今回は、お菓子の大定番 「きのこの山」と「たけのこの里」の食べ比べ( 味覚評価 ) です! たびたびどっち派! ?と論争になるお菓子ですよね…。 みなさんは「きのこ」と「たけのこ」、どちら派ですか? 余談ですが、、、 筆者の家では、小さい頃「お菓子は100円以内で1個」という絶対的なルールがありました!!! きのこの山とたけのこの里は、 「100円以内にどう頑張っても収まらない手の届かない高級お菓子」だったので、 今、これらのお菓子を買うと、ルールを破っているような後ろめたさを感じつつ、 値段を気にせずお菓子を買える大人の優越感に浸れるのです・・・! そんなきのこの山とたけのこの里は、派閥争いが幾度も繰り広げられてきました。 「明治」がこれまでに実施したに「きのこたけのこ総選挙」では 第1回の2001年、第2回の2018年は たけのこの里が勝利していましたが、 3回目となる 2019年の総選挙ではじめてきのこの山が勝利 し、話題を集めました。 このように、どっちが好き?や、どっちがおいしい?という論争はよくされるのですが、、 具体的に味の違いはどのようなものがあるのでしょうか?? ということで本日の本題です! 今回は、「きのこの山」と「たけのこの里」について、 日本味覚協会の評価者4名にて味覚評価( 食べ比べ )を行いました。 1「きのこの山」【明治】 2「たけのこの里」【明治】 栄養成分表示 きのこの山、たけのこの里の栄養成分表示は以下の通りです。 (内容量は、きのこの山が74g、たけのこの里が70g。きのこの山の方が若干多いです) カロリーを見ると、 きのこの山の方が、たけのこの里よりも40cal高いことが分かります。 これは、チョコの量の違い(きのこの山の方が多い)が影響していると考えられます! レーダーチャート(味覚評価/採点法) 今回は、「きのこの山」、「たけのこの里」の味の要素として、 1. チョコの甘味 2. チョコのミルク感 3. チョコのカカオ感 4. きのこの山とたけのこの里、どちらが優れているの?薬剤師に聞いてみた。 | 株式会社LIG. チョコのなめらかさ(口溶け) 5. クッキー(クラッカー)のサクサクさ(歯ごたえ) 6. クッキー(クラッカー)のバター感 7. クッキー(クラッカー)の甘さ の7項目を設定し、 各項目について5点満点で味覚評価(採点法)を行いました。 結果は、以下の通りです。 味の違いに大きな差があるには一目瞭然ですね!
?」 「あ〜! チョコを取ったら、可愛くなりましたね!」 「写メっちゃおう〜」 「可愛い〜」 (…………………。) (今度はスナック部分を砕き始めたぞ) (スナック部分が粉末状に…) 「これも飲んでください」 「ほぼ固形物だけど! ?」 「いけるいける〜」 「飲むのが無理なら、食べるだけでもいいですよ」 「…飲まなくて良いのなら」 ザザッ ザザザーッ (…僕は一体、何をしてるんだろう?) ※きのことたけのこ、両方の粉を食べました。 たけのこの里は「ショートニング」の量に注目 「どんな感じですか?」 「これは全然違いますね。きのこのほうはクラッカー的なカリカリとした感じ。 たけのこのほうはしっとり、サクサクとした食感 です」 「ここで、もう一度原材料を見てみましょう」 砂糖、小麦粉、カカオマス、植物油脂、全粉乳、ココアバター、乳糖、 ショートニング 、練乳パウダー、脱脂粉乳、クリーミングパウダー、異性化液糖、麦芽エキス、イースト、食塩、乳化剤(大豆を含む)、膨脹剤、香料 砂糖、小麦粉、全粉乳、カカオマス、 ショートニング 、鶏卵、植物油脂、ココアバター、卵白、マーガリン、 アーモンドペースト、乳糖、脱脂粉乳、食塩、クリーミングパウダー、麦芽エキス、乳化剤(大豆を含む)、膨脹剤、香料 「食品添加物以外の原材料名は、重量の割合の多いものから記載するというルールがあるんです。そこで、どちらのお菓子にも含まれている、 ショートニングの記載順 に注目してください」 「たけのこの里は、ショートニングが前のほうにきてますね! ?」 「比較的、ショートニングの割合が多いということになります」 「ショートニングとはどんなものですか?」 「人工油脂です。お菓子などに入れるとサクサクッとした食感を出せるのですが、 摂取するとトランス脂肪酸が生成されやすくなります 」 「そうなると、どんな影響がありますか?」 「体内のコレステロールが増えすぎてしまい、動脈硬化、心臓疾患といった健康被害を引き起こす可能性が高まりますね…」 「なるほど… これは難しくなってきたな」 きのこたけのこ戦争、ついに決着 「それでは、そろそろ結論を出していただこうかと思います」 「う〜ん… わかりました」 「難しい判定になりますね…」 「ズバリ、摂取物として優れているのはどっちですか?」 「きのこの山です」 「たけのこの里ですね」 「意見が分かれた!
「きのこたけのこ戦争」決着はついた? たけのこの里ときのこの山は、長い歴史を持つ国民的な菓子といえる。どちらもチョコレート菓子の定番であるが、同じシリーズとなるとやはりどちらが人気なのか決めたくなるものだ。 菓子メーカーの明治が主催で、「きのこたけのこ戦争」や「きのこたけのこ国民総選挙」といった名目で人気投票が行われることがある。どちらが人気なのか白黒ハッキリとつけることを目的に行われているイベントであり、このイベントがきっかけでより市場が盛り上がることを期待されている。 どちらが好きなのかはやはり個人的な好みによる部分も多いが、売り上げの面からいうときのこの山よりもたけのこの里の方が倍近く売れるというのが実情である。 実際に行われたきのこたけのこ国民総選挙においては、大差をつけてたけのこの里に軍配が上がった。たけのこの里がきのこの山よりも人気があるということは明白といえる。 たけのこの里ときのこの山では、一般的にはたけのこの里の方が人気がある。2つのチョコは形が違うという点だけではなく、クッキーやチョコなど細かい部分にまでこだわりを持って開発された商品だ。 実際に食べ比べをして、味わい深く楽しんでみてはいかがだろうか。 公開日: 2019年10月 6日 更新日: 2021年2月 9日 この記事をシェアする ランキング ランキング