腰椎 固定 術 再 手術 ブログ

Tue, 25 Jun 2024 14:46:28 +0000

潰瘍性大腸炎の治療法 潰瘍性大腸炎の治療の中心はペンタサ・サラゾピリンに代表される5-アミノサリチル酸製剤とステロイド製剤になります。また炎症が直腸やS状結腸が中心の場合には注腸療法や座薬を用いることもあります。重症例では入院の上ステロイドを点滴で行う治療法が中心になります。 また再燃を繰り返す場合、ステロイド療法が効果が認められない場合には免疫調節剤、血球成分吸着・除去療法(GCAP,LCAP)が行われます。それぞれの治療の詳細は各種治療法を参考にしてください。 内科治療が効果がない場合には大腸全摘術を行います。最終的に人工肛門になる方はごくわずかです。 1.5-アミノサリチル酸製剤(ペンタサ・サラゾピリン) 現在使用可能なアミノサリチル酸製剤にはサラゾピリンとペンタサがあります。サラゾピリンは薬剤が大腸に到達したのちにアミノサリチル酸(5-ASA)とスルファピリジン(SP)に分解され、主に5-ASAの成分が治療効果を発揮します。ペンタサは有効成分である5-ASAだけで作られた薬剤であり、後で述べる副作用をおこす成分の中心ががSPであるため、より副作用が少ないのが特徴です。 1)どのような患者さんに使うのですか? 5-ASA製剤は寛解導入薬としても、寛解維持薬としても治療効果の高い薬剤です。特に軽症から中等症の患者さんに使用します。上手に使えば、不要なステロイド投与を減らすことができます。また炎症が直陽などの肛門に近い部分に限局している場合には、ペンタサの注腸剤、サラゾピリンの坐剤が使用可能です。 2)どのように使用するのですか? ペンタサ錠1日1. 5~4. 0gまたはサラゾピリン錠1日3~4gの経口投与を行ないます。最近ペンタサは500mg錠が発売され、服用する錠剤の数も活動性のある患者さんで6-8錠(3-4g)を1日2回で服用するようになっています。 炎症の中心が直腸からS状結腸の場合、ペンタサ注腸を使用します。また左側大腸炎・全大腸炎型でも注腸を併用することで上乗せ効果が期待できるので、肛門痛や不快感などの出現がなければ併用してもいいかもしれません。 3)どのくらいの患者さんに効果があるのですか? カンプト点滴静注40mg/カンプト点滴静注100mg. 活動期の潰瘍性大腸炎において、サラゾピリン2~6g/日の投与量で50~80%の寛解導入効果が得られるとする報告があり、またサラゾピリンとペンタサとの寛解導入における有効性の比較では、両者間に明らかな差を認めていないとされていますが、経験的にペンタサで効果がない患者さんにサラゾピリンへ変更することにより症状が改善することもあります。これはペンタサが小腸で少しずつ溶解され効果を発揮するため、薬剤の成分が肛門に近い直腸まで行きわたりにくいためであるとかんがえられています。 4)どのような副作用があるのですか?

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