吐き気のツボは押し方で効果が変わる? ツボは押し方次第で効果が変わってくるので、正しい押し方を覚えておきましょう。 基本的に親指の腹で(指紋があるところ)ぐーっと押していきます。 押す強度は 「少し強めで痛気持ちい」 くらいがベストです。時間は一回に付き4秒にしておきます。 ツボを押すときは呼吸も大事です。 息をゆっくりと吐きながら押していってください。 自分で押すのが怖い場合には国家資格を持っている専門家に押してもらうと安心です。 やってはいけないツボの押し方 逆にこの押し方はまずいよ、という物もチェックしておきましょう。 酔っぱらっているとき 熱があるとき 食後のお腹いっぱいの時 ツボ周辺にケガをしているとき 妊娠中 サウナから出た直後 以上の時にツボを押すのは控えましょう。 最後に 吐き気を抑えるツボの場所について紹介させていただきました。 内関、関衝、合谷は手にあるので吐き気がしたときにすぐに押すことができます。 ゆっくりと呼吸をしながらリラックスして押しましょう。 きっと良くなるはずです。 ※吐き気に関する記事はこちらにまとめています。 吐き気に関する記事一覧まとめ
神戸医療福祉専門学校 鍼灸科 神戸医療福祉専門学校 中央校 鍼灸科 は、スポーツ・美容・医療・福祉4つの分野全てが学べる3年制! 鍼灸師としてはもちろん、スポーツトレーナーや美容鍼灸など、特定の分野のスペシャリストとしても活躍できる知識と技術が身につきます。 胃もたれや食欲不振、お腹の痛みなど、よくある 胃腸のトラブル 。 症状が軽い場合は、とりあえず市販薬で対応しているという人が多いかもしれませんが、実はこういった胃腸の不調には、ツボ押しも効果的です。 そこでこの記事では、本日は 胃腸の調子を整えるツボ についてご紹介します。 神戸医療福祉専門学校 鍼灸科 神戸医療福祉専門学校 中央校 鍼灸科 は、スポーツ・美容・医療・福祉4つの分野全てが学べる3年制! 鍼灸師としてはもちろん、スポーツトレーナーや美容鍼灸など、特定の分野のスペシャリストとしても活躍できる知識と技術が身につきます。 胃腸の調子を保つには「脾」の働きが大切 まず東洋医学の考え方では、胃腸の調子をいい状態に保つには 「脾」 の働きがとても大切だといわれています。 脾とは伝統中国医学における五臓の一つで、消化吸収をコントロールする機能や機能を指します。 そんな脾の働きの1つを 「運化」 といい、これは飲食物をエネルギーや水に変え、必要なところに送る働きのことです。 この運化の働きがうまくいくことで、私たちは美味しいものをしっかり食べ、気持ちよく排便することができます。 「脾」が崩れると、胃腸の不快な症状が発生 消化吸収の機能を持つ脾は、暴飲暴食やストレス、そして冷えや湿度などの環境要因が原因で、その働きが崩れてしまうことがあります。 ・仕事や人間関係のストレス ・お酒の飲みすぎや、食べ過ぎ ・冷えや湿度といった環境要因 こういったことで脾の働きは崩れると、以下のような 不快な胃腸症状 が出やすくなります。 ・胃もたれ、食欲不振、 ・便秘 ・吐き気 ・消化不良 ・胃痛、腹痛などの痛み 【症状別】胃腸の不調に効くツボを紹介 それでは早速、ここからはそんな 困った胃腸の症状に使える効く、以下の簡単なツボ押し についてご紹介します!
