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Wed, 26 Jun 2024 07:03:33 +0000
犬が走れるほどの幅だから犬走り? 足跡ではなく建築用語です。 皆さんは"犬走り"という言葉を知っていますか? もちろん犬のモノマネをして走る意味ではありませんよ(笑) また、よく「工事等でのセメントを塗りたての状態で、ウッカリと犬が走ってしまって足跡を付けてしまった事を犬走りと言うんだよね?」という事を耳にしますが、これは誤解なんです。 "犬しか通れない"が名前の由来 犬走りとは建物の垣と溝の間や軒下などの建ち上がり部分を保護するために石や砂利、コンクリートで敷き固めた部分、または土砂の流入を防ぐ為に土手の斜面に設けられた細長い通路の事を表す建築用語なんです。何故このような名前がついたのかと言うと、「犬くらいの小さな動物しか通れないくらいに幅が狭い道」というのが由来になっているのだそうです。 いつごろから使われてるの? 犬走りの歴史はとても古く、今から約700年も前に当たる鎌倉時代に既に存在していました。 その証拠として、鎌倉時代前期に書かれとされる軍記『保元物語』にの中に「門より西、築地の犬走りに打ち出で」という文があるんですよ! 時代と共に意味合いが少しずつ変わった 更に時代が流れて戦国時代となると犬走りは、城の垣と堀の間の空き地を表す意味合いにもなり、この時代に記された『築城記』にも「土居の塀より内は武者ばしりといふ也。外は犬走りといふ」と書かれてあります。 そして長かかった戦乱が終わり200年以上に及ぶ太平の世と呼ばれた江戸時代になると、犬走りの元々の特徴の1つでもある"建物の外壁が雨で濡れてしまうのを防ぐ"という事を活かし、もし町を歩いていて雨が降った際にも身体が濡れないように済ませる為に"犬走りは民の公有地"とみなされるようになりました。 義理と人情の時代とも呼ばれた江戸時代らしいですね! 犬が由来に関係する言葉は? 【ことば検定プラス】 | 見聞録. 因みに、この時代は「雨に濡れないように、ちょこまかと小走りで通路を通る人の様子」の事も犬走りと呼んだそうですよ(笑) じゃあ、キャットウォークはどうなの? 高所の点検用に設けられた通路 犬走りと同時に思い浮かぶワードと言うと"キャットウォーク"の存在だと思います。 キャットウォークは体育館や劇場の舞台といった、大きな建物に取り付けれている照明や緞帳などの高い場所の調整や点検を行えるように、天井から吊されている通路の事を呼びます。 近年では愛猫の為に作る通路の意味合いも そして近年では猫好きの方がマイホームを立てる際にネコが歩き回れるように高い場所に通路を設置してもらったり、中には手作りする方が増加している事から、キャットウォークは"猫が快適に歩いたり寛げるように設置された通路"という意味にもなりつつあります。 まとめ 犬走りは、塗りたてのセメントに犬が足を踏み入れてしまう意味と誤解されがちですが、実際は建物の垣と溝の間や軒下などの建ち上がり部分を保護するために砂利やコンクリート等で固めた通路を表す建築用語です。 そして犬走りという言葉は、鎌倉時代から戦国時代、そして江戸時代に渡って少しずつ意味合いを変えながら使われ続けているんです。 因みに似た用語でキャットウォークは、高い場所に設置された器具を点検する為に作られた通路ですが、近年では愛猫家の方々が自分の猫が快適に過ごせるように自宅に設置した猫用の通路という意味合いで使用されているんです。 言葉って1つ1つが時代毎に変化するから本当に興味深いですよね!
  1. 犬が由来に関係する言葉は?

犬が由来に関係する言葉は?

弱者に不幸はきまって次々とやって来ること。 アラブ:犬は飢えさせ従えよ (جوع كلبك يتبعك) 「あなたの犬を飢えさせておきなさい、そうすれば彼はあなたに従うだろう」という意味になります。かつてヒムヤル王国という国の国王が暴君で、そんな国王が国民に対して放ったのがこの言葉でした。悪い政治を批判するときなどに使われることわざです。 韓国:犬のエサにドングリ まわりと打ち解けられずに一人ぼっちになること。犬はエサの中にどんぐりがあっても、食べられないためどんぐりだけ残すことから生まれたことわざです。同じ犬のエサ関連で「犬の餌に玉子」があります。これば「身の丈に合わないこと」という意味になります。 まとめ 犬にまつわることわざや慣用句を知ることで、それぞれの国の文化や生活の中での、犬と人間の関係性も垣間見ることができたのではないでしょうか。犬にまつわることわざは、今回紹介した以外にもまだまだたくさんあります。興味がある方は、調べてみてくださいね。

■犬死に 何の役にも立たない死に方をすること、これを「犬死に」と言う。 しかし、モノのない時代には、犬の肉や毛皮だって重宝した時代もあったのに、随分な言われ方だ。 犬たちよ、もっと自信をもってよいぞ。きっと。 ■犬人 「犬人」「狗人」などと書く。 妖怪の類ではなく……立派な古代の官職のことだ。 太古の時代、犬の吠え方を真似て宮廷を警備する役の人がいて、それがこの名で呼ばれていたという。 盗賊は「猛犬がいるから、ここに忍び込むのはやめておこう」とか思ったのだろうか? 現代もよく家の前に『猛犬注意』なんて張り紙がよくあるけど、それと似たような効果があったのかもしれない。 でも、犬の吠え方を真似るくらいなら、番犬くらい飼えば?とか、思ったりもする。 植物関連の言葉 ■犬のふぐり 「ふぐり」を漢字にすると「陰嚢」。 名の由来は種の形が犬のふぐりに似ているため。 「大犬のふぐり」「立ち犬のふぐり」もある。 ゴマノハグサ科の越年草で、道端や畑によく生えているので、目にする機会も多いはず。 「ひょうたんぐさ」「てんにんからくさ」の別名もある。 ■犬桜 バラ科の落葉高木で、山野に自生している。 樹皮は暗灰色で、春先に桜に似た感じの白い小花を咲かすが、本物の桜と比べるとちょっと見劣りするので、この名がつけられたとか……。 他の動物とのコラボ! ?言葉 ■豚犬 「豚犬」とは古代中国に源を発することわざで「愚かで役立たずな奴」という意味。 自分の息子などを他人に謙遜して紹介するときなどに使うので、「愚息」なんてのと同意義だ。 ■犬馬 人に使われる者や身分の低い者を例えるときに使う言葉。 また、自分をへりくだって言う時にも使う。 犬と馬と言えば、人に使われる使役動物の代表格。 まぁ、それだけ人の役に立っているってことで。 ■鶏鳴狗盗 中国の春秋戦国時代のことわざ。 鶏の鳴き真似をする者と、犬のようにこそこそと人の物を盗む者という意味。 「いやしくてつまらない者」と人を蔑んだ、かなり侮辱した言葉である。 しかし、中国では犬ってけっこうイメージが悪い生き物なのだなぁ……。 ■赤犬が狐を追う どちらも毛の色が似ていることから、追う者と追われる者の区別がつかないことを意味する。 善悪や優劣の判断しにくいことの例え。 いまどきはキツネを追う犬なんて見る機会は少ないから「チワワがネズミを追う」とか「ダックスがフェレットを追う」あたりに言い換えたほうがわかりやすいか?