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Sat, 03 Aug 2024 18:20:51 +0000

岡元雄作監督による長編作品『きみはなにも悪くないよ』の製作にあたり、制作費、国内外の映画祭エントリーのための字幕制作、さらに単独上映への活動資金を支援するプロジェクトです。 『きみはなにも悪くないよ』特報映像をアップいたしました! 岡元雄作監督、ただいま本編絶賛編集中ではありますが、多くの皆様に『きみはなにも悪くないよ』の作品について知ってもらいたく、特報映像を作っていただきました! 岡元監督曰く「どこまで見せるかは悩んだんですが、そもそものテーマになってる部分はやはりちゃんと見せるべきだと思い作りました!」との事。 特報なのにかなり切り込んだ映像も盛り込んでおります。もしかしたら重いテーマの映画と思われるかもしれません。 でも、この作品は「愛について考えさせられる」映画なのです。下の監督メッセージにも書いてありますが「どんな子供にも罪はなく、愛が必要である」が監督の想いなのです。 是非、特報映像ご覧くださいませ!そして、クラウドファンディングへのご支援、ご声援お願いします! 岡元雄作監督の長編作品をシネマプロジェクトにて製作 ENBUゼミナール主催の 「シネマプロジェクト」第7弾作品として、今回、岡元雄作監督による『きみはなにも悪くないよ』を製作いたします! 君は何も悪くないよ 映画. 岡元雄作監督はこれまで国内・外の映画祭にてグランプリなど各賞を受賞しており、今回シネマプロジェクトにて長編作品に挑みます! 「私の本当の父は、母をレイプした人でした」 岡元監督が400人以上の被害が出た実際の麻酔レイプ事件から着想し、オリジナルで書き下ろした作品です。重いテーマ、設定かもしれませんが、愛について深く考える映画企画です。 主演には『HiGH&LOW THE』や『鈴木先生』など映画やドラマで大活躍中の 工藤綾乃さん を迎え、俳優として ゆってぃさん にも出演いただきます!

君は何も悪くないよ Dvd

「きみはなにも悪くないよ」に投稿されたネタバレ・内容・結末 「おかあさんは、いつも優しくて綺麗だった」 終始、心が抉られて苦しくて、たまらなかった。真相を知ってしまった母親に幼い千咲が確実に避けられていくのが、痛くてたまらない。誰も悪くないからこそ、母親を責めることもできない。 おかあさんは私のことが嫌いになってしまったのか。幼心でそんな風に思ってしまう千咲を、どうにか抱きしめてあげたくてたまらなかった。眠る千咲の小さな細い首に手をかける母親の表情が、汚い自分が産んでしまったから母親として責任を取らなければいけない、そんな風に思ってしまったが故の行動なのかな、と思った。悲しい。 大人になった千咲の復讐が、結果として少なからず望んでいた幸せな家庭への第一歩となったのが、最後の最後で良かったねって気持ちになれた。 母親に頭を撫でられて涙する千咲が、自分を待つ家族の元へ帰ってゆく。お母さんと呼ばれ、手を握る先には自分の子供がいる。 ただただ千咲の幸せを願うばかり。君は何も悪くないんだよ、本当にその通りでそれでしかないです。 胸糞すぎたああ、。 このまま胸糞でじめじめと終わっていくのかなって思ったけど、最後は好みな感じで終わってくれた. 自分が一番辛いのに真摯に向き合って、私ならぜったいにむりだ。 みんな幸せになってほしい、切実に 何も知らない方が幸せだったのかなーーー 性犯罪者の顔が気持ち悪くて気持ち悪くて😭 娘の復讐のやり方は間違ってると思う、、 どうせ結婚するなら性犯罪者を社会的に殺さない方が良かったんじゃ、、? カメ止めの山口さんや藤村さん、白岡さんも出演されていて配信されていたので観ました!!!! 「きみはなにも悪くないよ」に関する感想・評価 / coco 映画レビュー. お父さん役の山口さんと、個人的に飲み会でお話する機会があって、自分の感想を直接伝えられてなんて幸せなんだろうと思いました😭❤️ すごく優しいお父さん役で爽やかでかっこいいんですが、序盤のちーちゃんに、はちみついっぱいかけな😊てところの言い方とかめっちゃ好きですー!とかちーちゃんが大人になったときの白髪の感じとかもかっこよかったし素敵でしたとか、言いたい放題言ってしまいましたが、受け止めてくださり、「ツウですね!細かいとこまで観てくださってる」とお答えいただき、とても優しい方だなと思いました! 実は、レイプ犯の役をやってみたかったとか!!! 山口さんはとても爽やかなので彼が演じたら、こんな爽やかな人なのに!ていう意外性がすごく生まれそうでそれはそれでありそうだなと思いました。 絶叫上映でサイン頂いた藤村さん!

