仕事ができる人、経営者に共通の悩みがあります。 それは、自分より能力が劣る人の気持ちや考え方がよく理解できないということです。 もちろん、理解ができないと、その人をうまく導くことができません。 結果として、イライラして、怒ってしまったり、あるいは、他に当たってしまうことさえあります。 仕事ができる人は、合理的に物事を考えることができるのですが、あまり能力が高くない人は、合理的ではありません。感情に左右されて、判断も間違うことがあります。 それを見ると、「またか!」と噛んで含めるように、もう一度、言いたいことを伝えようとしますが、それが続くと疲れてしまいます。 結果として、「もういい!」と仕事を任せることをせずに1人でやってしまったりして、結果として仕事がどんどん増えてきてしまいます。 「何で、あいつはできないんだ!」と嘆いても、「なぜ、察することはできないんだ!」と思ってもしょうがありません。 人は考えを強制されてもその人に入ることはありません。その人が自覚したときに、それも噛み砕いた誰にでもわかるような知識を与えることによってのみ、自発的に変わることができるのです。 こうした時に、何かができない場合には、知識を得ることだと、著名人の話を聞いたり、本を読んで知識を得ますが、今1つピンと来ないということがありませんか? ピンときたとしても、それを実行することに困難があったりします。 もし、そう感じるなら、あなたのカンは間違っていないと思います。 なぜなら、世の中に出ている知識は、誰かの知識のコピーの又コピーで、最終的に根本的な原理が解説されたものがあまりないのかもしれません。 では、そもそも他人を理解するという意味で理解とは何でしょうか? L、ロン・ハバード氏は「理解を構成するもの」の著書の中で理解するには3つの要素が必要であることを述べています。 それが整って、初めて人は何かや他人を理解することができるのです。それはシンプルです。下の3つがそれです。これは頭文字をとってARCの三角形と呼ばれ、三角形を形作り、Cのコミュニケーションが頂点にあります。 親愛の情(Affinity):好意や愛情、あるいはその欠如の程度のこと、それは、何か、または誰かに対する愛。あるいは好きだという気持ちです。これは距離に関する許容の度合いです。 現実性(Reality):何かが存在しているということに関する合意。 コミュニケーション(Communication):ふたりの人間や、ターミナルの間で考えや物体を交換することです。(ターミナルとは、コミュニケーションを受け取り、中継し、送ることができるどのようなものも差します) たとえば、親愛の情が欠けた状態でコミュニケーションをした場合はどうなるでしょうか?
「できない人」の性格・考え方 不真面目・不誠実 ネガティブで暗い 小さなことにこだわり、しつこい 人に助けてもらっても、その恩を忘れてしまう(感謝の姿勢がない) 1. 3. 仕事への取り組み方 仕事とどう向き合い、取り組むかは非常に重要なポイントです。 その人が行う仕事の質や効率性に直結する問題だからです。いくら身体能力が高い短距離走の選手でも、スタート時や走るときの姿勢が正しくなければ決してよい結果は出ません。仕事への「取り組み方」もそれと同じです。 1. 「仕事ができる人」の仕事への取り組み 身の周りの整理整頓を心がけている 優先順位を考えて行動する 集中力が高く効率がよい 論理的に考える 全体を俯瞰して物事を適宜判断する 失敗から学び次に活かすことを考える 1. 「仕事ができない人」の仕事の取り組み方 身の周りの整理整頓がいつも後手に回っている 仕事の優先順位を考えず、目先の仕事、簡単な仕事から手を付けがち 集中力が散漫で効率が悪い 行き当たりばったりで、思い付きで行動する 目先の仕事や課題に目を奪われがち 失敗をすぐに忘れようとし、次に活かそうとしない 1. 4. コミュニケーションの取り方 業務の大半は、上司・後輩・取引先など、さまざまな人と連携しなければ進められないので、コミュニケーション能力は重要です。 仕事のできる人・できない人をみていると、コミュニケーションの取り方に、以下にあげるような共通性があることに気づくでしょう。 1. 「仕事ができる人」のコミュニケーションの取り方 挨拶をきちんとする 相手の話をよく聞く 報告・連絡・相談(報連相)を適宜行う メールなどのレスポンスが早い 相手を思いやり、常に気遣いをする 相手の期待に応えようとする一方、無理なことはしっかり断れる 社内外に積極的に人脈を作ろうとする 論理的に話をすることができる 1. 「仕事ができない人」のコミュニケーションの取り方 挨拶をきちんとしない 相手の話を聞くより自分からしゃべることを優先しがち 報連相を怠りがち メールのレスポンスが遅い 相手を思いやる気持ちが足りない 少しでも困難そうと感じると相手からの依頼を断りがち 無理な仕事でも強く頼まれるときちんと断れない 自分から人脈を作ろうとしない 論理より感情を優先して会話をしがち 1. 5. プライベート 仕事で疲れやストレスがたまるのは、ある面では当然のことです。任せられる仕事が大きくなるほど、疲れやストレスが大きくなりがちですし、仕事とだけ向き合っていると、目の前の仕事に直接必要なスキル以外の才能が育ちにくくなります。 プライベートの時間も単なる休養ではなく、レジャーや趣味などで英気を養ったり、職場ではできない情報収集やスキルアップをしたりすると効果的です。 仕事ができる人ほどプライベートも充実している傾向があります。 1.
