やっほ☆ 二日連続投稿!!!!! シリアスちゃんでーす 今日はどじょさんside * * * 「笠原が! 人質にされてますッ!! 」 小牧と図書館の外で警備をしていたら手塚が必死の形相で走ってきた。 「何ッ!? 」 「とにかく付いてきて下さい!! 」 閲覧室に行くと郁が男に刺された直後だった。 「郁ッ!!! 返事しろ! 郁ッ!! 」 「あつし.. さん..... 。昨日はごめん.. な. さい... 。だいす... Manzanilla:【山猿の本領~弱点発覚編】. き..... いままで.... ありが... と.. う... 」 そう言うと、郁は意識を手放した。 「おいッ!!!! 郁ッ!!! 今救急車呼んでるからちょっと待て!!! 」 話しかけても無駄だと分かっているのに堂上は郁の名前をずっと呼んでいた。 ************ 「堂上郁さんは今かなり重篤な状態です。おそらく10日以内に意識が戻らなかったら命がかなり危ないです。」 そんな..... 郁と最後に話したのは喧嘩の時だ。 家に帰ったらちゃんと謝ろうと思っていたのに..... そう、この職業は今や"警察や自衛隊より危険な仕事"と言われるのだ。 いつ誰が命を落としてもおかしくないのだ。 覚悟はできていたはずのに.... 自分が死ぬ覚悟は出来ていても相手が死ぬとなると覚悟が出来ない。 というか、郁が死ぬなんて思いたくもない。 頼む、郁。 お願いだから無事でいてくれ。
GWのせいかしらね? それではGW最後の方々、最後までお怪我の無いように、無理ない計画でお楽しみ下さいね。
!」 訓練塔から郁の悲鳴が響き渡った。 「何があった?」 すぐさま無線で上にいる隊員に連絡をとる。 『あー、大丈夫だ。何でもないぞ。笠原の服に毛虫が一匹貼りついていただけだ。ちょっとビックリしたみたいだが問題ない。今から出るぞ!』 その連絡にほっと胸を撫で下ろした次の瞬間だった 隊員達はありえない光景を目にした。 「おい、笠原。服になにかついているぞ」 訓練塔の上で装備を確認しグローブをはめようとした郁に、隊員が話しかけた。 え? と指差された場所を見て郁の意識は一瞬飛んだ。 郁は悲鳴をあげるなり、素手で毛虫を叩き落とすと足で踏み潰した。 この間本人の記憶はまるでない。 気が付くと足元には無残に踏み潰された毛虫が転がっていた。 隊員にいけるか?と聞かれ、郁は急いでグローブをはめると、いつものように勢いよく飛び出そうとした。 痒っ! 飛び出しの瞬間、郁の手に猛烈な痒みが襲ってきた。 そのため飛び出しが中途半端になり、気が付いたときにはもう逆さづりになっていた。 隊員達の間にどよめきが走った。 今まで降下では誰にも負けたことのない郁が逆さづり状態でぶら下がったのだ。 堂上は手にしたクリップを小牧に押し付けるとすぐさま郁の元へと駆け寄った。 「どうした!笠原!