横隔膜と肩甲骨を動かして吐き気を止めるツボ ということで、おウチでもできる 横隔膜と肩甲骨を動きやすくして、吐き気を止めてくれるツボを3つご紹介します。 「おいっ! 手が届かねーよっ」 という声が聞こえてきます…。 嫌がらせではなく、この3つのツボは本当におすすめなんです。 脇の下の背中側にある 【肩貞(けんてい)】 は、反対の手でやさしく揉んでみてください。 正確な場所が分からなくても、「なんかコリコリしてて、押すと気持ちいい」ところを探してみてください。 【隔兪(かくゆ)】 と 【膏肓(こうこう)】 は、ちょっと手が届かないかもしれません。 そんなときは、コレ! 孫の手。反対側に、マッサージボールがついたタイプの孫の手で、トントン叩いてみてください。 無ければ(ふつう無いか…)、物差しとか、棒とか、ちょっと重さのある長いものを使って叩いてみましょう。 下手にツボをピンポイントで押すより、 大まかな場所をトントン叩いて振動を与える ほうが、セルフケアとしては効果が出やすいです。 吐き気を止めるストレッチ 応用編で、ストレッチをして肩甲骨と横隔膜をゆるめてみましょう。 ふだんから 背中や肩が張ってるな~ と感じていたり、 呼吸が浅いな と思っているひとは、とくにおすすめです。 あっ、あと顔の血流がよくなるので顔のくすみも取れちゃいます! ためしてみてください。 ① バスタオルを筒状に丸めます。 ② ちょうど肩甲骨の下の角あたりにバスタオルが当たるように、寝っ転がります。 女性の場合、ブラのラインに合わせるとちょうどいいです。 ③ ゴロンと横になって、腕を頭の上に伸ばしましょう。 あまり長時間すると痛くなることがあるので、30秒くらいから少しずつ長くしてみてください。 コツは、息を吐くときに背中のチカラを抜くこと。 背中に異物があると、どうしてもチカラが入ってしまいます。 そうすると効果が半減してしまうので、なるべく全身脱力を意識しましょう。 うまくストレッチができたかどうかの目安は、脇の下。 脇の下が伸びて気持ちがいいと感じていれば、オッケーです。 まとめ 吐き気を止めるツボは色々ありますが、今までで効果の出やすかったのは背中の3か所のツボ。 どのツボも押しにくいのが難点ですが、とても使えるツボですので覚えておいてください。
六番目の小夜子の最終回 最終回(連続12回) そして扉が開く サヨコにまつわる一切の資料は処分のため、北校舎の戸棚に封印された。 サヨコに狂信的な想いを抱く雅子は、戸棚からサヨコの資料を持ち出そうとする。 突如、北校舎が火事に見舞われる。雅子を手伝っていた由紀夫が、炎の中に取り残されている。 雅子「サヨコが燃えちゃうっ! 由紀も燃えちゃう……」 玲「えっ? 」 黒川「消防車、呼んで来る。花宮連れて、早く! 」 玲「先生! 」 玲が黒川先生に気を取られた一瞬、雅子は北校舎へと駆け込む。 玲「 マー ( 雅子) ……? 」 床に、戸棚の鍵が落ちている。 玲「マー……」 秋が駆けつける。 秋「玲! 」 玲「秋!? 」 秋「何してんだよ!? 」 玲「どうしよう、中にマーが! 」 秋「マー!? 」 玲「由紀も一緒なのぉ! 」 雅子が北校舎内に駆け込んで来る。 由紀夫が倒れている。 雅子「由紀、由紀! しっかりして、しっかりして! 」 由紀夫「マー……」 雅子「待ってて、待っててね! すぐ終わるから」 ポケットを探るが、戸棚の鍵が無い。 雅子「鍵が……!? 」 鍵のかかっている戸棚を、力ずくで開けにかかる。 玲と秋が駆け込んで来る。 雅子「開いて、開いてぇ! 」 秋「由紀! 」 玲「マー! 」 雅子「開いてぇ! 」 玲「マー、行こう! 」 雅子「嫌、嫌ぁ! サヨコぉ!! 」 玲と秋はどうにか、雅子と由紀夫を連れて避難にかかる。 玲「マー!? 」 雅子「サヨコが泣いてる……」 玲「えっ!? 」 雅子「私に『助けて』って言ってる! 」 玲「しっかりしてよ、マー! サヨコなんていないの! どこにもいないんだよ!! 」 雅子「寂しいんだよ、サヨコは! たった1人で、誰にも気づいてもらえなくて。私だって寂しいもの!! 誰にも、誰にも気づいてもらえなくて……」 黒川先生が駆けつける。 黒川「関根! 潮田! 」 黒川「急げ。花宮! 」 雅子「嫌ぁ! 離して、離してぇ! 」 黒川「早くぅ! 」 黒川は、泣き叫ぶ雅子を無理やり担ぎ上げ、避難する。 玲は単身、炎の満ちる旧校舎の中へ戻る。 先ほど拾った鍵で戸棚を開け、荷物を取出しにかかる。 しかし、大量の荷物が詰まって、なかなか取り出せない。 力ずくで取り出そうとした挙句、勢い余って、戸棚自体が倒れてくる。 玲「きゃあっ! 」 玲は倒れた戸棚に脚を下敷きにされ、身動きが取れない。 次第に煙が満ちてくる。 校舎の外。 雅子「離して!
