概要 著者: 川上稔 、イラスト: さとやす 、による長編小説。 著者の長編の第3シリーズで、シリーズ名称は『 GENESIS 』。 川上作品における、第4の時代の物語である。 2018年12月に本編は終了した。 ・・・のだがその 二週間後 にカクヨムにて元ソシャゲーの"OO-FORMATION 王と八人の仲間達"をベースに羽柴勢も合流した最終巻後設定の 続編 "境界線上のホライゾン NEXT BOX"が連載開始している。 川上作品における時代推移 FORTH >> AHEAD >> EDGE >> GENESIS >> OBSTACLE >> CITY あらすじ 遙か遠い未来。かつて天上へ至った人々が地球に舞い戻り、再度の進出を目指して歴史再現を行う時代。 聖連の下、世界各国の暫定支配を受けている極東において、歴史再現の要である"聖譜"が1648年を境に更新を停止、末世の襲来が噂されるようになる。 最後の記述"ヴェストファーレン会議"に向けて各国が動き出す中、極東唯一の独立領土にして航空都市艦「武蔵」の人々は"一人の少女"と世界の命運をかけた戦いに乗り出してゆく―――。 以下続刊中というか、あまりに重厚な設定のため詳細についての記述は控える。 とりあえず買うといいとおもうよ!
境界線上のホライゾン PORTABLE | アスキー・メディアワークス公式サイト プラットフォーム:PSP®「プレイステーション・ポータブル」 発売日:2013年4月25日※DL版は5月8日配信 価格:通常版:5, 980円+税 初回限定版:9, 980円+税 DL版2, 777円+税 UMD®Passport 952円+税 発売:角川ゲームス 企画・制作:アスキー・メディアワークス 開発:テンキー CERO:初回限定版D 通常版 / DL版C ©川上稔/アスキー・メディアワークス/境界線上のホライゾン制作委員会 ©2013 TENKY/ASCII MEDIA WORKS Inc. @d_game_staffをフォロー
!」 レベッカの手からは強力な吹雪が暗闇を纏って放たれた。 ニルと呼ばれた銀髪の少女が一歩前に出ようとするが、それを葉月が制する。 「葉月?」 「いい。俺がやる」 そういうと、葉月も詠唱をする。 「ラス・テル・マ・スキル・マギステル 光の精霊 ( セブテントリーギンタ・) 67柱 ( スピリートゥス・ルーキス) 集い来たりて ( コエウンテース・) 敵を撃て ( イニミクス・サギテント) 魔法の射手 ( サギタ・マギカ) !」 「ただの魔法の射手じゃ、これは撃ちぬけないわよ! !」 だが、今までの魔法とは違っていた。 葉月はそれを打ち出す。 それは、今までの散弾のような弾丸ではなく、一直線に集中したものだった。 「 集束 ( コンウェルゲンティア) ・ 光の67矢 ( ・ルークム) !」 それは、レベッカの放った魔法とぶつかり合う。 しばらくそれらは拮抗していたが、やがて葉月のほうが押し出す。 「ッ、そんな!」 「魔力量だけで強い弱いは測れない。確かにそうだ」 だがな、 「魔法の種類でも強弱は測れねえよ! 「境界線上のホライゾン」~ドラマCD「境界線上のホライゾンHR」4 - YouTube. !」 そして、完全にレベッカの魔法を飲み込むと、そのままレベッカを襲う。 光の奔流が、レベッカを包み込んだ。 光の奔流が収まると、気を失ってレベッカが地上へと落下し始めた。 だが、 「 風よ ( ウェンテ) !」 葉月が手を横に振ると、突風がレベッカを包み込んで、落下のスピードを遅くした。 あれならば地上に落ちても怪我をせずに済むだろう。 「マスターは相変わらず優しいね」 「別に。そうでもないさ」 安全にレベッカが地上に落ちるのを見届けると、葉月はそのままトーリたちのいる方向を見る。 「俺もすぐに行かないとな。アイツらがいるとはいえ、心配だ」 「ええ。行きましょう。マスター葉月」 「ちゃっちゃと終わらせて、寝ます! 寝るに限ります! あ、でもぉ、葉月が一緒ならなおさら良しで~」 「行くぞ」 「ちょっちょっちょー! 無視ですカー! ?」 ニルを無視しつつ、葉月とシルフィーは審問艦のほうへと向かう。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 葉月がつくと、そこには倒れたaliaの戦士団と数人の少女達がいた。 まだ警護隊と拮抗している部隊もいるが、それでもかなりの人数が減っていた。 教皇総長も戦線に復帰したらしく、こちらを見るなり苦汁の表情を浮かべる。 「あー。はーづーきー!」 その中で、黄色い髪の、まだ小等部にそうな少女が手を振る。 葉月はその近くに下りると、辺りを見渡して言う。 「これ、お前らでやったのか?」 「半分くらいはね!
その昔、一人の馬鹿がこういった「俺は王様になる。皆の夢が叶う国を作る王様になる。―――――が、自分の夢を持てる国を作る王様になる!」と。 それに呼応するかのように、一人の未熟な魔法使いが言う 「なら、俺がお前の剣になる。お前の障害を取っ払う剣になる」 さらに、一人の孤独な術者は言う 「僕は、皆を守る盾になる。絶対に誰も傷つかない無敵の盾になる」 三人はこの日、約束をした。 いつの日か、絶対に実現させようと。 熱にうなされて書いたホライゾン二次創作です。いつも通りの最強系です。苦手な方は今からでも遅くありません。戻ってください。OKな方は、どうぞ。