■参加者21名(男性11名、女性10名)でした。 『源氏物語』(全10回)を読み進めていく企画の第3回目。訳者は決めずにお好きなものを読んできていただいております。今回から参加の方もいらっしゃいました。 長編であるため須磨の巻あたりでやめてしまう人が多いことから「須磨源氏」という言葉がありますが、今回はその「須磨」を越え、第一関門(?)突破です!
源氏物語をテーマに漢詩の吟詠や、現代語訳の朗読を楽しむ催しが30日、明石市民ホール(兵庫県明石市本町1)であった。約60人の参加者らを、千年前に花開いた宮中文学の世界へといざなった。 「東洋文化と茶を楽しむ会」が主催。代表の出田恵美子さん(75)=神戸市西区=は、尊敬する江戸時代の文人にならい漢詩を学んだ。作中に出てくる漢詩を読むため源氏物語をひもといたところ、作品自体のとりことなった。各帖を題材とする漢詩を創作し、約10年前からイベントで披露している。 今回は「鈴虫」の場面をテーマとする出田さんの漢詩が独特の節を付けて吟詠されたほか、日本語と中国語での朗唱もあった。笙(しょう)や竜笛(りゅうてき)が奏でる調べに合わせ、現代語訳も朗読された。 トークセッションで出田さんは「明石が舞台となった光源氏と明石の君による恋物語は、その後の物語の展開にとって欠かせない。源氏物語にとって明石は大切な場所なのです」と力を込めた。(長尾亮太)
精選版 日本国語大辞典 「業を煮やす」の解説 ごう【業】 を 煮 (に) やす なかなからちがあかずいらだつ。 業 を沸かす。 ※咄本・軽口笑布袋(1747)三「かの男、大きにごうをにやし」 ※或る女(1919)〈有島武郎〉前「自分の心の矛盾に業を煮やしながら」 出典 精選版 日本国語大辞典 精選版 日本国語大辞典について 情報 デジタル大辞泉 「業を煮やす」の解説 業(ごう)を煮や・す 事が思うように運ばず、 腹 を立てる。「無意味な 発言 が続き―・して席を立つ」 出典 小学館 デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 ©VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
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意味 業を煮やすとは、思うように事が運ばず、腹を立てる。 業を煮やすの由来・語源 業を煮やすの「業」は仏教語で、 人間 の 身体 ・言語・ 心 によって行われる行為を意味し、この場合は心の動きを表す。 「煮やす」は、火にかけ熱することから、怒りなどの気持ちを激しくすることをいう。 そこから、平静であった心の動きが、怒りで激しくなることを「業を煮やす」というようになった。 「業が煮える」や「業を沸かす」も、同じ用法からである。
よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「業を煮やす」について解説する。 端的に言えば業を煮やすの意味は「耐えきれず腹を立てること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。 今回は日本文学部卒の現役WEBライター、ヒマワリを呼んだ。一緒に「業を煮やす」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。 解説/桜木建二 「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。 ライター/ヒマワリ 今回の記事を担当するのは、日本文学科卒で現役ライターのヒマワリ。専攻は近代文学だが、古典からマンガまで幅広く読んでいる。受験生家庭教師の経験を生かして、「業を煮やす」についてわかりやすく丁寧に説明していく。 「業を煮やす」の意味や語源・使い方まとめ image by iStockphoto 「 業を煮やす 」は、「 ごうをにやす 」と読みます。日常会話と言うよりも、小説などで目にすることが多いかも知れません。よく知られている慣用句ですが、正確な意味を知っていますか?そして「業」とは一体なんのことでしょう。それでは早速「業を煮やす」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。 「業を煮やす」の意味は? まず初めに「業を煮やす」の正確な意味を辞書からの引用で確かめてみましょう。「業を煮やす」には、次のような意味があります。 1.相手の態度が煮えきらないので、怒る。 出典:新明解国語辞典(三省堂)「業を煮やす」 2.事が思うように運ばず、腹を立てる。 出典:デジタル大辞泉(小学館)「業を煮やす」 上記の通り、「業を煮やす」の意味は簡単に言えば、 イライラする、腹を立てる 、です。しかし、引用にあった通り、「 物事が思うように事が進まず 」イライラする、「 相手の態度が煮え切らない 」ので腹を立てる、と言った限定された場面で使われます。つまり、 じれったいのが我慢できずに腹を立てる ことですね。ただ単に腹を立てる事に「業を煮やす」を使うのは違和感がある場合があるので気をつけましょう。 「業を煮やす」の語源は? 次に「業を煮やす」の語源を確認しておきましょう。 「業」とは一体何でしょう。実は 「業」は仏教用語の「業(ごう)」のこと なのです。仏語に置ける「業」はカルマとも言い、元々は「人間の身、口、意によって行われる善悪の行為」の事を言いましたが、「前世の善悪の行為によって現世で受ける報い」や、「 理性によって制御できない心の働き 」と言う意味も持つようになりました。「業を煮やす」の「業」は、制御できない心の動きのことで、簡単に言えば 抑えきれない怒り の事です。つまり、抑えきれない怒りを激しく沸騰させるようなことを「業を煮やす」と言うようになったのですね。 次のページを読む
「業を煮やした」とは 「~に業を煮やした」というフレーズをネットや雑誌などの中で見かけたことはありませんか?また、イライラしているシチュエーションの時に、「業を煮やした」と思ったりしたことはありませんか?