ちょうどその頃、始業式で体育館の照明が落下する事故が起きていた。 生徒たちが「(六番目の) サヨコ がやった」と大騒ぎする中、駆けつけた 玲 は落下した照明のそばに赤い花が1つ落ちているのを見つける。 同じ日、 玲 のクラスに 津村沙世子(栗山千明) という女子生徒が転入してきた。 サヨコ という名に騒然となるクラスメイトたち。 席に着こうとする 沙世子 から早朝の鈴と同じ音を聴いた 玲 は、彼女こそが1つ目の約束を実行した生徒だと確信する。 また 玲 は、父親の転勤とはいえ 沙世子 が超がつくほどの進学校から公立の学校に転入してきたことにも疑問を感じていた。居ても立ってもいられず、 思わず 沙世子 に直撃するのだった。 赤い花を活けたのは津村さんなの?
離してぇ! 」 秋「玲……!? 」 秋は玲がいないことに気づき、校舎内に引き返そうとするが、由紀夫がすがりつく。 由紀夫「兄ちゃん……」 秋「由紀……? 」 鈴の音。 秋より先に誰かが、燃え盛る校舎内へ飛び込んでゆく。 声「玲──! 玲──! 」 気を失いかける玲のもとへ、沙世子が駆け込んでくる。 沙世子「潮田さん! 大丈夫、潮田さん!? 」 玲「津村……さん……」 沙世子「今、助けるから! 」 沙世子は必死に、戸棚をどかしにかかる。 玲「無理だよ、もう……」 沙世子「あきらめちゃ駄目! 」 玲「2人のサヨコが…… 災いを起こした……」 沙世子「……違う。2人だから、2人だから助かる! 2人で力を合せて! 」 玲「津村……さん……? 」 玲も体に力をこめる。 2人で力を合わせた末、ようやく脚が戸棚から抜ける。 沙世子「行こう! 」 玲が戸棚に詰まった荷物の中から、サヨコの台本を抜き取る。 玲「一緒に行こう! 」 2人が避難にかかるが、火の手はどんどん大きくなる。 私たちの学校には、 「サヨコ」という不思議な言い伝えがある。 3年に一度、サヨコという名前の生徒が現れ そして彼女には3つの使命が与えらえれる。 サヨコに指名された生徒は、誰にも知られないように、 それを成し遂げなければならない。 それが成功すれば、大いなる扉が開かれる。 ──そう言われていた。 今年のサヨコは、果たして成功だったのだろうか? そして、私たちの前に、扉は──? 燃え盛る炎の中に、少女らしき人影が浮かぶ。 沙世子「誰……? 」 少女が炎の奥へと歩き去ってゆく。 玲「あ、待って! 」 少女の歩いた跡に、次第に炎が弱まる。 扉の開く音とともに、まばゆい光が漏れる。 玲「開いた……! 」 玲と沙世子が顔を見合わせ、微笑む。 皆の待つ中、玲と沙世子が脱出を遂げる。 雅子「玲! 津村さん! 」 雅子は、玲の手にしている台本を奪い、抱きしめる。 雅子「サヨコ! 良かったぁ! 」 玲「マーがもう1人のサヨコだった。偽のサヨコは全部、マーの仕業だった……」 沙世子はそれを聞き、雅子から台本を奪う。 雅子「何するの!? 」 沙世子「こんな物が大事!? こんな紙切れが大事なの!? 潮田さんより、唐沢くんより!? 」 雅子「大事よ! これは私だもの! サヨコになりたくてなりたくて一生懸命、私が作ったんだから!! 」 沙世子の平手打ちが、雅子の頬に飛ぶ。 沙世子「死ぬところだったんだから、私たち…… 潮田さんも私も、死ぬところだったんだから!!