骨髄異形成症候群(MDS:myelodysplastic syndromes)は、3種類の血液細胞(赤血球、血小板、白血球)の大もとになる造血幹細胞に異常が起こった病気です。 骨髄異形成症候群では、血液細胞が減少し、正常に働かなくなるためにさまざまな症状があらわれますが、無症状のまま、健康診断の血液検査で血球減少などの異常により見つかる場合も多くあります。 骨髄異形成症候群について 血液中には免疫をつかさどる白血球やリンパ球、酸素を運搬する赤血球、出血を止める(止血)働きがある血小… 検査 骨髄異形成症候群の診断と治療方針を決定するためには、以下のような検査が行われます。白血球、赤血球、血… 治療 これまでの研究から、検査所見で病気の予後を予測できるいくつかの要素が明らかになっており、これを予後因… 療養 治療を行った後は、副作用による体力の低下に気をつける必要があります。細胞障害性抗がん剤の副作用は、吐… 臨床試験 患者数(がん統計) 患者数と生存率の情報です。 予防・検診 発生要因と予防と検診の情報です。 関連リンク・参考資料 がん診療連携拠点病院などのがんの診療を行う病院やがん相談支援センターを探すことができます。 関連する情報 治療にあたって 更新・確認日:2021年07月01日 [ 履歴] 履歴 2021年07月01日 掲載しました。 閉じる
【 骨髄異形成症候群はどんな病気?
骨髄異形成症候群 ( MDS )は、比較的高齢者(特に60歳以上の方)に多い疾患です。あらゆる血液細胞のもとになる細胞(造血幹細胞)のDNAに傷がつき、血液細胞がうまく作れなくなります。その結果、赤血球が減少する 貧血 、血小板の減少、白血球の減少がおきます。また、 急性骨髄性白血病 を発症しやすい、という特徴があります。 今回は、筑波大学血液内科の千葉滋先生に、骨髄異形成症候群の種類や原因、症状などについてお話をうかがいました。 骨髄異形成症候群(MDS)とは 好発年齢や発症率は? 骨髄異形成症候群 ( MDS )とは、あらゆる血液細胞を作り出すもとになる細胞(造血幹細胞)のDNAに異常が起こり、これらの細胞が自分のコピーを増やして異常な形態の血液細胞を作り出す一方、正常な血液細胞が減少してしまう疾患です。またこの疾患には、 急性骨髄性白血病 *になりやすいという特徴もあります。 急性骨髄性白血病…造血幹細胞や造血前駆細胞(造血幹細胞に比べると、どの血液細胞を作るかの方向性が少し定まったものの、以前として未熟な細胞)が骨髄の中で がん 化し、「芽球」と呼ばれる状態のまま全く造血せずに無制限に増え、血液の中にもどんどん流れ出してくる疾患。 60歳以上の方に発症することが多く、年齢を重ねるほど発症率は高くなります。70歳以上の方では、10万人あたり年間約30人以上が新しく骨髄異形成症候群と診断される、と推定されています。また、理由はわかっていませんが、女性よりも男性の発症頻度がだいぶ(日本の調査では1.
虹はなぜできる?
にじはどうしてできるの? 雨のやんだ空に、時時見える7色のにじ。すっごくきれいだよね。でも、どうしてあんなにきれいに見えるんだろう? にじは太陽の光が雨の粒(つぶ)を通り抜(ぬ)ける時にできるもの。元々(もともと)光はまっすぐに進むけど、水に入ると曲がる性質(せいしつ)がある。だから太陽の光が雨の粒を通ろうとすると曲がっちゃうんだ。その時、光が曲がる角度は色によって違(ちが)うので、7つの色がそれぞれちがう角度に曲がっていく。だから7つの色がきれいに並(なら)ぶんだよ。これがにじというわけ。にじは太陽とは反対側の空に見えるから、雨の後にじを見ようと思ったら太陽を背(せ)にして眺(なが)めてね。
プリズムとは、ガラスでできた三角形のぼうのようなものです。このプリズムを使うと、光を7つの色に分けて見ることができるのです。 たとえば、太陽の光をプリズムに通すと、いろいろな色の光が見えてきます。これは、太陽の光というのは、いろいろな色がまざっているという証拠(しょうこ)です。プリズムを通すと、まざりあったそれぞれの光の色が、分かれて見えるようになるのです。 このプリズムと同じようなはたらきを、空の上にある雨雲の雨のつぶがしているのです。この雨つぶが、太陽の光をいくつかの色に分解して、空の上ににじをうつしだすのです。 色は、ならび方も決まっており、外側が赤、内側が紫(むらさき)となります。ただし、ときどきですが、逆ならびのにじがでることもありますから、気をつけてみてください。 このように、にじが7色なのは、にじのもとになる太陽の光が、およそ7色の光からできているからなのです。
『色』は物体に当てられた『光』が反射して、網膜を刺激することで見えています。 太陽光などの白色光をプリズムに通すと、虹と同じような色の帯ができます。 光はプリズムに入ると『屈折』し、混ざり合っていた色が分かれます 。 これは 光の波長の違いによって屈折する角度が異なる ためです。 ミナトくん 光は『空気中から水やガラスに入るとき』、また『水やガラスから空気中に出るとき』に折れ曲がる性質を持っているんだ!光が折れ曲がり、角度が変わることを『屈折する』と言うんだよ。 プリズムとは… 『プリズム』とはガラスなどの透明な物質でできた多面体のことです。 光を分散させたり、屈折させたりするもので、三角柱のものが一般的です。 また、プリズムによって分かれた、赤から紫までの光の色の帯のことを『 光のスペクトル 』と言います。 ミナトくん ちなみにプリズムによって光が分かれることを発見したのは、万有引力で有名なニュートンなんだよ! 