この季節によく出てくるアレです。アレ。 私は嫌いです。 色々トラウマがありまくるので... 誰にだって弱点というものはある。 ニュースでは先週くらいに梅雨入りが告げられていたはずだった。 だが今年は空梅雨なのか、宣言以来まとまった雨が降ることもなく連日の夏日が続いていた。 今回の奥多摩訓練はそんな中で行われていた。 「よし、休憩!」 それを合図に隊員達は各自飲み物を手に木陰へと入り込んだ。 郁もその後に続こうとしたが、あることに気がつきぴたっと立ち止まった。 「おい、そんなところにいたら体力消耗するぞ、さっさと木陰に入れ」 堂上が声をかけるが郁はふるふると首を横にふるばかりだ。 堂上は立ち上がると、郁の腕を引き強制的に木陰に座らせた。 座ったものの郁の目は上方を窺うようにそわそわとしている。 「どうしたの?笠原さん。落ち着きがないみたいだけど」 小牧の問いかけに郁は俯きながらポツポツと話し始めた。 「だって、夏場の桜の木の下って...アレがでるじゃないですか!」 「アレって...アレ?」 小牧が少し離れた地面を指差した。 そこにはウニョウニョと動く、太った毛虫が... 図書館戦争 郁 刺される. 「そうそう、アレですって...うぎゃぁぁぁぁぁぁ!!! !」 郁は叫ぶなりダッシュで木陰から逃げ出した。 その姿に小牧は思わず噴出す。 「意外だなあ。くくっ。笠原さんて、虫触れるしこういうの大丈夫かと思ってた」 郁は半分腰が抜けた状態で首をふるふると振るばかりだ。 「こら!落着け」 堂上が郁の頭をポンと叩く。 「落着けません!だってあいつら刺すんですよ!!見た目だけでも嫌なのに!! !」 目に涙を浮かべつつ郁は堂上を見上げた。 「毛虫って刺すのか?」 能天気な問いは手塚だ。 「刺すの!!刺された事あるもん! !だから木陰に入るの嫌だったのに~」 「笠原さん。もしかしてそれがトラウマになってる?」 「幼稚園の時、桜の木の下で遊んでたらアレが服の上に落ちてきて。それだけでも怖かったのに、必死で手で払ったらその後、手が凄いことになっちゃって」 ...だから嫌なんです。 小さくなって呟く郁の頭を堂上はよしよしと撫でた。 「わかった、次からは桜の木の下は避けてやるから。誰かが刺されたら困るしな」 「ハイ!」 郁は涙を拭くとまっすぐ堂上を見上げ...堂上は思わず目をそらした。 休憩時間終了が告げられ、隊員達は訓練塔へと移動した。 次は降下訓練だ。 郁と手塚が塔に登るのを確認し、堂上は下で待ち構える。 「笠原さんでも苦手なものがあるんだね」 小牧が横から話しかけた。 「そりゃあ、あるだろ。前にも事務室でゴキブリ怖がっていたぞ」 堂上が上を見上げたまま答える。 「そうか。意外と女の子らしいというか何と言うか」 思い出したように小牧が噴出した。 「あれでも一応女だからな」 堂上が仏頂面で小牧を一瞥した瞬間だった。 「きゃあああ!!
明日、病院行ってきなよ。」 「隊長か?」 「いや?隊全員からの意見だよ。 玄田隊長の言葉を借りるなら『お姫様の目覚めは王子様の 「もういい、黙れ。」 堂上は続く言葉を予想できて言われるまえに遮った。 手塚と柴崎は少しまえを歩いていて、時折笑いあっている。 堂上は今年行った夏祭りの帰り道で郁が言っていたことをふと思い出した。 『2人ともお互い意識してるの丸分かりなのにもどかしいんですよね。』 まさに今のような状態なのだろう。 「やっと、仲直り出来そうだね。」 小牧に頷く。 「あぁ。」 「長かったねー。」 「長かった。」 もしかしたら長かっただけじゃすまないところまでなりかけた。 もし、雨が降らなくて良化隊が引かなかったらどうなっていたかも分からない。 撃たれた場所がもう少しずれていたら... 図書館 戦争 郁 刺され るには. ? そう考えるとキリがないが、考えずにはいられない。 次は絶対間違えない。 「小牧。」 「ん?」 「相談なんだが... 。」 病院からの帰り道、先ほどまで雲に隠れていたフンワリとした月明かりが四人を包みこんでいた。 ∮ コメント:を書く ∮ TOP * prev | Log in 友達に教える Designed By Ayaka ↓Material By↓ Powered By FC2ブログ
