子供の風邪が治りかけている場合でも、風邪が移る可能性があるので注意が必要です。 手洗いうがいを行う ウイルスや細菌が鼻や喉の粘膜に感染すると発熱や鼻水や咳がでるので、原因となるウイルスや細菌を体に侵入させないように、こまめに手洗いやうがいを行うことが大切です。 外出時には、マスクを使用やアルコールを使った手指消毒を行うと良いでしょう。 部屋を加湿する 鼻や喉の粘膜が乾燥している場合は、ウイルスや細菌が感染しやすい状態です。濡れたタオルをかけたり、加湿器を使い室内の湿度を保つことで感染を予防しましょう。
医学博士 三島 渉 (横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック理事長) 最終更新日 2021年04月09日 「風邪を引くと咳が出る」 これは誰もが経験のある、非常にポピュラーな症状です。 しかし、咳というのは、風邪をひいた時だけに発現する症状ではありません。 むしろ「風邪はひいていないはずなのに、咳だけが出ている」という状態こそ注意が必要です。 熱は出ていないけれど咳が止まらないという場合は、早めに呼吸器内科に相談すべき状態と言っても大げさではありません。 そこで今回は、「熱はないのに咳が止まらない」という症状について解説していきます。 1. 新型コロナウイルス感染症を心配される方へ・ 風邪症状で受診の際のお願い - 通町診療所. 咳症状が出現する疾患とは? 咳というのは非常に一般的な症状であり、さまざまな病気によって引き起こされます。 "つらい咳や熱に〇〇〇…"などといったテレビコマーシャルの効果もあってか、多くの人が「咳と発熱はセット」であるかのようなイメージを持っているかもしれません。 風邪やインフルエンザなどの感染症によって咳や痰などの呼吸器症状が発現するのはもちろんなのですが、実際には熱がなくても咳が出現する病気はたくさん存在します。 •長期間咳が続く •咳によって呼吸も苦しくなる •ゼーゼーヒューヒューという息づかいになる このような咳にこそ注意が必要です。 ◆「咳が止まらない時に心配な病気の症状・検査・治療」>> 風邪が原因ではない「発熱のない咳」について、もう少し詳しく紹介していきます。 1-1. 慢性気管支炎 気管や気管支が慢性的(長期的)に炎症を起こすことで、咳や痰が長く続く状態が「慢性気管支炎」です。 気管や気管支の慢性的な炎症が原因であるため、風邪のように1週間で軽快するということはあまりなく、粘り気の強い痰が絡まり、咳や痰が続くという特徴があります。 そして、多くの場合で慢性気管支炎の原因は喫煙(タバコ)です。 受動喫煙も慢性気管支炎の症状を悪化させることが知られているため、十分な注意が必要です。 慢性気管支炎では、発熱のない咳症状が認められることがあります。 もちろん発熱を合併するケースはありますが、他の症状がほとんどないにも関わらず、咳だけが止まらないことがあります。 【参考情報】『e-ヘルスネット/慢性気管支炎』厚生労働省 禁煙は気管支炎の予防だけでなく症状を軽減する上でも有効で、最も基本的で重要な治療手段であるといえます。 当院では禁煙のサポートも行っており、禁煙と咳の治療を並行して行うことが可能です。 ◆「禁煙治療」について>> 1-2.
子どもの咳の症状 このような咳の症状はありますか?