君は何も悪くないよ 映画

プロデューサー市橋浩治

君は何も悪くないよ ネタバレ

内容(「BOOK」データベースより) いじめられて不登校になった中川翔子が"死にたかった夜"の先に見つけた気持ち。いじめで傷つき悩むあなたに言葉と漫画で綴る。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 中川/翔子 1985年5月5日生まれ。東京都出身。2002年、ミス週刊少年マガジンに選ばれ芸能界デビュー。タレント、女優、歌手、声優、漫画など、多方面で活躍。近年は自身の経験をふまえて「いじめ・引きこもり」のテーマと向き合い、多数の番組に出演。2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた「マスコット審査会」委員、2025年開催の国際博覧会(万博)に向けた「万博誘致スペシャルサポーター」も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

▶映画上映チケット シネマプロジェクトとしての上映チケットを差し上げます! ※新宿K's cinemaにて11月の2週間の中で他作品と一緒にイベント上映を開催する予定です。 ※上記シネマプロジェクトイベント上映のみで使用できるチケットとなります。他の劇場や単独上映では使用できません事ご了承ください。 ▶DVDプレゼント 完成した作品オリジナルDVDをプレゼントいたします! ▶監督サイン入りポスターをプレゼント 11月イベント上映用のポスターを監督サイン入りでプレゼントいたします! ▶監督サイン入り台本プレゼント 撮影用台本を監督サイン入りでプレゼントいたします! ▶撮影現場へご招待! 君は何も悪くないよ ネタバレ. オフィスシーンでの撮影現場へご招待いたします! ※こちらは6月24日までにチケットお申込いただいた方限定となります。オフィスシーンでの見学(日程・場所調整中)を予定しており、希望の方にはエキストラとして出演いただけます。 ※天候や撮影スケジュールによっては実施が困難になる可能性がございます事、ご了承ください。 ▶公式上映前の関係者試写会と打上げへご招待 関係者向けの試写会と打上げへご招待させていただきます! ▶エンドクレジットにサポーターとしてお名前を掲載 本編エンドクレジットにサポーターとしてお名前を掲載させていただきます! ▶エンドクレジット、ポスター、チラシに特別協賛もしくはアソシエイトプロデューサーとしてお名前を掲載 本編エンドクレジット、ポスター、チラシに会社名または個人名を特別協賛またはアソシエイトプロデューサーとして掲載させていただきます!個人の場合にはアソシエイトプロデューサーとして映画祭などへ参加もできます。 想定されるリスクとチャレンジ この企画に携わった方々のためにも、映画祭での上映や単独劇場公開を実現させ、出来る限り多くの方に観てもらいたいと思っております。 是非、このプロジェクトに賛同いただいた皆さんの協力をお願いします。 シネマプロジェクトとして『きみはなにも悪くないよ』の映画製作や上映は、ENBUゼミナールが責任をもって行います。 ただし、映画祭へのエントリー結果やプロジェクト以外の単独公開などは約束されたものではありません。 最後に ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。 これまでWebCMやPVを一緒に手掛けてきた岡元雄作監督とシネマプロジェクト作品を制作できること、本当に嬉しく思っています。 ほんの少しのお力添えでも構いませんので、どうかよろしくお願いいたします!

