【価格例あり】二世帯住宅のキッチンはどうするべきか?別々と共有のメリット・デメリット 二世帯の家族が住む二世帯住宅は、食事の時間や入浴の時間、帰宅の時間も違うので、それぞれの家族に合ったプランを決めなければ後々住みづらくなってしまいます。 さまざまな生活スタイルの中でも生活の基本は、なんといっても食事。 特に「食事(キッチン)は一緒(共有)にするか別々にするかどうしよう?」と悩まれる方が多いと思います。 家族団らんの場である食事の時間は家族が楽しい時間になるのが理想ですが、そうでない場合もあります。 そこで今回はキッチンが別々、共有のメリット・デメリットや費用の比較、事例などをご紹介します! 1┃キッチンは別々?共有?判断基準は「夕食スタイル」 キッチンは別々にするか、共有にするか迷ってしまった場合は、ライフスタイルならぬ「夕食スタイル」から判断するといいでしょう。 「夕食スタイル」とはことばの通り、同居する二世帯が夕食を別々にとるか、一緒にとるかのスタイルのことです。 親世帯と子世帯の夕食をとる時間が異なる場合は、夕食スタイルが異なるためキッチンも別々で設けるのが一般的です。 逆に、一緒に夕食をとる(夕食スタイルが同じ)場合はキッチンを共有にしたほうが効率もよく、工事費やランニングコストなどの費用も抑えることができます。 2┃別々にした場合のメリット・デメリット、実際の間取り例 メリット 食事の時間やメニュー、味付けや好みなどを気にすることなく生活できます。 なにより、親世帯と子世帯 それぞれの生活リズムを保つことができ、お互いにストレスがかからない 生活ができます。 デメリット キッチンを2つ設置することになるので、費用がかかってしまいます。費用を抑える方法も記事内でご紹介していますので参考にしてみてください。 間取り例 1F床面積:99. 15㎡(30. 00坪) 2F床面積:97. 50㎡(29. 【価格例あり】二世帯住宅のキッチンはどうするべきか?別々と共有のメリット・デメリット 愛知県・岐阜県で新築・注文住宅を建てる新和建設のブログ. 50坪) 延床面積:196. 65㎡(59. 50坪) 総施工面積:205. 74㎡(62. 25坪) 親世帯が1階、子世帯が2階の上下で完全別々のプラン。お互いの暮らしを尊重しつつ、必要なときにいつでも会えます。 お互いが1階と2階のそれぞれ暮らす安心感と、独立性を持ち合わせるプランです。 食事が別だと、連動して朝食も別々、洗濯も世帯ごとに行う傾向があり、「生活はすべて別」という同居スタイルの要望が見えてきます。 3┃共有にした場合のメリット・デメリット、実際の間取り例 男性がキッチンに立つことも増えてきましたが、やはりキッチンが奥さんの領域。圧倒的に奥さんの方がキッチンに立つ方が多い家庭がほとんどだと思います。二世帯住宅なら娘夫婦との同居の場合、家事を協力することができます。 キッチン共有の場合、食事の支度やすべての家事を協力して行う傾向にありますが、すべての生活を同じリズムで過ごせるわけではありません。来客があったり、ちょっとお茶を飲んだり。そんなときも気兼ねなく炊事や洗い物をしたいものです。 1F床面積 :96.
67㎡(29. 25坪) 2F床面積 :75. 19㎡(22. 75坪) 延床面積:171. 86㎡(52. 00坪) 総施工面積:179. 30㎡(54. 25坪) ひとつ屋根の下で、家事・育児が協力しやすいよう生活スペースを共有。すべての空間をムダなく活用でき、両世帯の個室も、ゆとりの広さを実現できます。 4┃別々と共有にした場合で費用はどのぐらい違うの? 費用の比較 共有でキッチンを使用する場合、キッチン1つ分の本体費用と工事費用がかかります。 別々にキッチンを設ける場合は本体費用と工事費用とは 別で設置費用 がかかります。また1階に2つ設けるのか、1階と2階に1つずつ設けるのかでも金額は変わります。 【価格例】 1階に2つ設ける場合:約45万円(本体費用と工事費用)+8万9, 000円(設置費用)=53万9, 000円 1階と2階に1つずつ設ける場合:約45万円(本体費用と工事費用)+11万6, 000円(設置費用)=56万6, 000円 キッチンは別々に分けたい!でも費用を抑えたいなら 費用を抑えるアイデアは下記のようなものがあります。 ①2つのうち1つをミニキッチンにする 2つのうち1つをミニキッチン にして本体費用を抑える方法です。 ミニキッチンとは間口1. 2世帯住宅のキッチンは別がいいの?ミニキッチンという選択肢。 | 家づくり情報ブログ. 2~1.