えっ、熱もないのにインフルエンザ? 今年もインフルエンザが猛威を振るっていますが、典型的な症状は、下の図の通りです。 要するに、ただの風邪より発熱、悪寒、関節痛など重症感が強いわけです。 しかし、一見分かりにくい場合があるのでご注意ください。 こんな症例がありました 症例1: 53歳女性 数日前から、軽い咳があり、今日から全身倦怠が出現。 発熱は、ありません。インフルエンザ迅速検査でA型陽性。 他にも、同じような方がおられます。インフルを疑ったのは、全身倦怠が出現したのと、咳があったからです。熱がないからと言って安心せずに、関節痛や全身倦怠などの症状があれば、インフルエンザの検査を受けることをお勧めします。 インフルエンザ自体は、イナビルや、リレンザなどの吸入薬がよく効くので、早く治療を開始すれば早く治ります。もちろん高齢者や免疫の低下した方、などの場合は、別ですが。 インフルエンザの後遺症 インフルエンザの熱が治っても、しつこい咳や鼻水が続いたり、頬痛やひどいときは、嗅覚障害(匂いがしなくなった。)が起きることがあります。これらは、気管支炎や副鼻腔炎を起こしたものと思われます。 放置すると、治るまでに時間がかかってしまします。また、嗅覚障害は、早く治療した方がよいので、耳鼻科を受診しましょう。
咳や声枯れで風邪以外の病気は? 咳が止まらない原因は風邪じゃないかも!? ビジネスシーンで困る風邪の症状の1つに「咳(せき)」があります。大事なプレゼンのときに咳き込んでしまったり、通常の会話で周りにうつしてしまわないかと心配になったりと、何かと厄介ですよね。 中には、咳の症状だけが長引いてお困りの人もいるのではないでしょうか?
おわりに 今回は発熱のない咳について紹介しました。 発熱がないのに咳が止まらないという状態は、ある意味発熱のある咳よりも怖い場合があります。 特に肺の病気は、早期発見、早期治療が重要です。 咳の鑑別(判断)はとても難しいので、原因のわからない咳に悩んでいる時は、咳の専門家である呼吸器内科専門医に早めに診てもらうことをおすすめします。 ◆「咳が止まらない時の病院選び」について>>
■動脈硬化や神経障害が原因となる 糖尿病で足に障害が起こるのは、血糖値が高い状態が続くことで動脈硬化が起こり、やがて末梢神経に障害が起こってくることが原因になります。 というのも、血液中に糖分が過剰に存在する状態は血管に対して負担が大きく、また同時に発生する活性酸素によって血管が傷つけられ、そこにコレステロールなどが付くことで血管の壁が厚く固くなってしまうからです。 すると、足の先などの細い血管では血液が充分に行き届かなくなり、神経の働きにも影響が出てきてしまいます。 また、血糖値が高い状態が続くことで細胞の活動が正しく行われなくなることで、神経細胞に異常が起こることも原因のひとつです。 なお、このような神経障害が起こっている時には、初期症状として、むくみや乾燥肌(皮膚のひび割れ)、魚の目やタコといった皮膚の症状が現れる場合もあります。 ■糖尿病で足を失う!? 壊死や壊疽の症状とは 糖尿病による末梢神経の障害が進行すると、足の壊死や切断といった重大な事態に陥ってしまうおそれがあります。 なぜ糖尿病で足を失う結果になってしまうのかというと、末梢神経の障害が進行することで痛みや熱さなどを感じることができなくなり、傷や火傷などを放置しやすくなることなどが挙げられます。 つまり、普通の人ならば痛みなどで気がつく靴ずれのような小さな傷に気づくことができず、そのうえ動脈硬化によって血流が充分ではないためにそれがなかなか治らないうちに感染を起こし、気がついた時には壊死や壊疽(壊死した部分が腐敗してしまう状態)になってしまうというわけです。 また、糖尿病の人は抵抗力が弱っているために感染症を起こしやすい他、血流不足で傷が治りにくいことなどがこのような状態になりやすい理由だと言えるでしょう。 そして、黒く変色したり、悪臭が生じるようになった壊疽した部分は、切除や切断といった処置を取らなければなりません。 なんと、糖尿病で足を切断する人は年間およそ3000人もおり、ケガ以外で足を切断する原因としては最も多いそうなので、糖尿病にかかったら、足のケアは必要不可欠だと言えます。 ■痛い、腫れる…こんな症状には要注意! 糖尿病にかかっている場合には、痛みやしびれといった初期の神経障害から、だんたんと痛みや熱さなどを感じない重度の状態へと進行していってしまいますので、小さな傷や腫れといった症状を毎日チェックする必要があります。 ですので、次のような症状がある場合には、血糖値の管理をきちんと行う他、主治医やフットケア専門の外来などに相談したほうがいいでしょう。 ・足の冷え ・足がしびれる、ピリピリ、チクチク痛む ・足を触っただけで痛む ・足が変色している ・腫れている ・膿が出る ・悪臭がある ・感覚が鈍い ・歩くと足に痛みが出る(少し休むと歩けるようになる) スポンサーリンク 糖尿病の足ケアで大切なことは?