「きみはなにも悪くないよ」に投稿された感想・評価 このレビューはネタバレを含みます 「おかあさんは、いつも優しくて綺麗だった」 終始、心が抉られて苦しくて、たまらなかった。真相を知ってしまった母親に幼い千咲が確実に避けられていくのが、痛くてたまらない。誰も悪くないからこそ、母親を責めることもできない。 おかあさんは私のことが嫌いになってしまったのか。幼心でそんな風に思ってしまう千咲を、どうにか抱きしめてあげたくてたまらなかった。眠る千咲の小さな細い首に手をかける母親の表情が、汚い自分が産んでしまったから母親として責任を取らなければいけない、そんな風に思ってしまったが故の行動なのかな、と思った。悲しい。 大人になった千咲の復讐が、結果として少なからず望んでいた幸せな家庭への第一歩となったのが、最後の最後で良かったねって気持ちになれた。 母親に頭を撫でられて涙する千咲が、自分を待つ家族の元へ帰ってゆく。お母さんと呼ばれ、手を握る先には自分の子供がいる。 ただただ千咲の幸せを願うばかり。君は何も悪くないんだよ、本当にその通りでそれでしかないです。 えこんな警官いるぅ? ?ってなって11:10観て鑑賞中断した。一旦違うの観よ しょうたのお父さん(レイプ野郎)と、千咲の職場のメガネの奴の演技が酷すぎて、途中、集中が途切れた。 気持ち悪いなぁ。 正直、千咲の母親にも、父親になったとしても、娘を殺したくなる気持ち分からなくもない。それに母親が千咲の首に手をかけた時、考えてたこと同じでゾッとした。 ただ復讐のために同じ父親を持つ子同士でセックスして子ども作って。近親相姦で生まれてきた子どもに身体的に問題はないのだろうか? タイトル通り。きみはなにも悪くないよ。本当になにも悪くない。これ以上でも以下でもない。 内容はなかなか重めで、女として本当に許せない事件。あの、くそレイプ魔の息子に対する虐待と穴埋めをするかのような間違った愛情が、妙にリアルだった。 脚本もの凄くしっかりしとる…若手監督だけど、高クォリティ。めちゃくちゃ良かった。 このレビューはネタバレを含みます 胸糞すぎたああ、。 このまま胸糞でじめじめと終わっていくのかなって思ったけど、最後は好みな感じで終わってくれた. 自分が一番辛いのに真摯に向き合って、私ならぜったいにむりだ。 みんな幸せになってほしい、切実に 麻酔して気を失っているところをレイプ。その被害者の数400人。 そのレイプによって生まれてきた千咲の物語。 なんでも10年経てば事件は時効になってしまうらしく犯人は捕まらず。 元凶を辿れば間違いなく犯人が悪いのですが犯人を捕まえられずただただ被害者にその事実を告げて苦しめたのは正直、警察、お前らやないかーい!と思ってしまった。 ラストが予想を裏切られて良かったです!暗いのが好きなくせに個人的にこのラストが好きです(笑) 現実が一番むごい... きみはなにも悪くないよ|MOVIE WALKER PRESS. 完全なるフィクションだと思いたい。君は本当に何も悪くないよ。 エンドロールでびっくりした。ゆってぃ何役で出てた..... ?

