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筋トレに最適なインターバルを科学的に説明。短時間インターバルは逆効果!? 適切な回復期間 超回復理論では48~72時間の休養期間がベストだと考えられてきましたが、これも間違いなのでしょうか? 【napo_fitness】トレーニング総論③ 超回復はウソ?!ジムに行ってもマシンは使うな?!筋トレに関する新常識!|napo_fitness|note. 結論から言いますと、 48~72時間の休養期間を摂ることは正しいです。 筋肉は常に合成と分解を繰り返していて、合成が盛んにおこなわれ、分解が抑えられれば、筋肉量は増えます。 筋トレを行うと、たんぱく質を摂取した際の筋肉合成が盛んになります。それと同時に筋肉を分解する力も働きます。 タンパク質を摂取した際に筋肉合成が盛んになるのはトレーニングをしてから48時間までです。 一方でトレーニングした際に発生するストレスホルモン「コルチゾール」は筋肉を分解するやっかいものですが、実はこのコルチゾールはトレーニング60時間後も高いレベルで存在するのです。 合成効果がなくなるまでに48時間、分解が収まるまでに60時間以上かかるので、72時間(中3日)は同一部位のトレーニングを避け休養期間とするのが適切です。 ストレスホルモンの放出を抑えてくれるグルタミンサプリメントを摂取している方であれば、筋タンパク合成感度が鈍くなる48時間でトレーニングを再開しても良いでしょう。 omochi たまたま超回復理論と同じ回復期間だったから、超回復理論通りにやっても筋肥大するんだね ▽回復期間やグルタミンについてはこちらの記事で詳しく解説しています。 筋トレの最適頻度は週二回!エビデンスから導き出す筋肥大に有効なトレーニング頻度 グルタミンの効果と摂取方法を解説。筋トレで最も効果を感じたサプリ! 筋肥大メカニズムのまとめ 筋肥大の正しいメカニズムは超回復ではなく、ストレスに対する適応反応でした。 真の筋肥大メカニズムについてまとめると下記の通りになります。 まとめ 超回復理論はグリコーゲン回復メカニズムのこと 筋肥大する本当のメカニズムは「ストレスに対する適応反応」 過剰なストレスは筋肉を分解してしまうので、101の刺激を与えることが重要 物理的ストレスが筋肥大に有効、化学的ストレスは補助的に与えるのがベスト トレーニングの休息期間は72時間を目安にする 筋肥大メカニズム=ストレスに対する適応反応 適切なストレス量:少しでも筋肉痛がくれば十分 ストレスの種類:高重量トレによる物理的ストレス、高回数トレによる化学的ストレス 回復期間:72時間(中3日) 長年、超回復理論を正しいと思ってきた私は当初ビックリしました。 でもメカニズムが違うからといって、そこまで大きくトレーニング方法を変える必要は有りません。 オーバートレーニングを避けるために、激しい筋肉痛が来るまで追い込まないようにし、同一部位は中3日あけてトレーニングすればOKです。 それでは良いトレーニングを!
筋トレは大事だけど、休息もきちんと取らないと効果的な筋トレにならないことはご存知でしょうか? 超回復を考慮した実践的なトレーニング理論を、筋トレの頻度の観点からご説明していきたいと思います! 超回復とトレーニング まずは超回復とトレーニングの頻度についての関係について。トレーニングをすると筋肉は破壊されます。そして、トレーニング直後からある一定時間、筋肉へのたんぱく質合成速度が通常より高まります。この一定時間の間に筋肉が修復され、さらに構成され発達する。これが超回復です。 そしてこの超回復に重要なのが、筋肉へのたんぱく質合成速度を上げるトリガーである「運動」(すなわちトレーニング)と、筋肉の修復、構築までの時間を与える「休養」、筋肉の修復、構築の材料となる「栄養」の3つです。 「 筋トレは毎日やってもいいの?その答えはこれだ! 」ではこの超回復が行われる時間、「休養」をきちんと取らないと、トレーニングの効果はでない、だから トレーニングしたその部位に休養を与えるため、毎日トレーニングしたいならトレーニングする部位を日によって変え、ローテーションさせよう 、という話をしました。 基本的に効果的なトレーニング頻度を考えた場合は、この考えに基づき、各部位適度な休養を与えながらトレーニングすればOKです。 以上!!! と、ここで終了してはわざわざ記事を作るまでもないので、 もう少しこの"適度な休養"にフォーカスをあて、皆さんのトレーニングの参考になるような情報を提供します。 各部位の超回復時間 (出典: 筋トレ学園 ) 「 嘘?本当?超回復と筋肉痛の仕組みを徹底解説!