芯調整器を取り付けている蝶ネジを外します(固くなっている場合は、マイナスドライバーを用いて廻します) ここで要注意、取り外したネジの場所と蝶ネジの組み合わせを忘れないようにしましょう。後でネジを締めるときに別の組み合わせだと、上手くネジが締まらない場合があります。 蝶ネジの場所その1、しん調節つまみの横 蝶ネジの場所その2、裏側(ネジを触るときに配線を傷つけないように注意) 蝶ネジの場所その3、電池ボックスの横(ここは外しにくいので、マイナスドライバーを使いましょう) 5. これで芯を取り外す準備が出来ました。ストーブの横にビニール袋を用意して、その中に取り外したしん調整器を入れてしまいます このような形で、灯油を吸い込むしんごと抜き取る事が出来ますが、残った灯油が滴れ落ちますので、ビニール袋は必須です。 6. 3か所のピンで取り付けられているしんを抜き取ります 取り外した芯と新しい交換芯の比較。 使っていた芯の方が赤く焼けた錆が乗っているのが判るでしょうか。 燃焼筒だけになったレインボーストーブ。 この状態ですと掃除も楽ですので、燃焼筒や黒いパッキンの部分を掃除しておきましょう。 7. 新しい芯を取り付けます。しん調整器の内側に彫り込まれた3本のガイドの中に開いている穴に、新しい芯のピンを押し込みます しん調整器の中の溝をアップで。 新しい芯とガイドピン(3か所あります)。 ガイド溝のアップ、手前の黒い穴にピンを入れます。入れにくい場合は、しん調整つまみを少し廻してみましょう。 綺麗に芯がはめ込めると、円筒の筒に沿って丸く広げる事が出来るようになります。上手く広がらない場合は、しん調整つまみを廻して、ガイド溝の穴がちゃんと見える場所で、もう一度ピンを入れてみてください。 8. 【芯式ストーブ】綿芯とガラス芯の交換時期の違い!目安は何年なの? - 生活ディクショナリー. 燃焼筒沿いに芯が絡まないように、しん調整器を元に戻します 9. しん調整器を止めていた、蝶ネジで再び調整器を固定します。 ここで要注意、 蝶ネジの締め具合が最終的な炎のバランスを決めるカギになります 。芯調整器側のガイドの縁と燃焼筒側のガイドの縁が同じ高さになるように、そして、上から見た場合に、燃焼筒と芯調整器の左右位置バランスが取れるようにネジを締めていきます。ネジを締めこむと炎が上がる方に調整されますので、組みつけた後に炎のバランスが悪い様であれば、このステップまで戻って、取り付け調整を再度行います。 10.
我が家のトヨトミストーブ・レインボー(RB-25)。使用を始めて10年ほどが経過して、流石にお疲れ気味。 そこで、今年も石油ストーブに御厄介になるシーズンが到来したところで、これまでやってみたかった事に挑戦してみます。 トヨトミ純正の石油ストーブ用替え芯。型番は「 トヨ耐熱しん第23種 」です。 トヨトミの公式ネット販売ページ、 TOYOTOMI home+ や某巨大ネット通販サイトでも購入できます。 では、取り替える前にまずは事前準備。 交換に絶対必要なもの。 ・プラスのドライバー ・マイナスのドライバー(大きすぎないもの) ・取り外した芯を収納するビニール袋ないしはビニールのシート(必須です) ・購入した替え芯 替え芯に封入してある説明書を読めばおよそ全て判ると思いますが、この先は写真付きでご紹介します。 <始める前の注意事項> ・必ず空焚きして、タンクの中に残っている灯油を出来るだけ空にしておきましょう(空焚き後はちゃんと冷めてからの作業開始で) ・着火用電池は必ず抜いておきましょう(着火レバーに触れてしまうと、不用意に点火して事故に繋がります) 1. まず初めに、本体の周囲にある3か所のネジを外します(外したネジはなくさないように) 1か所目は給油ゲージの上 2か所目は本体裏側(購入年が判りますね) 3か所目は給油口の上です。外す順番に決まりはありません。 2. 本体の取っ手をまっすぐに持ち上げて、外筒部を取り外します ここで、外筒部と機構部の掃除もしておきましょう。 着火する度に焦げが出てくる着火部分はこんな感じで汚れてしまいます。 点火ヒーターも併せて交換される方は、 こちら が交換部品になります(汎用部品ですので、トヨトミ製以外にも代替品はホームセンター等で売っています)。 また、埃だらけの状態で使用していると、燃焼が悪くなります(使っているうちに炎が偏ってきたり、燃焼力がダウンしてしまった方へ、芯を交換する前にまずは外炎筒つまみ(燃焼調整ダイヤルの上側の蓋を開けると、つまみがあります)を左右に振って炎の位置バランスを確認、それでもだめなら、外筒部を外して、これら機械部分に溜まった埃を掃除してみましょう。殆どの場合、掃除するだけで元の燃焼に戻ると思いますよ。 3. 内炎筒を取り外します 酷使したためでしょうか、真っ赤に焼けています。 燃焼部がこのように汚れが出てしまっているようであれば、序に掃除しておきましょう。 4.