TOP RELEASE 中島みゆき DVD / BD 夜会の軌跡 1989〜2002 MUSIC 2003. 12. 03 発売 / ¥4, 180(税込) / YCBW-00008 / 形態:DVD 1989年の第1回から第12回(2002年)までの「夜会」の軌跡を綴った作品。 それぞれの「夜会」の名曲集や心に残る名場面集を楽しめるようになっている。特に、映像化が困難な故に作品としてリリースされていない夜会 VOL. 11、12「ウインター・ガーデン」から収録された楽曲は必見。 ≫ BUY Amazon

ウィンター・ガーデン - Wikipedia

11での、〈犬〉が天使の階段を登ってゆこうとしながら「粉雪は忘れ薬」を歌うラストシーンは、VOL. 12では、〈犬〉と〈女〉が天空近くの槲の樹の枝に腰掛け、手を携えて「記憶」を歌うラストシーンへと変更されていたが、いずれにせよ、天空からもたらされる救済という結論を強調していることには変わりはない。 この天空と地上――未来と現在――とをつなぐメディアは、「雪」である。 「雪」は「自然」の使者として、人間のすべての哀しみと痛みを鎮め浄化する「アスピリン」、「忘れ薬」として、この地上に降り積もる――それはすでにみたとおりだ。 しかし、それと同時に「雪」は――中島みゆきが詩詞集『ウィンター・ガーデン』の「まえがき」で、物理学者・中谷宇吉郎博士の言葉を引用して述べているとおり――「天から送られた手紙」でもある。 広い空の上では 手紙がつづられる 透きとおる便箋は 六つの花びらの花 「六花」のこの詩節で歌われる「透きとおる便箋」としての「雪」のイメージは、さらに (VOL.

11/12「ウィンター・ガーデン」 (2000年/2002年) の舞台に接したファンの方なら、私がこの文章に強い興味をひかれた理由を、直感していただけるのではないだろうか。 「ウィンター・ガーデン」では、その物語の舞台である、凍原に立つ GLASSHOUSE ――その傍らに立ち、そこに暮らした者たちをじっと見つめつづけてきた槲の〈樹〉の役を、能楽師/能役者が演じた (VOL. 11では佐野登/波吉雅之/渡邊他賀男のトリプルキャスト、VOL. ウィンター・ガーデン - Wikipedia. 12では佐野登) 。 ちなみに、上記の文章の著者、安田登氏は、少し検索してみると、佐野登氏や波吉雅之氏とも何度か同じ舞台に立っているようだ。 私は、能――に限らず、日本の古典芸能一般――に関しては、恥ずかしながらまったく不案内な人間である。 また、中島みゆきが、『ウィンター・ガーデン』の上演当時のインタビュー等で、能楽師/能役者を共演者に招いた理由や意味について何か語っていたのかどうか、私は寡聞にして知らない。 が、上記の文章は、その理由や意味を考えるうえで、きわめて重大なヒントを与えてくれるような気がする。 この記事では、そのことを手掛かりにしつつ、『ウィンター・ガーデン』の舞台の記憶を辿りながら、上演から早や10年ほどが経つこの夜会の意味について再考してみたい。 「自然」と人間の生 『ウィンター・ガーデン』は、これまで16回にわたって上演されてきた夜会の中でも、おそらく最も特異で実験的な舞台である。 台詞に代えて、約50篇もの詩を用いた朗読劇というスタイル 中島みゆきが、普通の意味での物語の主役である〈女〉ではなく、最初は脇役のようにもみえる〈犬〉を演じたこと そして上述のとおり、能楽師/能役者が共演者として招かれ、〈樹〉としてキャスティングされたこと 以上の3点だけをみても、他の14回の夜会には例をみず、この舞台の特異性が明らかに際立つ。 しかもVOL. 11/12は、DVD「夜会の軌跡」に収録された数曲を除き映像化されておらず、また唯一の公式資料ともいえる詩詞集『ウィンター・ガーデン』 も、長らく品切れ状態で入手困難のままであり、直接に舞台を観た者でなければ、きわめて全貌がつかみにくい。その意味でも、謎や神秘に包まれた夜会でありつづけている。 なお、詩詞集『ウィンター・ガーデン』 については、 「復刊ドットコム」に復刊リクエスト が出されており、私も賛同した一人である。このブログの読者の方々にも、できればご賛同いただけると大変ありがたい。 しかしそうした特異性の一方で、VOL.

