867 Å である。鉄の単位格子を図示せよ。また最隣接原子の数と、距離を答えよ。 (2) 金(Au)の単位格子は面心立方格子(face centered cubic)であり、その一辺は 4. 070 Å である。金の単位格子を図示せよ。また最隣接原子の数と、距離を答えよ。 原子の大きさとしては原子半径([Atomic])を使うのが適切です。 原子同士がちょうど接触していることを確かめてください。 原子の間に線を引きたい場合、 「結合」の設定 を行ってください。 原子半径 Fe 1. 26 Å Au 1. 44 Å (VESTA中にすでに設定されています。) 問題 7 (塩の単位格子) (1) 塩化ナトリウム(NaCl)の単位格子を図示せよ。NaCl は塩化ナトリウム型と呼ばれる単位格子を持ち、その一辺は 5. 体心立方格子構造 - Wikipedia. 628 Å である。 (2) 塩化カリウム(KCl)の単位格子を図示せよ。KCl も塩化ナトリウム型の単位格子を持ち、その一辺は 6. 293 Å である。 塩化ナトリウム型の単位格子 (注 上の図全体で、ひとつの単位格子です!) (「分子・固体の結合と構造」、David Pettifor著、青木正人、西谷滋人訳、技報堂出版) これらの結晶の中では原子はイオン化しているので、イオン半径([Ionic])を使って書くのが適切です。 イオン半径 Na + 1. 02 Å K + 1. 51 Å Cl – 1. 81 Å これらはそれぞれのイオンの 6 配位時のイオン半径です(VESTA中にすでに設定されています)。上記の構造をイオン半径を使って描写すると、陽イオンと陰イオンが接触することを確かめてください。 なお、xyz ファイル中の元素記号としては Na や Cl と書いた方が良いようです。Na+ や Cl- と書くと、半径として異なった値が使われます。 (※どちらが Cl イオン?
問題 8 (単位格子を繰り返す) 鉄の結晶について、単位格子を x, y, z の各方向に 2 ~ 3 回以上繰り返してその全体を図示せよ。 (全体像が立方体になるように繰り返す) また、問題 6, 7 で書いた単位格子から一つ(鉄以外)を選び、同様に広い範囲の結晶構造を図示せよ。 よくわからない人は もう少し詳しい説明 を参照しながら進めてください。 (注 問題 6 で答えた「最隣接原子の数」は、繰り返しの分をきちんと考えましたか?)
【結晶と物質の性質】面心立方格子・六方最密構造の配位数について 面心立方格子・六方最密構造の配位数は,なぜ二個つなげて考えるのですか。 進研ゼミからの回答 こんにちは。いただいた質問に回答いたします。 【質問の確認】 面心立方格子・六方最密構造の配位数を考えるときに,なぜ単位格子を2個つなげて考えるのか,というご質問ですね。これについて詳しくみていきましょう。 これに対して,面心立方格子では面の中心の原子から数えます。その際,2個の格子をつなげて次の図のように数えます。 最も近くにある原子は12個ですが,左側の単位格子だけで考えると点線で囲んだ4個は表せません。格子を2個つなげるのは1つの格子だけでは最も近くにあるすべての原子を数えることができないからです。 【アドバイス】 結晶構造では単位格子を基準に考えますが,実際の結晶では単位格子がいくつもつながっているので,1つの格子だけでなく今回のように2個つなげて考えることもあります。 上の図を参考に配位数をイメージしてくださいね。 それでは,これからも進研ゼミ高校講座を使って化学の学習をすすめていってください。
大学の先生……? えっ! 無職?
そんな君が今は、女にうつつをぬかして、道を捨てるつもりなのかい?」 先生にこんなことを言われてしまったKは、がっくりとうなだれます。 一時はKを撃退したと喜んだ先生ですが、また心配になってきます。 Kは自分の目的を果たすためならなんだってやる男です。 例えば養親をだまして自分のやりたい学問をやったように…… その彼が、お嬢さんとの恋に向かって突き進んだら、自分は負けてしまうかもしれません。 先生は自宅にKとお嬢さんがいない時を見計らって、未亡人に「お嬢さんをお嫁さんに下さい!」と結婚を申し込みました。 もともと先生を気に入っていた奥さんは承諾してくれました。 奥さんによるとお嬢さんも先生が好きだったようです。 晴れて恋愛成就!
教科書には小説『こころ(夏目漱石)』が掲載されています。教師は、生徒が小説『こころ』の人物関係を主体的に読み取れるようにと考え、教科書の掲載部分につながる10の章を短冊状の用紙に印刷し、1章ずつ配付しました。グループの仲間はそれぞれ異なる章を担当します。生徒は配付された章と教科書の掲載部分とを比較しながら、登場人物相互の関係性が読み取れる言葉や登場人物「私」の心情表現を読み取れる描写に線を引くなどして 粘り強く読み取りました。 ③この章のあらすじを整理しよう! 同じ章を選んだ仲間で集まり、章のあらすじをまとめていく場面です。教師は思考ツール(Yチャート)でまとめるように促すことで、生徒が登場人物である「私・K・お嬢さん」相互の関係性を構造化して理解できるようにしました。生徒は人物関係や心情表現を読み取れる描写を出し合いながら、ホワイトボードにまとめていきます。読む(インプット)、話す・書く(アウトプット)を繰り返しながら 仲間とともに協働的に取り組む ことで、担当する章のあらすじを理解することができました。 ④なるほど、そういうストーリーなんだ! 全体発表の場面です。教師は撮影済みのホワイトボードのデータをプロジェクターに投影し、生徒はスクリーン上に電子ペンで書き込みながら説明しました。 バラバラだった章のあらすじがつながっていきます。 また、教師は「書く(予習)」、「話す(態度)」、「話す(内容)」、「聴く(態度)」、「考える(深化)」の5項目について4つのレベルで自己評価を促しました。このような機会を設けることで、 生徒は自己を対象化して捉える力を育むことにつながる と考えられます。 報告者:研修協力員 木下