簡単な血液検査です。PSAは前立腺で作られるタンパク質の一種で、腫瘍や炎症があると血液中の濃度が上昇します。一般に4・0ng/mLを超えたら要注意です※。 職場や市区町村の健康診査では、多くが低料金のオプション検査を設けていますから、罹患率が増える50歳を節目にチェックしましょう。 親族に前立腺がんの既往者がいる場合はリスクが跳ね上がるので、40歳が目安になります。数値の高い方は、ぜひ専門の医療機関で精密検査を受けてください。 経直腸的超音波検査やMRI、前立腺の組織を直接採取する針生検などが行われます。 ※PSA値は加齢による変動も大きいため、年齢階層別PSA基準値という概念があり、 50~64歳は3以上、65~69歳は3・5以上、70歳以上は4以上の方に精密検査が推奨される。 前立腺がんは、治療の選択肢がいろいろあるそうですが? がんに直接アプローチする局所療法として手術と放射線治療があります。 前立腺がんを増悪させる男性ホルモンの分泌を薬で抑え、腫瘍を縮小させるホルモン療法と、化学療法(抗がん剤)は全身療法です。 がんの病期や進行度、悪性度、年齢、ライフスタイル、人生観などを勘案し、5年・10年後を見据えながら患者さまが納得できる治療法を選択します。 高齢で進行が遅く、悪性度も低い場合は、すぐには積極的な治療を行わず経過を見守る監視療法も選択肢の1つです。 手術の対象となるのはどんな前立腺がんですか?
トップページ 前立腺がんの根治を目指す手術支援ロボット「ダビンチ」 病院のご紹介 前立腺がんの根治を目指す 手術支援ロボット「ダビンチ」 「前立腺がん」が増えています。 全国がん登録制度に基づく新しいデータでは男性のがんの15. 8%を占め、胃がんに続く第2位。 ただ比較的進行が緩やかで、早期発見できれば十分に根治が望めます。 その最強の味方となるのが、デリケートな手術を支援するロボット「ダビンチ」。 ロボット手術センター長の吉岡邦彦医師は、日本で初めてダビンチ手術を手掛けた先駆者の1人です。 特任副院長/ロボット手術センター長/泌尿器科診療部長 吉岡 邦彦 専門分野 ロボット手術 専門医認定/資格等 日本泌尿器学会泌尿器科専門医・指導医 医学博士 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 ダビンチとは?