中島みゆきの夜会『ウィンター・ガーデン』はなぜ映像化されないのか?|『ウィンター・ガーデン』を楽しむ方法|記憶の中の中島みゆき

15 〜夜物語〜元祖・今晩屋 』 や 『夜会VOL. 18 橋の下のアルカディア』 などでも、この輪廻転生に向き合っている。 『ウインター・ガーデン』のみんなの感想 夜会【ウィンターガーデン】で歌った、谷山浩子さんの【街路樹】と、みゆきさんと一緒に歌った【記憶】がまた素敵なのよ😃なんで映像として残ってないのが残念だよ #中島みゆき #谷山浩子 — 北国のくまきち🐻🍯⛄✨ここにいるよ🍀 (@kuma_kichi003) May 5, 2020 ゲイバーで、中島みゆきさんファンとの会話 私「ウィンターガーデン映像化してもらいたいんですよー」 「別に映像化されなくてもいいですけどねー」 世間は世知辛い… — yui nathan (@yui_norzem) November 16, 2019 中島みゆきファンの友達に「谷山浩子ファンは、ウィンターガーデンの映像化を期待しているんだよ」と話したら、「無理だと思うよ。朗読劇でほとんど動きがないからつまらないと思う」と言って、納得してしまった。 確かに浩子さんファン以外の収益は望めないかも… — yui nathan (@yui_norzem) February 3, 2019 みゆきさんの夜会の中で、「問う女」と「ウィンターガーデン」は気になるなー! 夜会VOL.11/12 『ウィンター・ガーデン』 – 転轍される世界. #中島みゆき #夜会工場 #夜会 — うめ☆ (@umeblessing) December 5, 2017 #taniyama #ファムラジオ 中島みゆきさんと谷山浩子さんが共演した夜会は最高でした! また共演してほしいです。 「ウィンターガーデン」良かったな。 — DeK (@kkDeK) October 2, 2016 『ウィンター・ガーデン』の映像 『ウィンター・ガーデン』 は、他の 『夜会』 のようなフルの形で映像化はされていないが、断片的な映像としてはいくつかのDVDに収録されている。 『夜会の軌跡 1989〜2002』 1989年から2002年までの 『夜会』 の軌跡を辿った総集編的なDVD。 このDVDには、 『ウィンター・ガーデン』 の映像が多く収録されていて、犬の格好した中島みゆきにお目にかかることができる。 曲目は、 『ツンドラ・バード』『陽紡ぎ唄』『朱色の花を抱きしめて』『六花』『街路樹』『氷脈』『記憶』 。 『夜会工場VOL. 2』 『夜会VOL.

中島みゆきがライフワークとして取り組んでいる言葉の実験劇場 『夜会』 。 1989年から始まり、2019年時点で、VOL. 20を迎え、そのほとんどがBD/DVD化されているのだが、なぜか、2000年と2002年に上演された 『ウィンター・ガーデン』 は現在までBD/DVD化されていない。 いったい何故なのだろう? なぜ『ウィンター・ガーデン』は映像化されていないのか? 『ウィンター・ガーデン』 だけぽっかり穴が開いたように、DVD化されないのは、すこぶる違和感がある。 中島みゆきは、2000年12月号 「日経エンタテイメント!」 のインタビュー記事の中で、中島みゆきは、映像化しなかった理由についてこのように答えている。 「今までの 『夜会』 はフィクションから始まったけど、今回は日常から始めようかなって思ったので。 それとライブである、1回限りのものだって点を考え直してみたくなりました。 その意味で今回は映像収録もしません」 つまり、非映像化は中島みゆきのポリシーによるものだったのだ。 また、別のインタビューでは、撮影すればいろいろな制約が生じるため、 『ウィンター・ガーデン』 はそれを許容できる性質ではなかったとも答えている。 『ウィンター・ガーデン』ってどんな舞台だったのか?

