★種の採取編はこちらを見てください★ 次は採取した種を選別します。 ・・・状態がいい感じだったらしなくてもいいのかもしれないけど。 とりあえず私は、どれが発芽するのか解らなかったので実験的に やってみました(^^) まずは採取した種を1晩、お水に浸します。 私は深めの器にお水を入れて、そこに入れてみました。 発芽しやすいものは1日お水につけておくと沈むようです。 ※とはいえ100%の発芽ではないと思います 私は沈んだ種と沈まない種を選別して置いてみました。 結論としては、やっぱり沈んだ種の発芽率がかなり良かったです!
松ぼっくりに種を植え付ける 松ぼっくりは、水が付くと、笠を閉じてしまう性質があるので、水やりする前にしっかりと土を詰めておく必要があります。 拾ってきた松ぼっくりは、案外小さめ。 もう少し大きな松ぼっくりを拾ってきたほうが見栄えも良くなるのでは? ?とは思いました。 でも! 種ができたところに戻す!
だったら嬉しい誤算です。 まだ、はっきりしたことは、わかりません。 もうしばらくこのまま、乾いてしまわないように注意して見守ります。 2018年11月5日(23日後) 松ぼっくりから松の芽がにょきにょき出てきました。 葉が開いてくるので、とてもうれしいです。 その後の松ぼっくりの松 このあと、これらの松が育ったか? ?というと、すぐに枯れていきました。 底面給水しているにもかかわらず、松ぼっくりは乾きやすいらしく、3日も留守にすると松ぼっくり上の松が枯れています。 水をまた上からやって、しばらくすると3本ぐらい出てくるのですが、また留守にすることがあると、たとえ1日だけでも、枯れてしまいます。 何しろ、3時間おきくらいに水やりしないとぐったり倒れてくるから、半日家を空けるだけでダウンです。 松が安定するまで家から3時間以上離れない!なんて、無理ですね。。。。 最後の松は、年末年始の不在の間に、枯れ果てました。 2019年のうちに、でっかい松ぼっくりと、まだ青い松ぼっくりを拾ってきて育てる! 懲りない私の再チャレンジ、やりたいです。 もうちょっと松ぼっくりが埋まるように、もう少し広い鉢にします。
ここまで、庭木としての松についていろいろとご紹介してきました。松は、盆栽でも人気があり、よく育てられています。最後に、盆栽の育て方についてもご紹介します。 盆栽の基本のお手入れ まずは、松の盆栽の基本的なお手入れについてみていきましょう。 ・生育環境、水やり、施肥、病害虫対策 松は日光を好み、たくさんの葉が生えて密集しますので、日当たりがよく風通しのいい場所に置きましょう。水やりは、土の表面が乾いたら与えます。春や秋は1日1回、夏の暑い時期は1日2回、冬は3日に1回程度でよいでしょう。 肥料は、4~9月の間の、梅雨や真夏を除いた時期に、月1回程度与えます。有機性の固形肥料を置きましょう。葉が混み合うとアブラムシやダニなどの虫が発生することがありますので、注意が必要です。 大きくなったら植え替えよう 盆栽の松が大きくなったら、植え替えをしましょう。植え替え先の土は、赤玉土7:桐生砂3の用土がよいでしょう。伸びた根を半分程度に切り、新しい鉢に植え込みます。はじめは3年程度で植え替えをおこない、次第に植え替えまでの期間を長くしていくとよいです。 好みの形に整えたいときは? 盆栽は形を整えることも楽しみのひとつです。松の盆栽を好みの形に整えるためには、いくつかの方法があります。 まずは剪定ですが、伸びた部分や混み合っている部分などの葉や小枝を、バランスを考えながらハサミで切ります。古い葉を取り除きたいときには、葉すかしという方法もあります。葉をすかすように抜き取るのです。11月ごろには自然と古い葉が落ちるので、このときに残った葉をピンセットで抜き取りましょう。 盆栽の高さを小さくしたい場合は、芽摘みという方法があります。5月ごろに芽が目立つぐらいまで伸びてきたら、枝の先端にしっかり伸びている強い芽をはさみで切りましょう。残った弱い芽も間引いたり、込み入った葉をカットしたりして整えるとよいです。 盆栽の形を変えたい場合は、針金掛けをしましょう。枝に針金を巻き付けることによって、枝を曲げたり位置を変えたりすることができるのです。これは1年中どの時期でもおこなうことができます。 なお、枝を新しい場所で固定するには数カ月はかかります。枝が太くなると針金が食い込んであとがついてしますので、定期的にチェックをして巻き直すなどの対応をしましょう。 あったら便利な装具をご紹介! 松の盆栽の手入れについて、おわかりいただけたでしょうか。このような盆栽の手入れをするときに、あったら便利な装具がありますので、ご紹介します。 まずははさみですが、小さいものや細長いものなどいろいろな種類があります。枝を根元から切りたいときには、「又枝切り」を使うと便利です。又枝切りにも、刃の形が平らなものや半円のものなど種類があります。根を切るための「根切鋏」というはさみもあります。太い根を切るときには、「のこぎり」を使いましょう。 針金掛けにもいろいろな道具を使います。針金だけではなく、「針金切り」「針金用のやっとこ」などです。これらにもいろいろな種類やサイズがありますので、使いやすいものを選びましょう。太い枝を曲げるときには、「クランプ」「ターンバックル」などの工具を使うこともできます。 松のお手入れは難しい?