グローバルの舞台で、かつてあったはずの輝きとプレゼンスが日本から失われているのはなぜなのか。そして、そこから脱却するためには何が必要なのか。 政府、企業、市民社会、専門家との連携を通じ、テクノロジーを最大限に活用して社会課題を解決するための必要なルールづくりと実証を推進する「世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター」。その初代センター長を務める須賀千鶴氏が、日本を代表する各界の知識人に真正面から問いかけて議論していく対談シリーズ第8回。 デジタルテクノロジーを活用することにより、市民の意見を直接的に収集することが可能になった現代社会で、代議制民主主義のメカニズムは決定に時間がかかりすぎると批判され、政治家や政党の役割も、もはや自明ではなくなっている。さまざまな問題や困難を抱える現代社会において、政治制度にはどのようなアップデートが必要になるのか。今こそ見直しが議論される代議制民主主義の価値とは何なのか。京都大学の待鳥聡史教授と議論を交わした。 「失われた30年」は本当だったのか?
待鳥聡史さんが語る「政治家に求められる役割」 須賀 :そのような状況下において、代議制民主主義というシステム自体も変わっていくべきだとお考えになりますか?
この記事は会員限定です 待鳥聡史 京都大学教授 2021年1月8日 5:00 [有料会員限定] 日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら ポイント ○ポピュリズムと権威主義で民主主義窮地 ○主要政党は政策課題の変化に対応できず ○党内民主主義と政策革新で支持層拡大を 民主主義は現在、第2次世界大戦後、最も深刻な苦境に直面している。 最も正統性の高い政治的意思決定の方法として、民主主義が広く受け入れられるようになったのは19世紀半ば以降のことだ。それは代議制、すなわち普通選挙と議会の組み合わせの定着による。代議制民主主義は、有権者である一般市... この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。 残り2622文字 すべての記事が読み放題 有料会員が初回1カ月無料 日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら
皆様、お疲れ様です。 昔から、徳川15代将軍を覚えるのがなかなか難儀だったようで今から55年ほど前にも苦肉の語呂合わせがあったみたいなので、ここで紹介したいと思います。 甲州高校良し先生 始終小さい 検定模擬 甲①州②高➂校④良し⑤先⑥生⑦ 始⑧終⑨小⑩さい⑪ 険⑫定⑬模⑭擬⑮ この語呂合わせは、昭和28年10月号の蛍雪時代という雑誌に掲載されたものだそうです。 所々苦しい感じですが見事にコンパクトにまとまっています。 僕の生まれる前に、今の僕と同じように徳川15代将軍の語呂合わせを考えていた人がいたんだなぁ、と何か凄く親しみを感じてしまいます。どなたか存じ上げませんが。 ニッポン式お勉強(伝統の「語呂合わせ」と「定番問題」)村木俊昭氏著(角川新書) に上記の語呂合わせを始め、色々な語呂合わせが紹介されているので興味がある方は、一読されてみてはいかがでしょうか。 この本では、もう一つ徳川15代の語呂合わせを紹介しています。 家、秘密なの継ぐよし。十時になりて慶応定め餅ケーキ。 家①、秘②密な➂④⑤の⑥継ぐ⑦よし⑧。十⑨時⑩になり⑪て慶⑫応定⑬め餅⑭ケーキ⑮。 語呂合わせは、作る人の個性が出るので色々眺めるだけでもなかなか楽しいものです。 個性的であるが故、利用者にとって向き不向きがあるのも事実です。 良い巡り合わせで、楽しみながら効果的な学習ができることが一番ですね。
徳川幕府直属の家臣、いわゆる旗本や御家人を調べるツールを紹介します。 なお、幕臣のすべて(特に御家人)を網羅的に調べられる資料はありません。 書誌事項末尾の【 】内は当館請求記号です。 目次 1. 幕臣の概要がわかる資料 2. 人名辞典 3. 旗本を調べられる系譜類 4. 『寛政重修諸家譜』以降の旗本の変遷を調べる 5. 役職から調べる 6. 住んでいた場所から調べる 7. 旧幕府引継書から調べる 8. 御家人を調べる 9. 徳川家光 年表 簡単. 幕府崩壊後、徳川家とともに静岡へ移住した幕臣を調べる 10. ウェブサイト 1. 幕臣の概要がわかる資料 2. 人名辞典 竹内誠, 深井雅海, 太田尚宏, 白根孝胤 編 『徳川幕臣人名辞典』 (東京堂出版 2010 【GB12-J25】) 徳川幕府の主な幕臣2, 110人を五十音順に排列し、各幕臣の経歴、事跡を収録。与力などの御家人の経歴や、詩人、俳人などの文化人として活躍した幕臣、幕府お抱えの医師、学者なども掲載しています。各人物の項目末尾に、典拠(『寛政重修諸家譜』(後述「3. 旗本を調べられる系譜類」参照)の巻数・頁など)や参考文献も載っています。 3. 旗本を調べられる系譜類 4.