赤ちゃんの成長には個人差があるように、離乳食の進め方も人それぞれ。 初めての赤ちゃんの場合、「スケジュール通りに進めなきゃ」「残さず食べさせないと栄養が足りなくなるのでは」と気負ってしまいがち。 実際に私もそうでした。 でも冷静に考えてみれば、食事を食べられないまま大人になる人はいないので心配は無用ですよ。 「焦らない、無理しない」ことが離乳食の上手な進め方のポイントです。 スケジュールから遅れたとしても進め方のポイントさえ押さえていれば問題ありません。 「今日は○○が食べられるようになったね」と楽しみながら、離乳食を進めてくださいね。 photo by unsplash
厚生労働省の資料[*2]によると、離乳後期では、1日3回の離乳食の後に母乳またはミルクを与え、離乳食時とは別にミルクは1日2回ほど与えるとしています(離乳完了期では母乳やミルクの時間を補食に変えていくことも)。 なお、フォローアップミルクは、1歳をすぎてから体重の増えが悪い場合で、食事などを食べなくて心配なときは、離乳食でまかないきれない鉄分やカルシウムを補う意味で使用してもいいでしょう。 3回食のよくある悩み 3回食の夕食はお風呂の前?後?
離乳食後のお風呂はなるべく30分くらい時間を開けましょう。食後私たちの身体は食べたものを消化するために、胃へ血流が流れています。それがお風呂に入ることで胃に十分な血液が行きわたらなくなり、消化不良になってしまうことも。それが吐き戻しの原因になることもあるので食後は時間を空けたほうが良いのです。ただ、離乳食が進むにつれて手づかみ食べなど自分で食べる機会も増え、気づけば食べ物で身体中ぐちゃぐちゃになり、直ぐにお風呂に行かないといけない場面も出てきます。そんな時は、サッとシャワーで済ませる、長風呂はしないなど工夫をしてみましょう。 離乳食を食べるのに時間がかかります。どの程度赤ちゃんのペースを優先する? 用意した離乳食をなるべく食べて欲しいと思うのは、親みんなが思うことですね。私もそうです。ただ、赤ちゃんの集中力は、10分持ったらいいところ。もし、赤ちゃんが嫌がったり、遊びが始まった場合は終了してOKです。例えば、ママの中で「20分で終了!」という終了のラインを決めると判断しやすいですよ。 夜は何時頃まで離乳食をあげてもいいですか? 夜は19時までに食べ終わるのが理想です。これは、消化のことを考えて寝るまでに2時間空けたいからです。19時までに食べて、21時までに寝れると生活リズムが整っていきますよ。 育児や離乳食が生活に入ってくると、今までの大人の生活リズムでは生活できなくなります。赤ちゃんの生活リズムが大切。だから少しリズムが崩れるとその後もうまくいかずバタバタしてしまったり、赤ちゃんが機嫌悪くなることもあります。毎日予定通りうまくいかないのは当たり前。くらいの気持ちで少し緩やかに考えても大丈夫ですよ。 中田 馨(なかた かおり) 一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。中田家庭保育所施設長。現在13歳の息子の離乳食につまづき、離乳食を学び始める。「赤ちゃんもママも50点を目標」をモットーに、20年の保育士としての経験を生かしながら赤ちゃんとママに寄り添う、和食を大切にした「和の離乳食」を伝えている。保育、講演、執筆などの分野で活動中。自身が開催する離乳食インストラクター協会2級・1級・養成講座はこれまで2500人が受講。 離乳食インストラクター協会HP 中田馨の和の離乳食レシピブログ 写真/山本彩乃