誰もが知っている名作アニメの「フランダースの犬」に登場する犬・パトラッシュ。茶色と白の模様が入っており、ふさふさの毛並みで セントバーナード を連想する方も多いのですが、実は全く異なる犬種だったのです!今回は、そんな気になるパトラッシュの犬種について紹介していきます。 関 ゆりな/ドッグライター フランダースの犬ってどんな物語? フランダースの犬は、イギリス人のウィーダ(ルイズ・ド・ラ・ラメー)という女性作家が書いたベルギーを舞台にした小説です。日本では、1975年にアニメが放送され貧しい少年と犬の悲しい物語が大きな話題を呼び、現在でも名作として語り継がれています。ここで少し、フランダースの犬の簡単なあらすじを紹介します。 フランダースの犬あらすじ 1870年頃のベルギー・フランダース地方の小さな村に住んでいる絵を描くことが得意なネロは、祖父の仕事を手伝いながら貧しくも幸せに暮らしていました。 ネロは、金物屋の主人に酷使された末に捨てられた荷車引きのパトラッシュを介抱して、一緒に暮らすようになります。ネロのおかげで元気になったパトラッシュは、祖父の仕事である牛乳運びを手伝い、ネロといつも一緒に行動していました。しかし、祖父が亡くなってしまい、ネロの貧しさと絵を描く夢によって村人たちからの風当たりが強くなり、ひとりぼっちになってしまうのでした。 そして、唯一の希望だった絵のコンクールに落選してしまい、パトラッシュとともに家を出たネロは教会を訪れて、憧れのルーベンスの絵の前で静かに息を引き取り、天国へと旅立ったのでした。 フランダースの犬のモデルになった犬種は?
「フランダースの犬」のモデル犬となったブービエ・デ・フランダース。風貌はアニメと異なり、もじゃもじゃの毛に覆われていて愛嬌たっぷり。今回は、そんなブービエ・デ・フランダースの特徴や性格、飼い方、歴史をご紹介します。 ブービエ・デ・フランダースってどんな犬?
/ この記事をみんなにシェアしよう! \ PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック! / PETomorrow をフォローするには下のボタンをクリック!