「虹は七色」決めたのはあの有名人? - ことばマガジン:朝日新聞デジタル. スポンサーリンク 虹ができる仕組み 雨上がりは、空気中に小さな水滴(雨粒)がたくさん浮いている状態です。 太陽光は水滴の中を通るときに 屈折 ( くっせつ ) し、反射してわたしたちの目に映ります 。 このとき、 水滴がちょうどプリズムと同じはたらきをしているため、太陽光の色が分かれて七色の虹が見えるのです 。 空気中で、光をプリズムに当てたときと同じ現象が起きることが、虹ができる仕組みです。 稀に2本の虹が見られるとき、内側のはっきりと見える虹を『 主虹 』、外側にうっすらとかかる虹を『 副虹 』と言います。 副虹は水滴の中での 屈折が2度起きた場合 にできます。 屈折を繰り返すことで光の量が減衰していくため、副虹は主虹よりも薄くなります。 副虹の色の配列は主虹とは逆で、赤が内側、紫が外側になります。 ミナトくん めったに見ることができないけど、一度に4本の虹ができる場合もあるんだよ! なぜ虹の形はアーチ型? 虹が見られるのは、『太陽・水滴・観察者』の3点のつくる角度がある一定の角度になるときだけです。 虹が見えるときの空中には無数の水滴(雨粒)が浮いています。 その一粒一粒に太陽の光が反射しているのですが、 私たちの目に映るのは太陽から出た光が40〜42度の角度で反射する場合だけ です。 この40〜42度という角度にある水滴が ちょうど弧を描く位置にある ため、虹の形はアーチ型になるのです。 実際には 虹は円の形をつくっている のですが、通常見られるのは円の上の部分だけで、 下の部分は地平線よりも下にできる ため、地球に隠されていて見ることができません。 ミナトくん ちなみに、40〜42度で見られるのは『主虹』の場合で、『副虹』が見られるのは51〜53度の角度のときなんだよ!
ちょっとかっこいい覚え方ですね♪ 方法は簡単で、それぞれの色を英語にし、その頭文字をとって覚える方法です^^ 赤=Red、橙=Orange、黄=Yellow、緑=Green、青=Blue、藍=Indigo、紫=Violetとし、頭文字をとると、「Roy G Biv」ロイ・ジー・ビヴと読み、覚える方法です(*^▽^*) 文字数も少ないしかっこいいし、こちらの方が覚えやすいかも・・・!? (*'ω'*) 皆さんの覚えやすい方法で覚えてみてはいかがでしょうか♪ 虹の歌「七色の音」の歌詞で色を覚えよう! 虹について歌われている歌はたくさんあります^^ その中でも、合唱の歌で、「虹-七色の音-」という歌があります。 こちらは歌詞に虹の色について歌われているようです。 このように、歌で虹の色を覚えられると楽しくてお子さんにはいいかもしれませんね^^ Amazonやdミュージックからダウンロードも可能なので、聞いてみてはいかがでしょうか♪ Amazonはコチラから: dミュージックは コチラ から 両方ともに250円でダウンロード可能です^^ 楽天市場では、CDを購入することができますが、結構お値段が高いです・・・(;^_^A 税込1751円に送料プラスで購入可能です^^ 虹の色は全世界共通? なぜ虹は7色なのか? - ログミーBiz. 虹は七色で順番についてもお話してまいりました。 これは、全世界共通して虹は七色だと認識されているのでしょうか? 実は、国によって虹の色の認識は違うんです! 七色と認識しているのは主に日本、韓国、オランダで、六色と認識しているのは主にイギリス、アメリカ、五色はフランス、四色はロシア、三色はモンゴルと、国によってこんなにも差異があるんですね(;゚Д゚) そもそも、国や地域によって、色に対する認識の違いがあります。 色を細かく区別している地域もあれば、大きく分けて色を識別している地域もあり、すべての色ひとつひとつに名前がつけられているといったことでもないからです。 地域や国、その場所に住む人々が文化や歴史の違いから、虹の色にも違いが出ているのでしょう。 もとはと言えば、虹は太陽光からできているといっても過言ではないと思います。 雨上がりの虹は、人々を前向きにさせ、夢や希望を与えてくれる象徴であると私は思います^^ そんな虹に、「七色であるべきだ」とか「この順番なんだ」と決めるのは、ナンセンスなのかもしれませんね(.
ニュートンは、300年ほど前に活やくした科学者です(1643-1727)。26歳でケンブリッジ大学の教授になり、若くしてイギリスを代表する科学者となりました。 「すべての物体はたがいに引き合っている」という「万有(ばんゆう)引力の法則」は、ニュートンがあるとき、りんごが木から落ちるのを見て発見したといわれています。ニュートンは、このような力学の発見だけでなく、光学や数学でも重要な発見をいくつもしました。 ニュートンが行なった実験や研究は、『プリンキピア』『オプティクス(光学)』という2冊の本にまとめられています。この2冊とも、300年後のいまでも、科学者や科学者を目指す人が読むべき本として、世界中で愛読されています。「虹は7色である」という考え方やその実験方法は、『オプティクス』にのっています。 ニュートンの本を見てきたよ 埼玉県和光市にある理化学研究所の図書館には、ニュートンが書いて1706年に出版された『オプティクス』の原書(英語版第2版)があります。 300年前の本ってどんなものなのか、実物を見てきました。 ※注 日本語ほん訳版は文庫で入手しやすくなっています。 ニュートン著『光学』(島尾永康訳・岩波文庫) この記事のPDF・プリント