という人が増えていることから、親世帯にはフルサイズのキッチンを設けるのが一般的になってきています。 もちろん、二世帯住宅を建てる時期( リフォームする時期)によっては、親世代がすでに高齢で、寝室内のミニキッチンが役立つケースもあります。ミニキッチンのかわりに洗面台を設置する手も。いずれにしても、生活スペースの中に水回りがあると、身体が不自由になったときの暮らしやすさに大きな差が出ます。 いっぽう、逆に子世帯にミニキッチンを設置する例が昔に比べると増加傾向に。たとえば共働きで平日は料理をする時間がないというケースだと、「平日の子どもの食事はおばあちゃんにお願いしているから、自分たちはミニキッチンで十分! 」という考えも増えてきています。また「親世帯のキッチンはいずれ子世帯が使うことになるので、フルサイズのキッチンを2 つ設けるのはもったいない」と、実質的に考える人もいるようです。 メインのキッチンが1 つだけのほうが、二世帯のコミュニケーションが増えるという考え方もあります。週末に一緒に食事をしたり、孫がおばあちゃんに料理を習ったりといった交流は、キッチンが別だとなかなか機会がないもの。子どもの情操教育や食育という観点からも、メインのキッチンを親世帯と共有するメリットに注目してみては。 ↓注文住宅で家を建てたSさんの体験談を 見る↓ 【Sさん邸】穏やかな環境と最高のロケーションを活かした、"好き"を刻んでいく住まい。 2019. 07. 20 東京スカイツリーや東京タワー、天気の良い日には富士山まで見える最高のロケーションを持つ土地に居を構えられたSさん。家の前には、大きな河川敷があり、どこからともなく通行人の鼻歌が聞こえてくる。そんな気持ちを開放してくれる、心... 続きを見る 【Sさん邸】暮らしのイメージから描いた家族の距離が近くなる住まい。 2019. 二世帯住宅ではミニキッチンが便利!? - 暮らしニスタ. 31 スポーツやキャンプなどのアウトドアやDIYなど多くの趣味をお持ちのSさん。幼いころからご実家で鳥小屋や犬小屋を造られるなど、DIYの経験も豊富にお持ちで、今回の家づくりの際もDIYをする余白を設けたこだわり満載の住まいを叶... 続きを見る 二世帯住宅に向くミニキッチンのタイプは? ユニットタイプのミニキッチンは、各メーカーからさまざまなタイプが販売されています。代表的なサイズは、間口900 、1050、1200、1500mm。設置するスペースや使う目的に合わせて選びましょう。 サンワカンパニー コンパクトキッチン グッドデザイン賞を受賞したステンレスキッチンをはじめ、ほかにはないデザインにこだわったさまざまなタイプが揃う。 lixil ミニキッチン カウンター下がオープンな収納、扉つきの収納、冷蔵庫などのバリエーションがあり、水切り棚や照明つきのユニットと組み合わせることも可能。 タカラスタンダード ミニキッチン 間口900mm と120mm の2 タイプ。ミラー扉つきの棚を選べば、洗面台としても活用しやすい。 ハウステック ミニキッチン シンプルなデザインのキャビネットに、30種類以上のデザインの扉を組み合わせることができる( 受注生産)。 二世帯住宅でのミニキッチンのつくりかたは?
