更年期症状でお困りの方へ エクオールとは?
骨が弱くなる 2. 血管が固く脆くなる 3. 代謝が悪くなる(特にコレステロールや中性脂肪の脂質代謝) 4. 皮膚のコラーゲンが減る 日々の生活の中で、こういった変化を実感するか?と聞かれれば、感じないと答える方がほとんどだと思います。おそらく、健康診断や病院での検査で、メタボといわれる高脂血症を指摘されて初めて気が付くか、年々増え続ける体重で実感するくらいです。 更年期の早い段階からホルモンを補充し続けることで、将来の心筋梗塞や脳梗塞、認知症の発生を抑えることができます。 ただし、閉経して10年以上経過してのホルモン療法を開始するのは、逆の効果になるので注意です。 更年期障害に悩まされた人は、将来の心筋梗塞や脳梗塞、認知症予防のチャンスをつかんだといってもよいかもしれません。 ■ ホルモン療法はいつまで続けるの?
子宮内膜症は閉経すると治る病気なので、 患者さんにとっては月経も無くなって、 痛みも無くて快適!のはずなんですが、 今度は更年期症状に悩まされる場合があります。 のぼせ・ほてり・ホットフラッシュは 典型的な更年期症状なので、 「あ~これが更年期症状ね、気にしないでおこう」 って思うかもしれませんが、 動悸の場合は、心臓が悪いんじゃないか? ちかえレディースクリニック:大阪 天王寺. 関節痛があれば、リウマチじゃないか? と不安になり、 不眠が続くと心身ともに疲弊してしまいます。 生活に支障がでるようなら HRT(ホルモン補充療法)してみてください。 子宮内膜症の方でもHRTをすることができます。 まず十分量のエストロゲンを服用して(内服または貼付)、 症状が改善すれば更年期症状。 これで安心する方もいます。 「なあんだ、今までの体調不良は更年期症状だったんだ~」 診断ができたことで不安がなくなって、 HRTの継続は必要ないという方もいます。 それでは子宮内膜症の方にHRTを継続する場合は どういう点に注意したらよいでしょうか? まず、痛みの再発です。 それからチョコレート嚢胞があった方は、 再発してしまうと悪性化のリスクが出てきます。 再発予防にオーダーメイドのHRTを提案してます。 まず、エストロゲン量を減らします。 そして、できるだけ出血を起こさないように調整していきます。 エストロゲンを減らせば、 当然更年期症状の改善は不十分となりますが、 この程度でよいと妥協していただくか、 漢方やイソフラボン(エクエル)を併用するか、 相談しながらやっていきましょう。