5センチしか動かないのに対し、腹式呼吸を行うと10センチ近く上下すると言われています。
吸気に換算すると、通常時は約450ミリリットルなのに対し、横隔膜を最大限動かした場合は、約3000ミリリットル吸うことができると言われています。
では、実際にやってみましょう。
①おへその少し下、丹田(※)に手を当てます。
※おへそのおよそ5cm下、5cm奥のあたりです。
②手を当てた部分を引っ込めながら、今ある息を口からすべて吐き切ります。(お腹がぺったんこになっていますか?) ③次に、引っ込めたお腹を膨らましながら、鼻から息を吸います。
再び②を行い、口からゆっくり息を吐きます。
これを繰り返してみてください。
これまで眠っていた筋肉を動かすので、はじめはわかりにくいかもしれませんが、やっていくうちに、お腹を使ってスムーズに呼吸できるようになります。
慣れてきたら、吐く息をどんどん伸ばしていってみてください。
吐く息を長くできるようになればなるほど、声が震えにくくなってきます。
息を吐くときに意識するのは常にお腹(丹田)です。
腹式呼吸のコツがつかめてきたら、今度はその吐く息に声を乗せていきます。
声帯は息が通るだけです。決して喉に力は入れません。
肩もあがらないように気を付けてください。
肩があがると腹式呼吸が非常にやりづらくなります。
上半身の力は抜きます。
口の形をしっかり開けながら、腹式呼吸で声を発します。
声を発している時、お腹はぺったんこになっていますか? そうすることで強く長い発声ができるようになります。
しっかりお腹から声を出せるようになれば、声の震えは確実に無くせます。
腹式呼吸は誰しも身につけられるものです。
毎日トレーニングを行うことで、震えない声作りができますので
ぜひみなさん取り組んでみてください。
手足の震えを止める方法
手足の震えに悩みを抱える方も非常に多いです。
半数以上の人が悩んでいます。
演台など何もなく全身をさらしている状態での発表・スピーチ時の足の震え、
原稿やマイクを持ちながらの説明会や司会進行時の手の震え、
ホテルや結婚式の記帳など人に見られている場面での手の震え(書痙といいます)
等々、さまざまなシチュエーションで発症することも特徴です。
それではその震えをどうやって止めるのでしょうか?
あれ? 何でだろう…勝手にきた「手の震え」が伝える病気の前兆 - まぐまぐニュース!
」で、ふるえを伴う病気について詳しくみていこう。
■関連記事
パーキンソン病を発症する前に血液で診断する方法を開発 便秘、嗅覚低下、睡眠障害、うつも早期発見の鍵
パーキンソン病に長く悩んでいる人にはDAT外来に相談 順天堂大学
パーキンソン病ってどんな病気?最新の治療法は? 近未来のパーキンソン病ハウス、遠隔ICTで患者さんをサポート 順天堂大学と企業で共同研究
手の震えはパーキンソン病?何科を受診?重大な病気か判る7つの知識 – 転ばぬ先の杖
「あれ?自分の意志と関係なく震えている!」
こういう経験をされたことはないでしょうか。
自分の意志とは関係ない動きを「不随意運動(ふずいいうんどう)」といいます。不随意運動のなかでは「瞬き」や「頭を振る」などもありますが、「手の震え」が一番多いものです。
そしてそれには、もしかしたら病気が隠れている可能性もあります。詳しく見ていきましょう。
手の震えはなぜ起こる?
手の震え、何科にかかれば良い?改善方法は? | いしゃまち
20~30代の女性に多い「対人恐怖症」
アナタを突然襲う パニック障害とは
「 不整脈 」になりやすいのはどんな人?治療法はあるの?
2019年2月18日 2019年5月27日
突然、なんの前触れもなく、大量の汗と震えが止まらなくなったことはありますか?