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Sun, 18 Aug 2024 21:30:43 +0000
森見 : 僕はラヴゼイは 『苦い林檎酒』 を2、3度読みました。デクスターは初期の 『キドリントンから消えた娘』 などを読みました。 ――キングは? 『IT』 がでたのはいつくらいでしたっけ。 森見 : 僕が中学生の時だったと思います。上下巻で1冊3000円くらいしたんですよね。でも表紙の絵も素晴らしくて、どうしても欲しかった。本屋で悩んで悩んで悩みに悩んで、上巻を買って、半年してから下巻を買いました。 ――クーンツでは何を? 森見 : クーンツは読んでみてあまり好きじゃないと分かりました。 ――海外のミステリーは相当数ありますが、何を参考に選んでいたのですか。 森見 : 母親が結構持っていたので、そこから借りたのと、早川の 『ミステリ・ハンドブック』 を買ってパラパラ見て、読みたくなったものを読んでいました。そんなにマニアックなものを探し求めたりはしなかったですね。 ――学校の課題図書などは読みました? 感想文を書かされませんでした? 森見 : 高校生の頃だったか、三島由紀夫の 『金閣寺』 の悪口を書いたんですよね。何かが気にくわなかったらしく。それが褒められたんです。先生も好きではなかったのか(笑)。それで悪口を書けばいいと思い込み、翌年、坂口安吾の『堕落論』で悪口書こうとしたら中途半端になってしまって、何も言われませんでした(笑)。 【コツコツ続けた創作活動】 ――ちなみに、理系に進学されたということは、小説を書くということは考えていなかったのですか? 森見登美彦 文体 特徴. 森見 : 父親が「医者をやってそのかたわらに小説を書け」と、しきりに言うので。理系に行ったのは、それが暗黙のプレッシャーだったからかもしれません。それに、本を読むのもそこそこ好きだけれど、文学部に進んでそれだけになってしまうのも寂しいと思いました。別の世界がまずあって、それで本を読むのが好き、というのがいいかな、と。そう自分を納得させていました。 ――小説を書いてはいたのですか。 森見 : じりじりと。小学校の時は母親に買ってもらった原稿用紙に絵と文を書いていました。それが200枚くらい、まだ実家の段ボールの中にあると思います。中学生くらいから大学ノートを使うようになって。その時はカフカみたいな書き方でした。まったく構想を立てずにただ書いていくだけ。終わりはあるけれどオチもなく、面白がらせるというより自分のイメージを書くだけで。読むのは母親だけでした。 ――カフカ的悪夢的な作品?
  1. 『仮面ライダー龍騎』須賀貴匡が語る新作への特別な思い「こんな機会もう二度とないかも」 (1) | マイナビニュース

森見 : 書くことは好きでした。 ――自分で創作したり? 森見 : はい。最初は小学校3年生の時。紙芝居でした。 ――どんなお話を? 森見 : 母親がよく作ってくれたマドレーヌというお菓子を主人公にしたお話です。それで最初の紙芝居がうまくいったんで、仲いい友達と二人で作ってクラス会で発表することになって。でも作り方がむちゃくちゃでした。友達の家で作っていたんですが、友達のお父さんとお母さんが絵を描き、隣の部屋で僕が文章を書く。すると時々絵のほうが先にできあがってきて、それを見せられて「あ、こうなるのか」と文章を書いていくという変則的な作り方で。友達と探検に行って怖い目にあう、みたいな話やったような気がします。 【中高時代の読書生活】 ――中学生の時の読書生活は?

森見 : 『ソラリスの陽のもとに』 が発作的に読みたくなって読んだら、やっぱり面白かったですね。 ――『夜は短し歩けよ乙女』の夏の古本市では、少年が古今東西の本の関連をあげて本と本をつなげていきますよね。お詳しいなあ、と驚きましたが…。 森見 : あれは今自分でつなげられるありったけをつないだものです。 ――古本市は実際に行かれるのですか。 森見 : 夢野久作全集や内田百閒全集は古本市で買いました。ところどころ抜けている巻がありますが。 ――やっぱり京都がお好きですか。東京に来ると落ち着かないと以前おっしゃっていましたが。 森見 : このあたり(角川書店近辺)はだいぶ慣れました(笑)。京都の延長みたいに思えてきて。 ――今後、拠点を京都から移すことはあると思います? 森見 : 転勤の可能性もあるので…。 ――えっ。辞令が出たらどうするんですか! 森見 : うーん…………。 ――さて、名作短編5編が森見さん流に書き直された 『新釈走れメロス』 も刊行になりましたが、さらに今後の刊行予定について教えてください。 森見 : たぬきの話が夏頃幻冬舎から出る予定です。中央公論新社さんで長年書いているのに進んでいない書き下ろしも、今年こそ出さねば、と思っています。 (了)

