【 青観 】 さん [ビデオ(邦画)] 8点 (2007-06-11 19:11:18) (良:2票) 20. 前三作のアトラクション的雰囲気を一切廃し、ストーリー映画として生まれ変わったシリーズ四作目。確かに「学校にまつわる怪談話」に間違いはありませんが、いわゆる「学校の怪談」とは既に別物。それでも「4」として公開したのは、単に人気シリーズのファンを取り込む為の方便ですね(子供の動員力は無視できない)。で、もちろんシリーズ中、最も見応えがあり、大人の鑑賞にも堪える仕上がりになってます。それが証拠に本作の大人達は、子供と一緒にギャーギャー騒ぐのではなく、ちゃんとした大人として登場します。サヴァイヴァル・ギルトを抱えた老人の贖罪の物語(これは太平洋戦争のメタファーか? )を通して、夏休みの田舎の経験で成長する子供達の姿を描いた本作は、中々しっかりした仕上がりです、6点献上。 【 sayzin 】 さん [地上波(邦画)] 6点 (2006-09-05 00:02:32) 19. うむ、これを「ホラー」だと思うからアレなのであって、この作品に「怖さ」を求めるというのは、例えば「兄貴の嫁さん」とか黒沢清の「神田川~」に「○○さ」を求めるのと同じだな(一応、良い子の為の映画だと思うので控えめな表現にしてみました)。これは、夏の映画、「日本の夏」の映画、「夏の切なさ」の映画、そして本来の意味での「お盆」の映画。海、プール、スイカ、盆踊り、灯篭流し・・・今の時期観るのにぴったりじゃあーりませんか。 【 ぐるぐる 】 さん [ビデオ(邦画)] 8点 (2006-08-10 19:06:17) (良:2票) 18. 学校の階段シリーズ、何作か見てるけど、こんな感じじゃなかったはず。なんか、しんみりした感じで別の映画みたいだった。かくれんぼしてて、津波が来ちゃって、鬼が生き残って・・っててのはなんか素敵だ。あんまり怖くはないけど、観て損はなかったかな。 【 ネフェルタリ 】 さん [地上波(吹替)] 6点 (2006-07-28 18:21:01) 17. ネタバレ『アナベル死霊博物館』感想!学校の怪談の新作だ!【おまけの夜】 - YouTube. 《ネタバレ》 子供の頃に死に別れた友人と大人になって再会するネタは、手塚治の漫画で見ました。それと、どたばたコメディのノリがひっそりと成りを潜め、しっとりとしたヒューマンドラマになってしまったのは、驚きました。それと学校が主舞台になっていないということや、主人公の仲間たちの役柄が弱く感じました。 【 たこら 】 さん [地上波(邦画)] 3点 (2006-07-27 16:35:56) 16.
『学校の怪談』の見どころは、ノスタルジックな世界観と、少年少女のひと夏の成長です。物語の舞台となる旧校舎は、昭和の雰囲気漂うレトロな造形をしています。そこへ、トイレの花子さんやベートーヴェンの亡霊、動くホルマリン漬け解剖標本、人体模型などの懐かしいお化けたちが登場します。風情ある映像と、ホラー要素が見事にマッチしているので、どの年代の人が見ても楽しめるでしょう。 また、転校したばかりで周囲になじめない亜樹や、やんちゃなガキ大将の研輔の心の成長も描かれています。担任教師の伸一の成長も大きな見どころです。後半の大人&子どもVSお化けのバトルシーンもお見逃しなく!