二世帯住宅にはミニキッチンを! というイメージはあるけれど、実際にとり入れているケースはどのくらいあるの? 親世帯と子世帯どちらに設置するの? など、素朴な疑問も湧いてきますよね。ここではその疑問にずばりお答えします。 キッチンは1世帯に1つが理想的! 部分共有型の二世帯住宅を選ぶ人が「ここだけは分けたい! 」と希望するのは、ほとんどがキッチン。 玄関や洗面室・浴室は共有でもいいけれど、キッチンだけは専用にしたいと思う人が多いようです。 理由は家族によってさまざまですが、多いのは例えばこんな意見。 「食事の好みが違うので、自分たちの好きなものを作りたい」 「食事する時間帯が違うので、気兼ねなくキッチンを使いたい」 「料理のしかたや後片づけ、掃除のしかたの違いが気になる」 「使いやすい調理器具が違うので、好みのものを使いたい」 「食材のストックを気兼ねなく保管したい」 「自分たち専用の冷蔵庫がほしい」 「友達を家に招いて一緒に料理したい」 食生活や家事の習慣は、簡単には変えられないもの。各世帯に1 つずつキッチンを設けて、お互いにできるだけ無理をしないで暮らしたい! と思うのは、自然なことかもしれませんね。 選ばれている「ミニキッチン」とは? キッチンは1 世帯につき1 つが理想、と考える人が多いことがわかりました。 そこで登場するのが「ミニキッチンを設置する」という選択肢です。 ミニキッチンとは、フルサイズのキッチンより小さくて単身者向けの集合住宅などにとり入れられているキッチンのこと。サブキッチン、コンパクトキッチンという呼び方もあります。 シンクが小さく、コンロも1 ~2 口なので、小さなスペースに設置できるのがメリット。新築時はもちろんリフォームでもとり入れやすく、ミニ冷蔵庫を組み込んだタイプなども用意されています。 サイズがコンパクトなのは大きなメリットですが、コスト面では微妙なところ。最近はフルサイズのキッチンでも手頃なものが増えてきたため、ミニキッチンとの価格差が小さくなってきたからです。フルサイズのキッチンのほうか需要が多いことも価格が下がってきた理由です。 キッチンを設置するスペースにゆとりがあるなら、コスト面だけでミニキッチンを選ぶ人は少ないと考えたほうがいいでしょう。 ミニキッチンを設置するメリットとは? 二世帯住宅にミニキッチンをとり入れるメリットは、どちらの世帯に設置するかによって大きく異なります。 親世帯に設置する場合 親世帯の寝室などにとり入れると、親の足腰が弱って行動範囲が狭くなったとき、ひとつのスペースの中だけでラクに生活できる( 病院や介護施設の個室のようなイメージ)。 子世帯に設置する場合 子世帯の生活スペースが狭く、フルサイズのキッチンを設置できない場合でも、自分たち専用のキッチンを実現できる(その場合、メインのキッチンは親世帯と共有する)。 一昔前まで、ミニキッチンは親世帯に設置するケースがよく見られましたが、最近では減少傾向に。親世代が元気でいられる期間が伸び、いつまでも料理や家事を楽しみたい!
178 兼ねて兼ねて広く高く!) 【お風呂を共用に】子世帯はシャワーのみで空間を活用 続いては、4人でご実家の近くの賃貸マンションにお住まいだったご家族。 ほとんど使われていなかった実家の2階を、子世帯用の住居にリノベーションして、ご両親と同居することにしました。 個室が4部屋という間取りだった2階部分。 キッチンや洗面室など、子世帯用の水まわりとリビング、寝室や子ども部屋など、 4人家族が暮らすために必要な間取りを作り出しました。 天井をあけて出てきた梁はあえて見せ、開放的な空間を実現。 間仕切りをなくした部分には、新たにL字型の柱と梁を入れて強度を増しています。 長く安心して住むために、1階も含めた建物全体の耐震補強も実施しました。 洗面室とトイレのスペースは、一体化させることで圧迫感がなく広々。 子世帯はシャワーだけにして、ゆっくり湯船で温まりたいときは1階親世帯へ。 スペースをムダなく使うだけでなく、バスタイムを通して家族の交流が生まれます。 ( No. 326 実家の2階が大変身 大好きなインテリアで楽しく住まう) 【吹抜けでつなげて】親世帯2階のバリアフリー住宅 階段の上り下りの負担から、1階が親世帯、2階が子世帯となることが多いですが、逆のパターンも。 