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Wed, 26 Jun 2024 12:57:41 +0000

最後の最後の数秒で全容が明らかになるという、稀有な映画です。 恋人を連れ、ベルリンの壁を越えて西側に脱出しようとする主人公。しかし、壁を越えようとしたまさにそのとき、恋人を銃撃された主人公は、「自分の世界に帰りなさい」という東側の者の言葉に従わず、あえて東側に戻り、恋人に手を差し伸べようとする――。 ここで、すべてがわかります。謀略のために、人間性も愛も信頼も利用し踏み躙る、諜報活動の非情さ。そして、題名の「寒い国」の意味が…。 ラスト近くまで何が「真」で何が「偽」かがわからないので、こいつも、こいつも、いやこいつもスパイかな…、などといった緊迫感があって飽きさせません。こういう映画は、神経を研ぎ澄ませて観ることを要求されているようで、自然にのめり込んでしまいます。 そして、ラスト。余韻に浸ることすら許さないその終わり方は、それゆえ心に染み入ります。 クレア・ブルームって、可愛いなあ。「タイタンの戦い」(昔の面白い方)に出てた人ですよね、たしか…。

  1. 寒い国から帰ったスパイ 冒頭

寒い国から帰ったスパイ 冒頭

「寒い国から帰ったスパイ」に投稿された感想・評価 このレビューはネタバレを含みます なかなか面白い冷戦スパイ映画。007 のように派手なアクションない代わりに東西諜報機関の虚々実々の駆け引きがスリル満点。ぼ〜っと観てると仕掛けの綾を見逃しそうで途中からもう一度最初に戻して気合いを入れて観直した。ミッション遂行の為には味方の諜報員さえ欺く非情の世界。原作読んでないので細かな工作はわからないが、就職先として潜り込んだ図書館での共産党事務員C. ブルームとの接近親密速度の速いことも裏で誰か糸引いていたのかな⁈ 一度は寒い国での過酷な任務を解かれイギリス本国に帰って来たが、窓際より自分は現場をと諜報員のプライドでベルリンに又潜入したR.

英国情報部に所属していた、本物のスパイが書いたスパイ小説。 本物が書いたんだから、リアルなんだろう。一般人の我々は諜報活動に接する機会なんて全くないので、なにがリアルでなにがリアルじゃないのかなんて、分かるべくもないのだが。 作戦の全体像もつかめないまま、味方すら信じられないような、スパイの孤独や不信感が伝わってきて面白かった。 (おわり)