最終更新日:2020. 12.
[ コラム] 2020. 11. 8 夏目漱石の小説 『吾輩は猫である』 (1905~1906年発表)。冒頭の2文は、あまりにも有名ですね。 吾輩は猫である。名前はまだない。 また、物語の最後、「吾輩」(主人公の猫)が飲み残しのビールを飲んで酔っ払い、誤って水がめに転落して亡くなるシーンも、ビアラバーにとっては酒場でのちょっとしたウンチクのネタだったりします。(*1) (*1) 関連記事: 「ビールのネタ帳(4)下戸で猫を死なせてしまった夏目漱石」 猫にアルコールは厳禁! さて、この最後のシーンでの「吾輩」の酔い加減は、どの程度だったのでしょうか。 まず強調しておきたいのは、 猫にアルコールは厳禁 だということです。 猫の肝臓にはアルコールを分解する酵素がありません。(*2) このため、摂取したアルコールは、体内に長時間とどまり続け、中枢神経に影響を及ぼしてしまうのです。 (*2) ベネッセコーポレーション「ねこのきもちWEB MAGAZINE」より 「【獣医師が解説】猫にアルコールが絶対NGの理由は、猫と人の肝臓の違い」 はたして血中アルコール濃度は アルコールが毒だなんて、そんなことはつゆ知らず、「吾輩」はビールを飲んでしまいます。 コップが盆の上に三つ並んで、その二つに茶色の水が半分ほどたまっている。 (中略) 吾輩は我慢に我慢を重ねて、漸く一杯のビールを飲み干した時、妙な現象が起った。始めは舌がぴりぴりして、口中が外部から圧迫されるように苦しかったのが、飲むに従って漸く楽になって、一杯目を片付ける時分には別段骨も折れなくなった。もう大丈夫と二杯目は難なく遣付けた。ついでに盆の上にこぼれたのも拭うが如く腹内に収めた。 飲んだ量はコップ2個にそれぞれ半分ずつ、つまりコップ1杯分。180mLくらいでしょうか。 2歳のオス猫である「吾輩」の体重を4kgと仮定すれば、このビールの量は、人間(体重60kg)に換算すれば2. 7L相当、つまり、ビール中びん5~6本分。これだけ飲めば、確かに酩酊しますね。血中アルコール濃度は0. 16~0. 30%、千鳥足になったり吐き気を催したりするレベルです。(*3) そして「吾輩」は、千鳥足の状態で歩き回るうち、誤って水がめに転落し、死んでしまったわけです。 お酒の席での失敗にも大小いろいろありますが、命を失ってしまっては本当に取り返しがつきません。皆さんは、くれぐれも安全第一で、節度ある飲み方を心がけてくださいね。 (*3) 参考:公益社団法人アルコール健康医学協会 「飲酒の基礎知識」 ラストシーンだけにこだわらず、ぜひ通読を ところで、この物語のラスト5文、「吾輩」が水死するところを読んでみてください。 吾輩は死ぬ。死んでこの太平を得る。太平は死ななければ得られぬ。南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。ありがたいありがたい。 もともと堅苦しい文体で書かれているとはいえ、酔っ払いの大失敗にしてはずいぶんと芝居がかりすぎな、そして達観しすぎな言い回しだと思いませんか?
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旧札の価値・買取相場を徹底解説<保存版> これまでに見たことないお札を持っている方も多いのではないでしょうか? それらは「旧札」と呼ばれ、現在の紙幣が製造される前に使用されていたお札になります。 そんな旧札は現在でも使用することもできますが、専門家に査定してもらうことで思った以上の買取価格になることもあります。 そこで今回は、旧札の価値と買取相場とおすすめの買取業者について紹介していきます。 旧札・古紙幣ってなに?
エラー名称 状態 印刷ミス 印刷が欠けがあり絵柄の一部が空白だったり 絵柄が片面だけの状態 印刷ズレ 絵柄がズレたり重なったりしている状態 福耳付き 紙幣の角にカットされていない余分な紙が残った状態 記番号違い アルファベットと数字が表と裏で違う状態 では次にエラー紙幣の種類と価値について紹介してきます。 印刷ミスのエラー紙幣の買取相場は最大で10万円ほどとなっております。 中でも代表的なのが、裏写りはと呼ばれるエラーで裏側に印刷されるはずの絵柄が表側に印刷されてしまった紙幣です。 他にも印刷が欠けており絵柄の一部が空白、絵柄が片面のみの状態など様々な印刷ミスエラー紙幣がありますので、ぜひ専門家に査定してもらうことをおすすめします。 印刷ズレの紙幣の買取相場は、最大で10万円ほどとなっております。 サイズが通常の物より大きいものや小さいものに関しては1mmでもずれていればプレミアがつきます。 1mmのズレだと素人では、発見できない可能性もありますので、少しでも違和感を感じたら専門家に査定してもらうことをおすすめします!