原因としては、いくつか考えられます。 ■ 細菌による感染 血糖値が高い状態が続いているので、体の抵抗力が弱まり細菌に感染しやすくなっているため。 ■ 脱水症状による乾燥 血液中の糖分を出そうと、尿の量が増えるので体の水分が減ることによって肌が乾燥するため。 ■ 汗による刺激 尿の量が増えるのと同じように、汗の量も増えます。 汗の中に含まれる体の中の不要物によって刺激を受けるため。 ■ カビによる感染 これも体の抵抗力が弱まることで、カビに感染しやすくなるため。 足の裏や指、陰部に症状があらわれるのが特徴です。 以上が主な原因としてあげられますが、 体にさまざまな影響を与えるように原因もさまざまあります。 最初から、掻きむしりたい程のかゆみがでるわけではありません。 ポリポリと掻くことがなんとなく増えたなと感じたら、すぐに病院で診察を受けて欲しいです。 そして、こまめに汗をやさしく拭き取ったり、紫外線に肌を晒さないようにしたり、保湿クリームで肌を保護したりと症状に合わせた対策も大事ですね。 糖尿病は本当にさまざまな合併症を引き起こします。 発見が遅れたり、ちゃんと治療法を守らなかったりなどで年間数千人もの人が手足の切断にまで至っています。 自分を見つめ直し、普段の自分の体調を把握してください。 少しの違和感も見逃さないように! 健康で快適な老後を過ごしたいと思いませんか?自分のため・家族のために!
紹介するのは、糖尿病の予防・改善に役立つサプリメントです。 効果について、このページ 『血糖値をコントロールするサプリメント』 でまとめています。 是非、手遅れになる前にお試しくださいね。 この記事を監修した人 監修:宮座 美帆 経歴&活動: 平成25年 臨床工学技士の資格取得。 同年より、広島大学病院に勤務し循環器・呼吸器・代謝内分泌などの疾患を対象に多くの仕事に従事し経験を積む。 現在は医療に関する執筆・監修をこなす医療ライターとしても活動中。 病院・クリニック・企業のHP内コラム等も担当し、読者のみなさまが「病院を受診するきっかけ」作りを積極的に行う。 Twitterはこちら
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幼い時はよくしもやけに悩まされましたよね。大人になれば大丈夫、もししもやけになってしまっても大して目立たないだろうと思っている方も少なくないと思われますが、実は子供のおしもやけと大人のしもやけは違いがあります。 子供に多く見られるしもやけは 樽柿型 といい、手足全体が柿のように膨れ上がるタイプのしもやけでした。しかし大人がしもやけになると 多疹滲出生紅斑型 と言い、手足の指やふち、他にも耳などに赤い斑点が出来ることが多いです。 斑点の大きさも、特に大きいものだとアーモンド程度のものまで出てくるのでとても目立ちます。症状としては腫れや斑点の他、どちらも暖かい時はかゆくなり寒い時は痛くなる、足に出来た場合は歩いた時に痛みを感じるなどがあります。 また、どちらもひどくなると水泡、のちにただれを引き起こすので早めの治療が不可欠です。 しもやけの原因とは?
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