隊長とか、堂上教官とか小牧教官の苦手なものって想像できません」 「小牧はその辺隠すのがうまいからな。隊長は...あー、ないかもしれんな。まあ、あの人は存在が常識離れだからな」 「うわっ、そこまで言いますか!でも否定できませんねー、隊長だもん。あ、堂上教官の苦手なものってなんですか?」 「教えてやらん」 「えー!ケチ!」 「おまっ!仮にも上官に向かって! !」 堂上は思わず立ち止まると郁を睨み付けた。 「けちな物はケチなんですー」 「わかった。お前ここから歩いて帰れ」 郁の暴言に堂上は戦闘速度で車に向かって歩き出した。 「わっ、横暴!」 「誰がだ!ほれ、乗りたいなら言う言葉があるだろうが」 鍵をチャリリンと振りながら謝罪を要求する。 くそっ!この鬼教官め! 「うーー...言い過ぎましたすみません!」 「よし!」 堂上は郁の頭を軽く小突くと、助手席側のドアを先に開けた。 数日後...野営地で郁は玄田の服についたアレを見つけた。 「た、隊長!毛虫! !」 玄田は郁の指差した方を見やると、何事もなかったかのように素手で払い落とした。 「隊長っ! あなたとカモミールティーを 【堂上家の厄日2】. !刺されます!」 「ん?別になんともないぞ」 郁がそっと隊長の手を見るが、発疹も腫れもなにもない。 「すごいっ!隊長の手は毛虫の毒も寄せ付けないんですね!」 いいなあ。羨ましいなあ。私も鍛えなきゃ!としげしげと玄田の手を眺める郁の後姿に、堂上は思わず溜息をこぼした。 お前、これ以上逞しくなるなよ... fin えーと、全ての毛虫が刺すわけではありませんが...刺されるとカナリ酷いことになります。 人生で二回ほど刺されましたから。 症状は虫によって痛いのとか痒いのとか色々ですが。 幼稚園の時刺されたのは痒い奴で、小学生の時に痛い奴。 ってわけで、毛虫キライ(ーー;) あいつら、苦手な奴を狙ったように降ってくるしさ(泣) 毛虫がつくのは桜の木だけではありませんが(チャドクガは椿や山茶花などにつくしな)、この季節に桜並木の下を通るとロクな事がないのも確かです。 スポンサーサイト
なぜ日本では「何でも映画化される」のでしょうか?私が考えた理由ですが 日本映画界はとにかくお金が無いけど、逆に言えば少ない製作費で映画化できる 日本ではメディアミックスでお金を稼ぐというビジネスモデルが完全に確立しているため、 とりあえず映画 になる 興行収入 は当てにしておらず、「このコンテンツは映画化もされるんですよ!」と 宣伝そのものが目的 になっている。 からだと思っています。
まずは全国の大学生に、最後に映画館に行ったのはいつ頃かを聞きました。 結果を早速見てみましょう。 グラフからもわかるように、 2020年に見に行った人が約33%、2019年に見に行った人が約52%、 合計 75% 近い大学生が、最近映画館に足を運んでいることがわかりました。 Netflixをはじめとする動画配信サービスが拡大しながらも、 映画館を訪れる大学生はまだまだ多い ようです。 続いて、映画館で鑑賞した作品を聞きました。 結果はどのようになったのでしょうか? AV&ホームシアターニュースによると、 2019年の全国の映画館の入場者数は、1億9, 491万人、興行収入は2, 611億8, 000万円と、いずれも 過去最高 を大きく更新しています。 昨年は、例年と比較しても 話題になった作品 が 多く、 映画館に 足を運んだ 人は 多かった ようです。 ではここからは、調査でランキング上位だった映画について、大学生のリアルな声を紹介します。 【2019年、国内映画興行収入でNo. 1】 天気の子 画像出典元: 「天気の子」公式ホームページ 『君の名は。』で大ヒットを記録した、新海誠の3年ぶりの作品です。 数字で見る「天気の子」 ・公開3日間の興行収入は16億4380万9400円( 前作の『君の名は。』対比128. 話題になった映画 2019. 6% を記録)。 ・週末の全国映画動員ランキングで 3週連続で1位 。 ・ 2019年の映画興行収入で本作が 邦画・洋画通じてトップ 。 ・『君の名は。』の公開規模を上回る 140の国と地域で公開 。 参考: ウィキペディア なぜ映画館で鑑賞したのか、他の映画とは何が違う? 大学3年の男性は、 「近年、青春モノのアニメーションが話題になっているので、 話題に乗り遅れないように、 いち早く1人で映画館を訪れた。 主人公が自分のやりたいことに向かってまっしぐらに向かっていく姿に惹かれた。主人公がヒロインに思いを寄せながらも、運命がそれを遠ざけるというストーリーに、やりたいと思ったことをやり遂げるのが難しい現代社会に通ずるところがあるように思われた。 そんな中、 やりたいことに向けてまっすぐ努力し続ける人は輝いて見える。 作中の主人公がヒロインを救い出すために励む姿は大学生も刺激を受けるのではないか。」 と教えてくれました。 他にも ・前作の 『君の名は。』、新海監督のファン なので早く見たくて映画館を訪れた。 ・ テレビでCMが何度も流れて いて、綺麗な映像に惹かれたので映画館で鑑賞した。 などの理由で映画館に足を運んだ大学生がいました。 【大ヒット作品の続編】 アナと雪の女王2 画像出典元: 第86回アカデミー賞で歌曲賞、長編アニメ映画賞を受賞した「アナと雪の女王」の続編です。 数字で見る「アナと雪の女王2」 ・日本では、初週末で観客動員数121万1000人、興行収入16億1600万円(全作比211.