夜会Vol.11/12 『ウィンター・ガーデン』 – 転轍される世界

2019年5月1日から始まる日本の新元号「令和」の出典と発表されたことがきっかけで、万葉集がちょっとしたブームになっているという。 出典とされたのは、万葉集巻5の梅花の歌32首 (さらに6首を追加) の序。天平2年 (7… 全文を読む 夏の甲子園での高校野球が始まると、野球好きの血が騒ぐ。 私自身は生来の運動音痴で、もっぱら「観る」方の立場ではあるが――高校野球にせよプロ野球にせよ――野球にまつわるさまざまな記憶は、これまでの人生の節目節目に、かなり濃… 夜会Vol. 17『2/2』の初日の感想でも書いた通り、夜会Vol. 17『2/2』のエピローグともいうべき第3幕「鏡の中の夏」は、杉本和世の美しい高音のスキャットによる「彼と私と、もう1人」とともに幕を閉じた。 初日は幸運… 「神話の解凍――「ウィンター・ガーデン」再考」で、「神話する身体」というエッセイを引用させていただいた能楽師・安田登氏の著書、『異界を旅する能――ワキという存在』 (ちくま文庫、2011年6月) を読んだ。 期待通り、と… 「神話する身体」 少々季節外れの話題になってしまうが、先日たまたま今年度の某国立大学の入試 (二次試験) の国語の問題を見ていて、能楽師・安田登氏の「神話する身体」という文章が目にとまり、とても興味深く読んだ。 出題部分… 投稿ナビゲーション

10以前の夜会でもたびたび予示されてはいたが、VOL. 11以降、中心テーマとしてはっきりと前面に出ることになる――を紡いでゆくためには、演者個人の人生経験に制約された演劇的表現だけでは不十分だった。 ――そのためには、個人の人生経験を超えた表現、すなわち変わってゆく心の基層にある、変わることのない「思い」を表現しうる形式が必要だった。 そのような表現形式として選ばれたのが、「能」だった――ということだ。 『ウィンター・ガーデン』でこの挑戦に成功することによって、中島みゆきは、「24時着0時発」を経て「今晩屋」へとつづく、「転生」と「救済」の物語をスタートさせることができた――とみることができるかもしれない。 VOL. 16までの夜会を観た現在の視点から振り返ってみると、改めてクローズアップされてくるのは、『ウィンター・ガーデン』の基本的な世界観を表現する詩である「凍原楼閣」、とりわけ次の詩節である。 そびえるのは空鏡 望みの意味を解き明かす この詩は、VOL. 11の舞台では朗読されることなく――同じ題名のインストルメンタル曲として演奏されはしたが――公演パンフレットの最後に、第50番目の詩として収録されていた。 が、VOL. 12では歌詞付きの曲として、杉本和世によって歌われた。この歌唱での、とりわけ「空鏡」の部分の透きとおるような高音は、今も私の耳にはっきりと残っている。 すでにみたように、『ウィンター・ガーデン』における「空」とは、「未来」の表象である。 「未来」へと向けられた人間のすべての「望み」の意味を解き明かす「空鏡」――このイメージは、「今晩屋」の終曲「天鏡」に、直接につながってゆく。 その鏡は 人の手には 触れることの叶わぬもの その鏡は 空の彼方 遥か彼方 涙を湛えた瞳だ 人の手が触れることの叶わぬ、空の遥か彼方にある「鏡」―― ――「神話」とは、その「鏡」に映し出される、世界の始原から遥かな未来へとつながる永遠の旅路を、そしてその中で無限に受け継がれてゆく「思い」を、紡ぎつづける物語である。 『ウィンター・ガーデン』は、そのような意味での「神話」を解凍し、夜会という形式を借りて、この現代によみがえらせたのだ。