ということなどについてご紹介しました。 芯式ストーブを使う場合は、 芯のメンテナンスを することで長持ちさせることが できるようになりますので、 芯のメンテナンスは徹底して 行うようにした方が良いと思います^^ という事で この記事が何かの参考になれば嬉しいです(#^^#)
いま、あなたの体に触れているものはなんだろう。シャツ、ネクタイ、Tシャツ、腕時計、スマホ、マウス、パソコン。そのどれもが、原料を辿れば地球の資源だったものだ。 地球の人口は増え続けている。資源を消費するスピードも上がり続けている。もう、時間はあまり残されていないだろう。人類は、資源の問題に真摯に向き合っていかなければならない。 2013年、東北は山形県鶴岡市のバイオベンチャー企業が一本の糸を紡ぎ出した。それは、「人工クモの糸」。この糸がいま、資源問題・環境問題解決への一筋の光になろうとしている。 この「人工クモの糸」を開発したSpiber株式会社の代表、関山和秀さんに、新たな素材としての人工クモの糸のこと、地球規模の問題を解決するために必要なことについて、お話を伺った。 Spiber株式会社 取締役兼代表執行役 関山和秀 2005年 慶應義塾大学環境情報学部卒業 2007年 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了 2007年 スパイバー株式会社設立 タンパク質を使いこなせば、素材は進化する ―本日はよろしくお願いします。Spiber(以下スパイバー)さんでは、「クモの糸」を人工的に製造しているとお聞きしています。この「人工のクモ糸」というのは、どういった素材なんですか? (以下敬称略) 関山: スパイバーでは人工合成クモ糸素材「QMONOS®」をはじめとした、タンパク質素材を人工的に作っています。新世代の産業用基幹素材として、 大規模に使われる素材になってほしいと思っているので、まずは自動車産業やアパレル産業から普及させたいと考えています。逆に、自動車やアパレルで使えるくらいの価格帯で作れるようにならないと普及させることが難しいので、低コスト化にも意識して取り組んでいます。 ―どうしてクモの糸を人工的に作ろうと思ったのでしょうか? 関山: クモの糸は昔から夢の素材だと言われていました。天然のクモの糸は重さあたりの強靭性が鋼鉄の340倍、炭素繊維の15倍といわれています。もしかしたら、重さあたりの強靭性で言うと地球上で最も強い素材といえるかもしれません。 さらに特徴的なのは、クモの糸は「フィブロイン」と呼ばれるタンパク質からできているので、原料を石油などの枯渇資源に依存することなく生産をすることができます。また、生分解性があるため再資源化も可能です。 ―QMONOS®は、どうやって作っているんですか?
この記事は会員限定です 原料コスト最大で半分 軽くて丈夫、衣料・車需要開拓 2021年4月2日 2:00 [有料会員限定] 日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 慶応義塾大学発のスタートアップ企業、スパイバー(山形県鶴岡市)がタイで、クモの糸にヒントを得た全く新しい繊維の原料量産に乗り出す。軽くて丈夫なうえ、石油由来でないため生分解できるのが特徴で、アパレルや自動車産業の需要を開拓する。構想から14年で量産にこぎ着け、2023年以降に米国でも生産を始める計画だ。「人工クモ糸」は繊維革命を実現できるのか。 「社会的要請に応え、持続可能な素材の選択肢を広げたい... この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 残り1607文字 すべての記事が読み放題 有料会員が初回1カ月無料 日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら