GEKIxCINE Official ゲキ×シネ『髑髏城の七人』Season風 予告 - YouTube
(info) ※再追加予約は終了しました。
ぐるぐる劇場の特性を生かして、敵を斬り捨てながら彼岸花の畑を超えて、髑髏城に足を踏み入れてしまう蘭兵衛。 単に殺陣の見せ場というだけではなく、(行く末をを知っていると尚更)彼岸を超えて、殿の待つ過去の城へと知らず知らず向かってしまう蘭兵衛、に見えてゾクゾクしました。 遠くにそびえる髑髏城のシルエットが恐ろしくもあり、でも確かに心惹かれてしまうのも分かる魅力。 これまでありそうで無かった図で、とても好きな演出。 みさるさんの歌も美しい。 だから!歌詞くれってば!! 以下、キャスト毎に感想。 キャスト毎と言いつつ結構脱線している。 ☆捨之介/天魔王(松山ケンイチ) 松ケン捨之介、期待ドンピシャの格好良さー! 好き!! 闘い方といいなびく髪のビジュアルといい最後の台詞といい、「風」の冠は彼の為にあるのだと断言出来る捨でした。 旋風脚的な、あの豪快な足技を取り入れた戦法良いなぁ! 体格が良いから尚更映える。練習重ねたカポエラの賜物なんですね、あれ(パンフより) そして人物像、まだまだ初見で公演も序盤ですが、この時点での印象としては本当に気の良いあんちゃんそのもの。 真っ直ぐで素直で優しくて裏表なく、困っている人は放っておけない。 この捨之介なら、沙霧に「待ってー!」って言われたら絶対振り返ってニカッと笑って沙霧を待ってあげるでしょ?って思った。 更に、他人の為に人目も憚らず涙を流せる。 そんな捨之介は実は初めてでは。 で、今回の捨で個人的に一番良いなと思ったのは、徳川兵に囲まれて家康との対話の後、僅かに笑顔を見せたところです。 最後まで抗うわけでも、失意を見せるわけでもなく。 死は受け入れる、そんな腹の括り方をしているような捨之介。 普段飄々としているけれど、歴代イチ「武士」として生きていたのは松ケン捨なのかもしれないと思った。 しかし、一人二役なのに偽天魔王として出てきて皆を襲うシーンは入るんだ?! ゲキシネ 髑髏 城 の 七 人のお. 正直あれは今回無くなると思ってたから意外でした。 残念なのは、あれを入れた為に捨之介が直接蘭兵衛の最期を見取らずに伝聞で終わったことですね。 赤の他人の死にさえ涙を流す、この捨之介が蘭兵衛の死に様をどう受け止めるか、そこがもっとしっかり見届けられたなら…。 「迷わず進めよ」の台詞はあったけれど、その場にいないせいか結構あっさりに感じちゃったし。 ただ、そういう部分も含めて今回の捨之介のスタンスなのかなぁとも思う。 自ら望んでその道を進む武士として、蘭兵衛が蘭丸として、 その生き方死に方を選んだのだから仕方ないって割り切っていたのかも。 その代わり、侍の争いに巻き込まれて関係ない人々が命を落とすのは人一倍耐えられない。 そういう人物像だとすると納得も出来るかな…。 正直このあたりはまだ自分の中で巧く噛み砕けていないので、二回目にしっかり確認したいところです。 そして松ケン天魔王。 また敦盛無いのかよ!
(C)2021 Disney Enterprises, Inc. 映画. comでは 「クルエラ」の魅力5つもご紹介しています (。 なぜ彼女はあそこまでダルメシアンに執着するのか――その秘密がわかるのでしょうか!?
これはストレートに言えるけど残念だよ! 今回は久々に髑髏城で、天魔王の敦盛からの禍々しくタイトルバックどーん!をちょっと期待したのにぃ。 しかしまたしても新しい天魔王像。 というか今までありそうでなかったよね。 ビジュアルからして口髭に髷に、おそらく服装も、我々がイメージする信長像そのまま。 (関係ないけれど、あの造形でほぼ全ての日本人が「信長だ…」って分かるのって凄いよね。 そしてそれを利用する風髑髏も巧いよね) 「勝てるかは分からん!」と堂々と言い放つ姿も、いかにも豪快なうつけ者らしい。 きっと蘭兵衛の前の殿もこうだったんだろうなと思ったし、その人間の器は魅力的に感じた。 これはもしかして、歴代初めて本当に信用するに足る天魔王じゃないか? なんか部下にも慕われてるし。 と、ここまで考えて、いやいやいや怖い怖い私まで惑わされてる!ってなった。 人心掌握に長けた男、まさしく天魔王の掌の上。 案の定、実際は歴代トップクラスのクソ外道かもしれません。 自分を慕う部下をあんな風に斬り捨てて、蘭兵衛の最期を蔑んだように笑う。 (よしこ姐さん、今回シリアス一辺倒で泣けた…) 最後に顔を焼くシーンで尚更際立つ悍ましさ。 そして一人二役のおかげでグッと説得力が増した「天魔王の正体は空虚な仮面」というラストでした。 それも含めて、不気味さと得体の知れなさは歴代イチの天魔王だった気がします。 捨之介と天魔王の最後の闘いは当然、天魔王側は仮面を被ったまま顔は見えない。 後からあのバトルを思い返してふと思った。 結局捨之介は誰と闘っていたんだっけ? これまでの一人二役の天魔王(古田さん&染様)は、結構分かりやすく圧倒的カリスマ悪。 そしてワカ以降は、一人一役だからってのもあって天魔王の個性の幅は広い。 今回は少し違って、かなり歴史上の殿そのもののイメージに寄せてきた天魔王。 絶対悪のような雰囲気でもなく、とても不気味で掴み所がない。 殿に成り切った殿の亡霊なら、天魔王自身は、あの焼けただれた顔の正体は一体誰だったんだろう? 殿の完コピは、それはそれは見事でした。 それは分かったから、じゃあ本当のお前はどこにいるの?どこにいったの? ゲキ×シネ「髑髏城の七人」Season風 : 作品情報 - 映画.com. そんな問いかけが浮かびます。 これもホラーじゃないけど、考えればドツボにハマりそう。 観劇直後は正直まだまだ天魔王のほうのインパクトは不足気味だと思ったけど、かえってそれが時間差でじわじわ来ました。 正体が最後まで分からなくて、本当に亡霊のような天魔王だった。 花天魔王とはまた違う不気味さで、あっちが妖ならこっちはまさに亡霊。 鳥の天魔王は明確に人間だった。 面白いなぁ、この天魔王の人物像の違いも。 この印象が次回観た時にどう変わるのか、楽しみです。 あ、あと今回の髑髏党はなんかアットホームなイメージなんですが(笑) 腕相撲大会が開催される髑髏党とか斬新!
各公演の全出演者&スタッフのデータや、舞台写真、そして舞台版ポスターのギャラリーなどが掲載。映像と併せてテキストと写真でも「髑髏城の七人」をお楽しみ頂けます。 初回の予約締切りであった2019年8月26日(月)までに、本当に多くの方々からご予約を頂きました。 可能な限り情報をお伝えしてきたつもりですが、それでも予約時点で全情報をお伝えできず、ご迷惑をおかけしました。そしてそれにもかかわらずご予約をして頂いた皆様に、改めてお礼申し上げます。 その御礼と感謝の気持ちを込めて、初回予約の方々限定の 《予約特典》 をご用意いたしました。BOXと共にお届けします! 《予約特典》 ・6枚組ゲキ×シネポスターカード&オリジナルステッカー 花・鳥・風・月(上弦の月)・月(下弦の月)・極のゲキ×シネ版ポスターをポストカードサイズにした《ポスターカード》を6枚一組に。更に《オリジナルステッカー》が1枚ついた素敵なセットでご用意!ステッカーのデザインはお手元に届くまでお楽しみに!
森見さん: 僕、基本的に住んでいると好きになっちゃうので。京都に住んで、京都を好きにはなりました。ただ僕の場合、京都を舞台に小説を書いて、それを読んだ人たちが喜んでくれて、それで自分も京都を好きになるといった感じで、他の人とは違うパターンでしたね。 京都での学生時代は、やはり四畳半生活? ――京都での学生生活、どのように過ごしましたか? 森見さん: いわゆる"京都らしいところ"にはあまり行きませんでした。銀閣寺とか、すごい近所にあったのに1回しか行っていないし。大学に籠っていたわけではないんですが…。 外出というと、古本屋さんによく行きましたね。自転車に乗って、転々とある古本屋をぐるっと2~3時間かけて回るんです。それと部活の射撃場。それ以外は四畳半でゴロゴロとって感じです。夏は暑くて家に居られなかったので、涼める場所を探してさまよっていました。 ――個人的に思い出深い場所はありますか? 森 見 登 美彦 ホラー. 森見さん: 賀茂大橋(今出川通の鴨川に架かる橋)が好きです。奈良でも東京でも見ないような風景っていうか。僕、学部生時代は京大の東側の山に住んでいたんですが、院生になる時、鴨川を渡って河原町今出川の辺りに引っ越したんです。それから毎朝、賀茂大橋を渡って大学へ通っていました。そこから見える比叡山や北の山々が、四季の移ろいに合わせてその景色を変えていって…すごく京都っぽい!と思いましたね。いかにも京都の大学生だなと。 ――学生時代、印象的だった出来事はありますか? 森見さん: 院生時代に朝起きて家を出ると、河原町通を馬が通って行ったんですよ。「何で馬が! ?」と思ったら、葵祭(※)だったっていう(笑)。京都の街を歩いていたら急に祭りに出会うというのは好きです。 ※ 葵祭 … 5月に行われる、賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭。平安貴族の姿をした風雅な王朝行列が、京都御所から上賀茂神社へ向かう。 ――京都のお祭りに参加することはありましたか? 森見さん: 狙って行くことはあまりなかったですね。祇園祭は研究室の友達と行ったりしていましたが、事前に調べて予定を立てるのが苦手で…。でも狙って行かないから偶然出くわした時に嬉しい、自分が日常の気分でいる時に急に祭りが割り込んでくるのが楽しい、というのはありました。 ――大学生の時、熱中していたことはありますか? 森見さん: 僕は、在学中に小説家としてデビューしようと勝手に決めていて。大学に入る前からもうそれで食べていこうと思っていたし、就職活動も考えないでいいやと思っていたような阿呆な学生だったんですよ。それで1回生の頃から2年くらいかけて、ある小説を書いていました。その出来自体はあまり良くなかったですが、集中してずっと書き続けていたので、やっぱり熱中していたんでしょうね。 それと、年に数回は1人旅に行っていました。青春18きっぷで、予定を立てず気分に任せて行く先を決めて。なんか「学生のうちに旅をしなければ」みたいな義務感に駆られていました。旅行は色んな所へ行くより、一度行った場所に何度も行く方が好きですね。 ――それは、先ほどの「京都に住んで京都が好きになった」のと同じ感覚ですか?
内容(「BOOK」データベースより) 「面白きことは良きことなり! 」が口癖の矢三郎は、狸の名門・下鴨家の三男。宿敵・夷川家が幅を利かせる京都の街を、一族の誇りをかけて、兄弟たちと駆け廻る。が、家族はみんなへなちょこで、ライバル狸は底意地悪く、矢三郎が慕う天狗は落ちぶれて人間の美女にうつつをぬかす。世紀の大騒動を、ふわふわの愛で包む、傑作・毛玉ファンタジー。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 森見/登美彦 1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒業、同大学院修士課程修了。『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者プロフィール 1979(昭和54)年、奈良県生れ。京都大学農学部大学院修士課程修了。2003(平成15)年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、作家デビュー。2007年、『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。2010年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞する。ほかの著書に『四畳半神話大系』『きつねのはなし』『新釈 走れメロス 他四篇』『有頂天家族』『美女と竹林』『恋文の技術』『宵山万華鏡』『四畳半王国見聞録』『聖なる怠け者の冒険』『有頂天家族 二代目の帰朝』『夜行』『太陽と乙女』『熱帯』がある。 この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ (外部リンク) 新刊お知らせメール お気に入りの著者の新刊情報を、いち早くお知らせします! 書籍一覧 森見登美彦が紹介した本 インタビュー/対談/エッセイ