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Fri, 03 May 2024 21:46:26 +0000
2019年07月16日 『罪と罰』を読まないで「『罪と罰』を読まない」を読む!むしろ読まないで読んだ私のほうが読んで読まないを読んだ人よりも読めたのでは(嘘です)。文庫のあとがきと矢部太郎の漫画もお得で、「罪と罰を読まない」を読まないで文庫で読んだ私ってラッキー、みたいな…♪ まずは分かってたけど三浦しをんの三浦しをんらし... 続きを読む さ笑、岸本さんと三浦さんの女子校のノリや、吉田夫妻が読んでない手塚治虫版で家で喧嘩になるのとか、この4人の組み合わせが良いのだと思う。絶対に拒否されると思うけど、ぜひ「カラマーゾフ」もやってほしい、、、 2021年07月16日 文芸の関係者4人が集い、全員「なんかロシアの青年が人を殺す話」くらいの認識からあの手この手で(ときに社長・島耕作ロシア編も引用し)罪と罰を「読まずに」ストーリーを推理するエンタメ本。 果たして青年(ラスコーリニコフ)は物語のどのあたりで人を殺めるのか?いつ自白するのか?イリヤとは一体何者なのか?...
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  2. 『『罪と罰』を読まない』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター
  3. 『罪と罰』を読まない / 岸本佐知子【著】/三浦しをん【著】/吉田篤弘【著】/吉田浩美【著】 <電子版> - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア

『罪と罰』を読まない(岸本佐知子) : 文春文庫 | ソニーの電子書籍ストア -Reader Store

しかし、私にはひとつの心配事があった。それは、『 罪と罰 』を読まないままで「『 罪と罰 』を読まない」を楽しく読むことができるのだろうか、という問題である。 この本は『 罪と罰 』を読んだことがない4人が『 罪と罰 』のストーリーを推理しつつ語り合う内容である。であれば、『 罪と罰 』を読んだ経験があるほうが、この4人の推理についてあれこれツッコミを入れながら楽しく読めるのではないだろうか。「そうじゃないんだ」「そんなストーリーではないんだ」とか、「その推理合ってる!」「すげー!」などと思いながら読むことができたほうが楽しいのではないか。 いや、もちろん『 罪と罰 』を未読でもこの本は楽しめるだろう。そもそもこの本は「読む」ことだけが読書の楽しみではないということを教えてくれる本なのであろうから。しかし。 …………。 私は、「『 罪と罰 』を読まない」をしばらくのあいだ 積読 本にしておくことに決めた。まずは『 罪と罰 』を読みたくなったのである。『 罪と罰 』を読むまで「『 罪と罰 』を読まない」は読まない。そう決めたのだ。 買った本を本棚に仕舞い、代わりに『 罪と罰 』上下巻を取り出した。取り出した時点であまりの分厚さに「うわ、長」と言ってしまった。ええい、長くても読むのだ! 『『罪と罰』を読まない』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター. 三浦しをん 氏らの本が(そして一緒に買ったオードリー若林の「社会人大学人見知り学部卒業見込」も)待っている! 私はぱかりと適当なページを開いた。そしてページいっぱいに連なる文字に少し酔った。……なんだこの本。なんだこの本! 改行が恐ろしいほどない!!! 私が本当に『 罪と罰 』を読むまで「『 罪と罰 』を読まない」を読まないのかは謎である。もしかしたら『 罪と罰 』を未読のまま読むことになるかもしれない。あまりの難解さに『 罪と罰 』を読むことをあきらめる未来の私がうっすらと見えた。あきらめて別の本を読み始める私も見えた。でも仕方ないのだ。だって私の本棚には、まだ多くの読むべき 積読 本が積まれているのだ――。

『『罪と罰』を読まない』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター

・冒頭1ページと終わり1ページをみんなで読む。そこから想像を膨らませる。 ・『罪と罰』は全六部構成で大体1部が同じページ数。なので、1部につき3箇所、ランダムで決めたページを読んでOK! ・時々登場人物表を眺める。(結構ヒントになるので、要所要所に挟んでいく) 感想 とにかく4人の会話がめっちゃおもしろい。 やっぱり作家さんていろんなこと知っているんだなーと改めて。 ドストエフスキーさんがどんな時代を生きた人なのか、この時代って日本は何時代だった?とか、時代背景から小説の内容を把握していくところはなるほど、と思いましたね👐 『罪と罰』って舞台がロシアなんですが、三浦しおんさんは、「島耕作」から得たロシア知識をフル動員して推理していくんです。(おもろい) いろんな知識がこうやって生かされるのかあ・・・と感激🤔 作家さんならではの視点も覗けて、 専門家のマイナー会話聞かせてもらってありがとうございまーす!という気持ちにもなれる(笑)まるで一緒に座談会に参加させてもらっている気分です。 『罪と罰』読んだことがある方もない方も、是非読んでみてください😊 いろんな楽しみ方ができる本でした✨ ではまた! 最後まで読んでいただきありがとうございました🙌

