (2014).