70年代の金田一耕助シリーズは、どれも角川映画というイメージがあるが、実際には角川が製作しとして出資したのは、1976年の「犬神家の一族」と、1979年の本作の2作品だけだ 1978年の「悪魔が来たりて笛を吹く」は東映の全額出資で、角川春樹氏は雇われプロデューサーとして参加している なぜ角川は本作を製作したのか? その疑問がまず鑑賞前から頭をもたげる 大林宣彦監督は当時まだ商業映画3作目の新人監督 1 作目の「House 」で異才ぶりが注目された それでどのような作風であるのかは、良く知れ渡っていたはずだ 横溝正史作品の世界とは対極にあるということは誰もが分かっていたはず 内容を観ればやはり予想通りだ 角川はそれでも大林宣彦監督を選び、自ら出資して、金田一耕助の映画を撮らせた それは一体なぜなのだろうか? #悪魔が来りて笛を吹く (東映1979年)西田敏行~フルートを捨てて「最期の情交」を選んだ改変を支持する! #横溝正史 #金田一耕助 - 在日琉球人の王政復古日記. そればかりが頭の中でぐるぐる駆け巡った 単にお友達だから? そんな訳はない 横溝正史の原作の大ヒット 映画化したらそれも大ヒット 相乗効果でさらに文庫本が売れる それで味をしめて他の小説家でも試してみたら、これもまた大成功 角川としては金田一耕助シリーズには大恩がある その金田一耕助シリーズもあまりにもヒットし過ぎで、映画もテレビも沢山作られて流石に飽きがでてきた そろそろ幕引きの頃合いだった それが1979年の状況 あの市川崑監督が「病院坂の首縊りの家」で宣伝コピーの通りのこれが最後じゃ!というレベルの残念な映画を撮ってしまうほど 出演者勢揃いのカーテンコールは「女王蜂」で済んでいる 「病院坂の首縊りの家」は完全に蛇足だった ダラダラといつまでも終わらないパーティーは最低だ 早く誰か中締めしてくれ! 誰がするのか? それはパーティーの主催者に決まっているじゃないか 何をもって金田一耕助シリーズを本当に締めくくるのか? その答えが本作だ つまりパーティーの中締、二次会で打ち上げ、そして関係者の集合記念写真の撮影 これが本作のテーマだ 大林宣彦監督はその意味を良く理解して本作を撮っていると思う そこは流石だ 本作をもって、70年代の金田一耕助シリーズの大ブームは完全に終わった パーティーの中締めがなされたのだ たまたま西田敏行が他の仕事で主演できず、古谷一行が主演したのは嬉しい誤算だった 彼が主演の金田一耕助のテレビ版が一番好きだった 一番原作のイメージに近いのは彼だ その姿が映画となっているのは本作だけだ 今ではテレビ版もネット配信で何時でも鑑賞できる時代になった 金田一耕助シリーズの嵐のような大ブームは、もう40年以上昔のこと 21世紀の今、本作の役割は何が残っているのか?
絵として見せ場となる、フルートが鳴るシーンや火炎太鼓の紋章、の意味、 また、天銀堂事件の犯人の役割など、 一切、金田一が解説していないので、 なぞをばら撒かれるだけで、映像を見ただけの視聴者は 完全おいてけぼりで、消化不良感がいっぱいでエンディングを 迎えてしまうと感じます。 金田一はなにやら一生懸命なぞを解明しているが その結果を視聴者に勝手に理解して!と丸投げしているようで 市川作品の金田一シリーズの丁寧な解説と比べると あまりにも不親切と感じます。 エンディングも無理やり盛り上げてる感じで 市川作品の「犬神家の一族」のエンディングの完成度の高さなどとは 比べ物になりません。 あえて、よい点をあげれば、鰐淵晴子の妖しい美しさとエロさ、 斉藤とも子のかわいらしさ、西田敏行の愛嬌ある金田一像、 と個別の役者さんに見るところがあるぐらいでしょうか。 (役者さんのカンバリに+1しときます)
パロディをどこまで読みとれるかのクイズ番組みたいな価値しか残っていないのかも知れない
日本分析・ジャーナリズム 歴史・事件 日本を売る本当に悪いやつら 政官財暴に隠然たる影響力を持つ朝堂院大覚とぶった斬りの論客・佐高信が安倍政権、検察権力、財界、闇社会、宗教界まで、いまの日本を腐らせてきた「主犯」たちの悪事をあらいざらい喝破する! 本当の売国奴とは何者なのか?序 章 戦後日本の裏街道を往く第一章 米中露に毟られる安倍日本第二章 カルロス・ゴーン事件と安倍政権第三章 カミソリ後藤田にアラファトをつなぐ第四章 石原慎太郎の正体第五章 特捜検察の暗部第六章 大銀行の罪第七章 京都の闇人脈第八章 オウム真理教と創価学会第九章 マイケル・ジャクソンと見た夢第十章 日大田中理事長の黒い人脈第十一章 神社本庁の腐敗 定価 968円(税込) ISBN 9784065159545 ※税込価格は、税額を自動計算の上、表示しています。ご購入に際しては販売店での販売価格をご確認ください。 オンライン書店で購入
トップ 新書 日本を売る本当に悪いやつら(講談社+α新書) 日本を売る本当に悪いやつら あらすじ・内容 政官財暴に隠然たる影響力を持つ朝堂院大覚とぶった斬りの論客・佐高信が安倍政権、検察権力、財界、闇社会、宗教界まで、いまの日本を腐らせてきた「主犯」たちの悪事をあらいざらい喝破する! 本当の売国奴とは何者なのか?第一章 米中露に毟られる安倍日本第二章 カルロス・ゴーン事件と安倍政権第三章 カミソリ後藤田にアラファトをつなぐ第四章 石原慎太郎の正体第五章 特捜検察の暗部第六章 住友銀行の罪第七章 京都の闇人脈第八章 オウム真理教と創価学会第九章 マイケル・ジャクソンと見た夢第十章 日大田中理事長の黒い人脈第十一章 神社本庁の腐敗 「日本を売る本当に悪いやつら(講談社+α新書)」最新刊 「日本を売る本当に悪いやつら(講談社+α新書)」の作品情報 レーベル 講談社+α新書 出版社 講談社 ジャンル ノンフィクション 政治 社会 ページ数 183ページ (日本を売る本当に悪いやつら) 配信開始日 2019年6月21日 (日本を売る本当に悪いやつら) 対応端末 PCブラウザ ビューア Android (スマホ/タブレット) iPhone / iPad