森見 : はい。 ――狭くありませんでした? 森見 : 本は結構買っていたので、どんどん増えていって、壁が一面本棚になってしまって。4回生くらいかの時に、父親がこれが倒れたら逃げ場所がなくて死ぬ、と心配して。うちの下宿はほとんど人がいなくて、中国人の下宿人とか、空き部屋とかばかりだったんですが、ちょうどその頃、隣の部屋が空いて値段も下がって1万4000円になったので、隣の部屋を借り、本棚と寝る部屋を別々にしました。壁に穴あいていたら完璧やなと思っていました。 ――安いですね~。それにしても、中国人の下宿人は、本当にいたんですね。 森見 : 隣にいはったんです。彼女連れ込んでモゴモゴ言うてんなあ、と思っていました。それで、その人が出ていったすきに、隣を借りたんです。 ――蔵書数も相当あったんでしょうね。かなり読まれたようで。 森見 : 読む量が増えたのは、大学後半になって道に迷い始めてから…。 ――ほおー。 森見 : 答えを探そうと読んだものもありました。 ――哲学書とか、人生論とか?

森見 : ライフル射撃部でした。 ――ほお~。 森見 : その時に、無意識のうちに、笑わせ方が百閒の笑わせるエッセイと似ているところがあるなと感じていたのかもしれません。へんにいばって真面目な顔をしてアホなこと言うたりするのが共通しているなあと。当時自覚はしていませんでしたが。 ――しかし文体は影響を受けて変化したとしても、クリスマスのカップルたちをめちゃめちゃにしようなどという発想は一体どこから…?? 森見 : 切り替えていただけです。小説はもっと厳粛なものだと思っていたんですよね。そういう、普段考えていることを持ち込んではいけないと思っていたんだけれど、そうしないともう駄目な感じになっていて。 ――あ、普段はそういうことを考えていたのですか? 森見 : あ、実際にモテない男子がねたんでいたというのでは語弊が(笑)。こういうことがあったら面白いよね、と、酒を飲みながら話していたことが小説にできるだろうか、と思って『太陽の塔』を書いたんです。これで駄目ならもう駄目だと思うと同時に、こんなんでいいのかなあ、とも思っていましたね。 ――でもそれで一気にファンを獲得した。 森見 : うーん。やっぱりやけくそにならないといかんのかなあ。 ――デビューが決まったのは大学院の時ですか? 森見 : 5回生の秋に書きはじめ、大学院に入った春に応募して、1回生の時に受賞しました。 【作家の読書生活】 ――受賞して、生活は変わりましたか? 森見 : 四畳半を出ました。それが一番大きい。6年半住んだので。それ以外は、大学院生なので特に変わったこともなかったですね。淡々としていました。 ――その後、就職されていますよね。作家業一本に絞らなかったのですか。 森見 : 自信がないので、そんな。もう次は書けないかも、と思ってしまうんです。何かひとつ書くと、もう書くことがない、と思ってしまう。 ――でもこれまでの4作品は毎回新しい試みをしていて、可能性を感じさせるではないですか。 森見 : 今まではうまくいったけれど、次は駄目かと思う。もう小説は書けへんかもしれないと思うと、小説家という仕事は大変だなと思います、というと他人事みたいですけれど。 ――小説家になって、他の人の作品を読む目は変わりました? 森見 : これ面白いから使ってみたい、と思うことがありますね。例えば『夜は短し歩けよ乙女』に出てくる風邪薬のジュンパイロは、岸田劉生の娘の、麗子さんのエッセイで、実家で飲んだ風邪薬、ジュンパイロがすごく美味しかったとあって、小説に出したくなったんです。 ――最近読んだもので面白かったものは?

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実在する京都の土地を舞台に、狸と天狗と人間の三つ巴という設定はどう考えても面白いんですけれども、結局「面白そうな設定の羅列」だけで終わってしまっているのが残念でした。 クライマックスに一定の盛り上がりはあるんですけれども、そこに至るまでに本当にこのページ数が必要だったのかが分からず、本が面白いから読んでいたんじゃなくて「お金を出して買った本を読み終えた」というトロフィーが欲しいがために頑張って読みました。 【目次】 あらすじ 登美彦氏史上、これまでになく毛深く、波乱万丈。(登美彦氏談) 「面白きことは良きことなり!