映画情報誌のキネマ旬報が毎年選ぶ映画ベスト・テン発表は2月10日です。こちらでは過去に受賞した数々の名作をまとめてご紹介します。カンヌ映画祭の最優秀主演男優賞を14歳で受賞した柳楽優弥主演・是枝監督作品『誰も知らない』や、朝井リョウのデビュー作を映画化した青春群像劇『桐島、部活やめるってよ』、女性同士の恋愛を映した『キャロル』など、見応えある作品が期間限定で無料配信中です。この機会にぜひ、ご覧くださいね。 掲載期間:2019年2月5日〜 ※「みたい / みた / 評価」はYahoo! 映画内の「 Myムービー 」で、チェック・管理することができます。
気になることは、 みやざわ支配人に 直接聞いてみよう! 「映画館の気になるアレコレ」「映画鑑賞前のトラブル」など、 気になる事はwith Theaterの支配人に直接聞いてみよう! TwitterかLINEで、みなさんからの質問を受け付けています。 人気記事TOP5
と埼玉をディスりつつも埼玉県民からも支持を得て大ヒットした痛快コメディーです。 原作は人気コミック「パタリロ!」などの 魔夜峰央 。埼玉を目の敵にする東京都知事の息子を二階堂ふみ、その恋する相手を GACKT が演じますが、どちらも設定は男子高校生という点からも、その途方もない内容がうかがえます。コスプレにもほどがある 伊勢谷友介 ら俳優陣の熱演&怪演と、間断なく繰り出される切れ味鋭いギャグに笑い転げるだけの超絶ネタ映画と思いきや、ラストには意外にも想像を超えた胸熱な展開が。ツッコミどころ満載なのに妙な説得力がある、前代未聞の快作に笑い転げましょう! Amazon Prime Videoにて独占配信中
梅雨本番といった空模様。読書や映画鑑賞など、インドアで楽しむことが増えてきそうです。雨が憂鬱だったり、まだまだ5月病を引きずっていたりしませんか? そんな皆さんにもおすすめのゾンビ作品に関するエントリーをまとめて紹介します。今回はホラーが苦… 既にゴールデンウィークを満喫している方も、ゴールデンウィークこそ稼ぎ時だという方も、予定はなんとなく見えてきた感じでしょうか。せっかくの連休、映画でもいかがでしょう? 現在公開されている映画や、ユーザーさん主導で行われている映画ベストテン企… 2014年末に公開され、話題となっているディズニー/ピクサーのアニメ映画「ベイマックス」。ご覧になった方も多いのではないのでしょうか。完成度の高さや、舞台「サンフランソウキョウ」の美しさ、日本のアニメカルチャーへの深い愛情などについて、はてなブ… 8月後半には映画の感想エントリーが数多く投稿されたようです。夏休みも終わりということで、駆け込みで観に行った方が多かったのかもしれませんね。数ある夏の話題作から、特に熱い記事が投稿されていた「トランスフォーマー/ロストエイジ」の感想を集めて… はてなダイアリー「を書かれている、作家・深町秋生さんの代表作「果てしなき渇き」が、『渇き。』のタイトルで映画化されます。映画『告白』の中島哲也監督が映像化し、2014年夏に全国ロードショー。深町さんは、はてな…