佐高信(著), 朝堂院大覚(著) / 講談社+α新書 作品情報 政官財暴に隠然たる影響力を持つ朝堂院大覚とぶった斬りの論客・佐高信が安倍政権、検察権力、財界、闇社会、宗教界まで、いまの日本を腐らせてきた「主犯」たちの悪事をあらいざらい喝破する! 本当の売国奴とは何者なのか?第一章 米中露に毟られる安倍日本第二章 カルロス・ゴーン事件と安倍政権第三章 カミソリ後藤田にアラファトをつなぐ第四章 石原慎太郎の正体第五章 特捜検察の暗部第六章 住友銀行の罪第七章 京都の闇人脈第八章 オウム真理教と創価学会第九章 マイケル・ジャクソンと見た夢第十章 日大田中理事長の黒い人脈第十一章 神社本庁の腐敗 もっとみる 商品情報 以下の製品には非対応です この作品のレビュー 眉唾も含めて、楽しめる。だんだんと実在の人物じゃないんじゃないか、っていう錯覚すら感じる、へんな本。でも面白かった。 投稿日:2019. 10. 29 すべてのレビューを見る 新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。 ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加! ・買い逃すことがありません! ・いつでも解約ができるから安心! ※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。 ※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。 不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません) ※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。 ※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。 お支払方法:クレジットカードのみ 解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です 続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。 ・今なら優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中! ※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。 不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません) ※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。 解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能です Reader Store BOOK GIFT とは ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。 贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
講談社から昨年出版された本に、「神社本庁の腐敗」と題する一章が・・・ 新潮文庫から出た「日本の聖域-シークレット」にも厳しい指摘が・・・ 本文の掲載は差し控えますが、世間の目はますます厳しくなる一方です。
作者名 : 佐高信 / 朝堂院大覚 通常価格 : 880円 (800円+税) 紙の本 : [参考] 968 円 (税込) 獲得ポイント : 4 pt 【対応端末】 Win PC iOS Android ブラウザ 【縦読み対応端末】 ※縦読み機能のご利用については、 ご利用ガイド をご確認ください 作品内容 政官財暴に隠然たる影響力を持つ朝堂院大覚とぶった斬りの論客・佐高信が安倍政権、検察権力、財界、闇社会、宗教界まで、いまの日本を腐らせてきた「主犯」たちの悪事をあらいざらい喝破する! 本当の売国奴とは何者なのか? 第一章 米中露に毟られる安倍日本第二章 カルロス・ゴーン事件と安倍政権第三章 カミソリ後藤田にアラファトをつなぐ第四章 石原慎太郎の正体第五章 特捜検察の暗部第六章 住友銀行の罪第七章 京都の闇人脈第八章 オウム真理教と創価学会第九章 マイケル・ジャクソンと見た夢第十章 日大田中理事長の黒い人脈第十一章 神社本庁の腐敗 作品をフォローする 新刊やセール情報をお知らせします。 日本を売る本当に悪いやつら 作者をフォローする 新刊情報をお知らせします。 佐高信 朝堂院大覚 フォロー機能について Posted by ブクログ 2019年10月29日 眉唾も含めて、楽しめる。だんだんと実在の人物じゃないんじゃないか、っていう錯覚すら感じる、へんな本。でも面白かった。 このレビューは参考になりましたか? この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています 講談社+α新書 の最新刊 無料で読める ノンフィクション ノンフィクション ランキング 作者のこれもおすすめ