2002~2003年に放送され、望みをかなえるために仮面ライダーがバトルロイヤルを繰り広げるという異色の内容で熱狂的なファンを生んだ『仮面ライダー龍騎』が、現在放送中の『仮面ライダージオウ』のスピンオフドラマとして17年ぶりに復活! 今作では、仮面ライダーたちが失われた記憶を取り戻し、鏡の世界"ミラーワールド"から現実世界に帰るべく、再びバトルロイヤルを繰り広げる。17年ぶりに再集結した城戸真司/仮面ライダー龍騎役の須賀貴匡、秋山蓮/仮面ライダーナイト役の松田悟志、手塚海之/仮面ライダーライア役の高野八誠、芝浦淳/仮面ライダーガイ役の一條俊、浅倉威/仮面ライダー王蛇役の萩野崇、由良吾郎/仮面ライダーゾルダ役の弓削智久の6人の同窓会インタビューをお届け! 何だか楽しくて、ついはしゃいじゃいましたよ。年甲斐もなく(笑)(須賀) ◆今作のオファーを受けた時、率直にどう思いましたか? 『仮面ライダー龍騎』須賀貴匡が語る新作への特別な思い「こんな機会もう二度とないかも」 (1) | マイナビニュース. 一條 :うれしかったです。もうそれに尽きます。「喜んで!」と二つ返事でした。 弓削 :17年たってるので、年齢設定とかどうなるんだろうなという心配はちょっとありましたけど(笑)、でも楽しみでしたね。 須賀 :15周年の時にも何人かのメンバーとは会って、また何かできたらいいよね、みたいな話はしてたんです。周りから「『ジオウ』に龍騎は出ないの?」とも聞かれていた中で、今回のスピンオフが決まって。とてもいいタイミングでお話を頂いたなと。考えることもなく、やらせてくださいと言いました。 弓削 :(コメントが)主演っぽいですね。 萩野 :ぽいじゃなくて、主演だから! 僕は主演じゃないんで、ひと言で(笑)。ご褒美だと思いました。17年たってまたこんなにすてきなお話を頂けるというのは、みんなが頑張ってきたからだろうと。 松田 :僕も皆さんから「『ジオウ』に出てくれ」という声を頂いていて、別に断ってないし、むしろ出たいよと思って、ツイッターで「『ジオウ』に出たいな」ってつぶやいたんです。そしたら一晩で1万件以上もリツイートされて、あぁ、こんなにもたくさんの方が望んでくださっているんだなと。そんな思いでいたら翌日、事務所から電話があって、「あなた、何か嗅ぎつけてるの?」と。「あなたが昨日ツイッタ―でつぶやいた時にちょうど東映の武部(直美プロデューサー)さんから電話もらって、スピンオフの話をしてたの」って言われたんです。だから、僕の中では皆さんの「出てくれ」という思いがずーっと積み重なってコップからあふれた瞬間に今回のお話が決まったというイメージがあって、本当にベストタイミングだったなと思ってます。 高野 :歴代の仮面ライダーが勢ぞろいする映画に龍騎のメンバーが出ていることはありましたけど、こうしてまた龍騎がメインの作品が実現して、それに参加できて、このメンバーでできるというのはすごく楽しみでしたね。 須賀貴匡(城戸真司/仮面ライダー龍騎役) ◆この6人でそろって集まるのは久しぶりですか?

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SOIL (2010年、 WOWOW ) 連続テレビ小説 (NHK) ゲゲゲの女房 (2010年) - 編集者・梶谷 役 カーネーション (2011年) - 安岡泰蔵 役 BOSS 2ndシーズン (2011年、フジテレビ) - 織田 役 ドン★キホーテ (2011年、日本テレビ) - キャバクラ店長 役 ランナウェイ〜愛する君のために (2011年、TBS) - ホストクラブ店長 役 ウルトラゾーン (2011年 - 2012年、 tvk ) - タカシ 役 ハンチョウ〜警視庁安積班〜 (2012年、TBS) - 兵藤浩次 役 警視庁捜査一課9係 第7シリーズ (2012年、テレビ朝日) - 坂東卓 役 天使はモップを持って (2013年、 NHK BSプレミアム ) - 松岡聡 役 京都地検の女 第9シリーズ (2013年、テレビ朝日) - 三浦直太郎 役 警部補 矢部謙三2 第5話・最終話(2013年8月9日、テレビ朝日) - 悠木真 役 おみやさん新春スペシャル (2014年、テレビ朝日) - 乾保孝 役 警視庁・捜査一課長〜ヒラから成り上がった最強の刑事!

松田 :衣装合わせで蓮のロングコートを着たらただのコスプレになってしまって、全く成り立たなかったんです。それと同じことが演技でも起きまして。やっぱり当時の蓮の物まねをしたのでは"コスプレ"になってしまうので、年月を経た俳優としての演技を心掛けました。 萩野 :浅倉は17年前もわー!って言ってて、今回もわー!って言ってるようなキャラクターで(笑)。だから、基本的にはあんまり変わってない。強いて変わった部分と言えば、裸に蛇柄のジャケットだったのが、インナーを着るようになりましたね。 一條 :そっか。じゃあ、それがなかったら今のこの取材でも、上半身裸だったかもしれないんですね。(※取材は役衣装で行われました) 萩野 :そうそう。だから、46歳なりの落ち着きが衣装にも表れたなと。そんな感じでございます。 高野 :(コメントが)浅ぇな…。 萩野 :ちょっと、それ一番傷つくよ! 46歳に浅ぇなって!