腰椎 固定 術 再 手術 ブログ

Sat, 18 May 2024 23:39:10 +0000

猫の死因のトップとされる 慢性腎不全治療の新薬 が 2017年4月に発売されました! 猫の腎不全においては、その 病態が解明されてないこともあり、 治らない病気とされています。 そのため、治療と言えば、 残された腎機能を少しでも長く もたせるため、腎臓の負担を 少なくするための薬の投与や 輸液、食事療法が主でした。 しかし、近年、猫の腎不全の 研究も進み、なぜ猫に腎不全が多い のか?という原因も先日、東大の 研究チームが解明しました。 この研究による治療薬の開発も 進められています。 待ち望んでいる方も多いですよね。 猫の腎不全の治療薬が開発中! 期待される効果や実用化の時期は? ただ、こちらの薬の実用化には まだ数年(2~3年)はかかると 思われます。 ですから今回、新しく発売された 薬は、また違うタイプの治療薬と して期待されますね! 慢性腎臓病治療の新薬 「ラプロス」 は、東レが製造販売。 共立製薬株式会社から発売です! 【獣医師監修】猫の慢性腎不全の症状、原因は?末期の猫のケアについて. 『ラプロスとは?』 ラプロス錠は、 ベラプロストナトリウムを 有効成分とする 経口プロスタサイクリン(PGI2) 製剤です。 *血管内皮細胞保護作用 *血管拡張作用 *炎症性サイトカイン産生抑制 作用、抗血小板作用 があります。 人では、 慢性動脈閉塞症 や 原発性肺高血圧症 に使われる お薬です。 ラプロスは、新薬と言われてますが、 このベラプロストナトリウム 自体は人はもちろん、犬でも 心臓病の薬としてすでに使用 されている薬剤です。 これが猫の腎臓病に対しても効果 の実績が認められ、初の認可を 取った薬ということで、そのため 「猫の腎不全の新薬」と言われるのです。 ラプロス錠は、慢性腎不全で 高血圧改善のために使われている フォルテコール や セミントラ など のACE阻害薬やARBと同様に使用 されるタイプのお薬です。 ただし、ラプロス錠では 高血圧の改善だけではない 腎臓の保護作用が認められている と言うことで、より腎機能低下の 抑制効果が期待される薬剤なのです。 猫の慢性腎不全! 高血圧の症状や治療と降圧剤の使用, 測定など! 『腎不全に対する作用とは?』 猫の慢性腎臓病は、近年の研究に より、病理組織学的に 間質の線維化 と 炎症 が主体で、 間質の線維化が 腎機能低下に最もよく関わっている ことが分かってきました。 腎臓の 線維化 は、炎症や虚血、 低酸素状態、線維化によってさらに 虚血と低酸素状態 …という具合に 悪循環に陥り、 進行 していきます。 この 腎線維化 の プロセスを 抑制 する ことができれば、 腎機能の低下を 抑制できる という考えに基づき 開発されたのが 「ラプロス」 です。 そして、上記に挙げたラプロス の作用によって、 腎臓の虚血、 低酸素状態を改善させると 考えられ、 腎機能の低下を抑制 し、臨床症状 を改善させるというものです。 効果効能 としての記載は、 IRISステージ2~3 の慢性腎臓病に おける腎機能低下の抑制及び臨床 症状の改善 となります。 IRISステージ2~3ということ ですのでクレアチニンの数値で 言うと 1.

  1. 【獣医師監修】猫の慢性腎不全の症状、原因は?末期の猫のケアについて

【獣医師監修】猫の慢性腎不全の症状、原因は?末期の猫のケアについて

6~5. 0 です。 ステージについては↓ 猫の腎不全! CRE(クレアチニン)とBUNの数値で見るステージは? つまり、 血管を拡張させる作用に よって腎機能の低下を抑制 、 食欲不振や体重減少、嘔吐など の症状を改善する というお薬です。 『ラプロスの薬理作用』 ラプロスは腎機能低下の悪循環 にアプローチ!

<まとめ> 皮下点滴はあくまでも体液補給を して、毒素排泄の手助けと脱水の 予防(補正)のための治療であり、 その他の薬剤などは含まれません。 ですから、高血圧や貧血など腎不全に 伴うさまざまな症状に対しては、それら の対処療法のための薬剤を投与するなど の治療が必要になります。 慢性腎不全は、複数の治療の組み合わせ が必要な病気です。 治らない病気ですが、早めに適切な 治療が行えれば、あまり苦痛なく 楽に過ごさせてあげることも可能です。 まずはしっかりと診察、検査を受けて 体の状態、治療方針などを相談して 愛犬のためにもできる範囲で治療を 検討してあげてくださいね。