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篤弘 しをんさん、それはもうドストの罠にはまってるよ(笑)。(p. 54) ちょっとウザいけれど、そのウザさゆえに目が離せない主人公ラスコーリニコフ。では、ソーニャとはどんな人物なのでしょうか? どうやら売春婦で、殺された女性の知人らしいのですが、どうやってラスコーリニコフと関わっていくのでしょうか? ドストエフスキーのニクい話運びにドキドキ ソーニャをめぐり、殺人を犯したラスコーリニコフとソーニャの逃亡劇だ、いや殺されたリザヴェータの仇を取ろうとソーニャが警察に証言するのだ、と参加者の推理は盛り上がります。 そして与えられた第三部のラスト。副主人公とも言われる謎の人物が登場し、いいところで第四部へ続きます。 浩美 それにしても、第三部ってすごくいいところで終わってるよね。謎の人物がやってきて——。 岸本 『SHERLOCK』方式だよね。もしかして、クリフハンガーもドストの発明だったりして。 篤弘 たしかに、この最後はニクいなあ。 浩美 うん、ニクい。ドキドキしてくる。 だんだんと、物語にひきこまれていく4人。飛び飛びに1ページずつ読み進めていきますが、どのページにも重要な情報が盛り込まれています。 そしてこの作品は、長大な逃亡劇ではなく、ジェットコースター展開のストーリーだと気付いた4人。ついには『罪と罰』を読むことを決心するのです。 想像力あふれる推理が楽しい この本の楽しさは、なんといっても想像力あふれる4人による、歯に衣きせぬやりとり。 登場人物にあだなをつけ、殺された金貸しのおばあさんのことを「因業ばばあ」と呼んでみたり、ラズミーヒンを「馬」と言ってみたり(ヒンが馬っぽい? )……。 『社長 島耕作』の知識でサンクトペテルブルグについて語ったりと、くすっと笑えるところがたくさん! 『罪と罰』を読まない(岸本佐知子) : 文春文庫 | ソニーの電子書籍ストア -Reader Store. 小説に関わる仕事をしている4人だからこそできる、想像力あふれた推理も楽しいです。 もちろん、こんな読書会ができるのも、読者をひきこむ力をもった名作だからこそ。メンバー自身が、大いに楽しんで読み進めていく様子が伝わってきます。 読み終わった後の読書会では、『罪と罰』は推理していたよりももっと「変」だったといい、ドストエフスキーの凄さを「超進化系」とも評しています。 文学というと、むずかしい顔をして、難解な文章を読み解かなければならないというイメージもあると思います。 ですが、この本を読むと「こんな楽しみ方をしてもいいんだ!」と気づかせてくれますよ。 『罪と罰』を題材に、読書の楽しさを教えてくれる1冊 「重厚」というイメージが覆され、『罪と罰』の面白さ、そして読書の楽しみ方を伝えてくれる1冊。 読んだことのない方にも、一度読んだことのある方にも、ぜひおすすめしたい作品です。 【関連記事】 ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』あらすじとその魅力を解説 同ジャンル・関連ページ

読後座談会 (あとがき的な) 読むのはじまり 三浦しをん 読まないを読む、何度でも 岸本佐知子 解説マンガ 矢部太郎 完全に企画とタイトルの勝利。 集められてきた読み巧者が、表面上はぐだぐだ駄話をするように、未読読書会をする。 「ラズミーヒンって名前、馬っぽいよねー」とか「ロシアって島耕作ではこんな場所だったよ」「課長?」「いや社長」とか、もはや「うざ微笑ましい」レベルの。 ただし「日本では江戸時代だから」とか読み巧者としての面目を保つ想像力の広げ方もする。 ただし、ルールがなし崩しになっていく様子が、ゆるくていいという意見もあろうが個人的にはイライラを募らせた。 冒頭と結末を訳すときに実はちょっと前後を読んじゃったんだよねー、とか、「影絵的にはねー」とか言っちゃうリアルウザ女や、「このへんで登場人物一覧表を渡してあげましょう」という立会人とか。グダグダすぎやんけ。 と、こう書いたが、全体としてはもちろん面白い。 実はそれぞれの強みが活かされているのも企画の勝利。 岸本さんの英語からの翻訳、篤弘さんらしい(クラフト・エヴィング商會っぽい)昔の資料探索、そして三浦さんの妄想力! ラジオでよく声を聴いているが、あの語りでサービス精神満点で膨らませてくれるので、ありがたい。 んで、実はやっぱり、読後感想会のほうがやはり面白い。 あえてロシア文学者を入れない人選が、ここで効いている。 当時のロシアの刑法ってどうだったんだろう、というのは誰しも気になるところだが、専門的な解説は不要なのだ。 ラズミーヒンを松岡修造でキャスティングしたり、ラスコを「いきなり帰るマン」「一人にしといてくれマン」「ちょっと抜け作マン」と呼ぶあたり、読書の楽しみそのもの! まえがきとあとがきで触れられた「読んでいない状態から読んでいる」という考えは、奥泉光先生が「タイトルを読んだだけで読書だ」という意見と同じだ。 このレビューは参考になりましたか?