階段に座ったまま移動できる昇降機を設置しました。 日当たりのよい2階に、親世帯のリビングと子ども部屋があります。 こちらは1階子世帯のリビング。 二世帯が一緒に過ごすときにも使うため、広々としたスペースにしました。 ソファ、チェア、畳コーナーと、家族が思い思いにくつろげるリビングです。 畳コーナーの床下は大容量の収納スペースになっています。 窓側は2階からの光を取り入れるために吹抜けに。 さらに2階の渡り廊下をFRPグレーチング(半透明の素材)にすることで、より多くの光が通ります。 玄関から2階の親世帯に向かう階段のほかに、リビングから直接2階の子ども部屋に行けるリビング階段も設けました。 ( No. 270 明るく元気に 楽しく暮らす二世帯住宅) 【完全分離型】もと子ども部屋を子世帯用に こちらは玄関も別々の二世帯住宅。 ご両親が暮らしていた築17年の木造2階建ての実への同居リノベです。 今まで子ども部屋として使っていた2階部分を、子世帯用の居住スペースにリノベーションです。 子どもが小さいということもあり、気兼ねなく暮らせるよう玄関と水回りは分けることに。 親世帯玄関の隣に新しく子世帯用の玄関を新設。階段を上がるとLDKに直接つながります。 新設したウッドデッキと掃き出し窓から明るい光が差し込む2階子世帯のLDKです。 床はオーク無垢材にホワイトスプルースの塗装で白くさわやかに。 リビングの壁は一部石貼りで空間のアクセントとして。 圧迫感のあったロフトはなくして小屋裏収納を広げることで、解放感を出しています。 ( No.
コモシンクのおしゃれな造作ミニキッチン ハーブサロンを経営されているハーブセラピストのお客様が使いやすいように、リビングに造作のミニキッチンを設置しました。 お客様が持っていらしたブルーのタイルにホワイトのタイルを組み合わせ、カウンターに貼ったことで、きれいなアクセントに仕上がっています。 シンクは耐熱・耐酸・耐摩耗に優れた 「コモシンク」 を採用しました。側面にマガジンラックを設け、ハーブや本を飾るスペースを確保しました。下部には、ウッドワンの扉を取り入れ、床をフロアタイルにしたことで、掃除もしやすくなりました。 コンロを使われないため、水道シンクと作業台を確保した型式のミニキッチンをご提案させていただきました。 コモシンクのミニキッチンの事例について詳しくはこちら 施工事例2. 折れ戸ですっきり隠せるミニキッチン ご自宅の全面改装をご依頼いただいたお客様です。1階部分に サンワカンパニーのミニキッチン「プレーンKプティ」 を取り入れて施工いたしました。 プレーンKプティは、ステンレス製の天板に、開きタイプの扉を合わせた、シンプルな仕様です。ダークブラウンをお選びいただいたことで、シックな雰囲気のキッチンに仕上がりました。 限られたスペースでもフィットするサイズを採用し、手前に折れ戸を取り付けています。これにより、 キッチンの機能をもちながらも、急な来客時には折れ戸を閉めてキッチンを見えないようにし、生活感を隠すことができます。 折れ戸で隠せるミニキッチンについて詳しくはこちら 施工事例3. スライド式の二段収納で可愛いらしいミニキッチン【コロンデコ】 ご自宅の全面改装をご依頼いただいたお客様が、2階にミニキッチンを設置される際、 サンワカンパニーの「コロンデコ」ホワイトカラー を採用されました。 ミニキッチンでありながらリビングを見渡せ、楽しく会話しながらキッチンに立つことができます。収納部分はスライド式の二段収納で使い勝手が良く、天板は人造大理石を取り入れています。 コーナーは柔らかな曲線を描き、可愛らしい印象があるキッチンです。機能性とデザイン性の双方を兼ね備えたミニキッチンに仕上がりました。 スライド式収納のミニキッチンについて詳しくはこちら まとめ 今回ご紹介したミニキッチンは、用途によって必要な設備のみ取り入れて使うことで、より快適に生活を送ることができます。 ミニキッチンのご相談は、ぜひナサホームへお問い合わせください。来店予約を行っていただきますと、専門のリフォームアドバイザーがお客様のご希望に合ったプランを提案いたします。ぜひご検討ください。
ミニキッチンとは?どんな種類がある?