【仕事のメール心得帖】有料版 登録はこちらから 最新刊! 8冊目の神垣あゆみの 著書『迷わず書けるメール術』 その他の著書はこちら このブログの記事を書いています。 【神垣あゆみ企画室】
「失念しておりました」は、「(ちょうどその時)うっかり忘れていました」という意味の言葉で、 「度忘れ」 と同じ意味です。 どういう意味で、どんな風に使えるのか? 考えてみましょう。 「失念」とは、『広辞苑』に「うっかり忘れること」とあるように、ずっと忘れたままの時や、最初から覚える気もない時には、使いません。つまり、 「単に忘れること」とイコールではありません。 どのようにちがうか、「失」と「念」、それぞれの意味を調べて掘り下げてみます。 【 失 】 シツ ・イツ・シチ・ うしな う (1)なくす。おとす。 わすれる。 うしなう。うせる。[例]失格。失礼。消失。* (2)ふとしてしまう。もらす。[例] 失禁。失笑。 (3)やりそこなう。しくじる。あやまつ。[例] 失敗。過失。 【 念 】 デン・ ネン ・おも-う (1) いつも心にとめている 。思う 。[例] 念願。専念。* (2)心の中の想い。[例] 念頭。信念。 (3)くちずさむ。となえる。 [例] 念仏。 (『例解新漢和辞典』三省堂) 「失」には、「忘れる。失う」という意味 があります。 「念」には「いつも心にとめていること」 という意味があります。 つまり、 「失念」とは、「いつも心にとどめていたのに、ちょうどその時だけうっかり忘れてしまうこと」 を意味しています。 「度忘れ」 と同じ意味であり、「忘却」「物忘れ」「記憶違い」とはニュアンスが異なります。 「失念」に「謝罪」や「謙譲」のニュアンスはあるの?
添付ファイルを忘れるというミスは、メールを日常的に使うビジネスマンであれば、誰でも一度は経験があるでしょう。 ただし、起こりがちなミスだからといって、軽く考えてはいけません! ファイルの添付忘れが発覚した段階で、すぐにお詫びをすることが大切です。 その理由は・・・ まだ相手にファイルを送れていないから ファイルを添付し忘れているということは、本来送られているべきファイルが まだ相手に届いていない ということ。 添付ファイルをすぐに届けるためにも、お詫びをすぐにすることが大切。 添付ファイルもお詫びも遅いということになれば、 相手との信頼関係に影響 が出る可能性があります。 そして、お詫びのメールを送る際に、絶対気を付けなければいけないことがあります。 それが、 添付ファイルを必ず送付 すること! さすがに2度目はダメですよ! お詫びと共に、本来送らなければいけなかった資料を必ず添付することを忘れないでくださいね。 今後は同じことを繰り返したくないですよね。 根本的に添付ファイルのミスを防ぐためには、どんな対処法があるのでしょうか? 【1分でわかる】失念しておりましたの意味やビジネスメールでの使い方や例文!|ビジネスマナー | 言葉の意味で困ったらすぐに使える!ビジネス救急箱. 添付ファイル忘れを予防する 3つの方法 を紹介するので、是非参考にして下さいね! 添付忘れを防ぐ対処法3選 ファイルの添付忘れを防ぐ対処法には、どんなものがあるのでしょうか? その方法は・・・ 本文を書く前にファイルを添付する 宛先を最後に入れる 送信前のチェックを徹底する それぞれの対処法について、お伝えしていきますね。 通常ファイルは、本文を入力した後に添付することが多いですよね。 そのため、送信した後に「あっ、忘れた!」ということが起きてしまいます。 添付するファイルがある時は、 先にファイルを添付する作業 を行ってしまいましょう。 そうすることで、添付忘れというミスを未然に防ぐことができます。 「宛先」⇒「本文」⇒「添付ファイル」という作業の工程自体を見直しましょう。 ファイルの添付忘れを防ぐには、 「添付ファイル」⇒「本文」⇒「宛先」という反対の方法 にするのがベスト。 宛先がなければ、メールを送信できません。 宛先を最後に入れる ことで、誤送信や添付ファイルのミスを最小限に抑えられます。 返信メールの場合には、すでに宛先が入っていますが、先に削除して送る前に再入力することも一つの方法。 手間はかかりますが、 添付忘れを確実に防ぎたい という場合にオススメの方法です。 ミスを防ぐためには、送信前のチェックを徹底することが大切。 これは私自身が行っている方法ですが、メールでのミスを防ぐため、 添付ファイルはOK?
基本的なお詫びメールの構成を見ていきましょう。 「不手際」の意味と使い方!お詫びメールなど謝罪文を送る時【文例つき】 「不手際がありました」 「不手際のないように気をつけます」 「不手際でご迷惑をおかけしてすみません」 このような形で様... 基本的なお詫びメールの構成 「謝罪」 「事実関係の確認」 「善後策」 「今後について」 という順番で書きます。 最初は、言い訳などは入れず、 まず「謝罪」すること。 そして、次になぜこのような事態が起きたのか率直に「事実関係」を説明します。 その後に、「善後策」を書きます。 これは、曖昧に書くのではなく、具体的に改善した点を述べるのが良いでしょう。 最後に、「今後について」ですが、反省の気持ちを述べたうえで、最後に「略儀ながらメールにてお詫び申し上げます」と締めくくりましょう。 深刻な事態の場合は、メールだけでは済まされません。 電話をするか、直接出向くなどの対応が必要になります。 取り急ぎの意味でのメール対応になるので、その点は注意しましょう。 【略儀ながら書中・メールにて】意味と使い方!お詫びの時にも使える? 「忘却」と「失念」の意味の違いと使い分け - WURK[ワーク]. 「略儀ながら書中・メールにて」という表現を知っていますか? 手紙やメールで、挨拶状や礼状などのビジネス文書を送る際によく使われます... お詫びメールの文例 株式会社○○営業部の○○でございます。 平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。 ○月○日にご注文いただいた商品○○の納期が遅れ、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした。 ご注文いただいた商品は〇月〇日に納入させていただきました。 今後は、二度と納期遅延などという事態を起こさぬよう、充分に留意いたしますので、なにとぞご容赦いただきたく、お願い申し上げます。 今後とも、弊社製品をよろしくお引き立ていただけますようお願い申し上げます。 略儀ながらメールにてお詫び申し上げます。 まとめ いかがでしたか? 謝罪やお詫びメールなどは経験せずに済むなら、それに越した事はありませんよね。 でも、なかなかそうはいかないものです。 失敗をしたとしても、その時、しっかりと誠意のある対応をすれば、その前よりも良い印象を与える事も可能です。 形式も大切ですが、「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」という気持ちをしっかり伝える事が大切かも知れませんね! 宜しければ参考にしてみてください。 ABOUT ME