それは… 「後遺障害診断書の書き方を知らないから」なのです。 … ん?お医者さんが後遺障害診断書の書き方を知らないとはどういうことなの? と、思われる方も多いと思います。もともと、医師はあなたの治療をするプロであって、後遺障害の認定実務については、まったくといっていいほど知りません。なかには、重要箇所をほとんど白紙状態で出す医師もいるので困ったものです。あなたも仕事等で、自分ができないことや苦手とすることを頼まれると、少なからず嫌がる気持ちが湧いてきませんか?後遺障害診断書についてもそれと同じことがいえるかもしれません。 とにかく、何も知らないでいると後遺障害診断書を書いてもらう時期に泣くことになります。病院選び、医師選びは慎重に行って下さい。 (おまけ) 治療半ばになってきたとき、保険会社が「そろそろどうですか?もし、まだ痛みや痺れが残るようでしたら、後は後遺障害を申請して〜うんぬんかんぬん」というようなことを言ってくるケースが多いのですが、保険会社の担当者はプロですから先にご説明したとおり、ムチ打ちの場合、主治医がそうやすやすと後遺障害診断書を書いてくれないことを分かっていて言っているケースがほとんどです。
トップページ | よくある質問 | 10. むち打ち損傷 01 【むち打ち損傷】むち打ち損傷を教えて下さい。 自動車の衝突事故、特に停車中の車輌に後部から追突された事故などで、頚部周辺の軟部組織に損傷を受けることによって生じた様々な病態のことを、むち打ち損傷と呼んでいます。主に追突事故により発症しますが、側面衝突や正面衝突などでもみられます。診断書などでは「頸椎捻挫」や「頸部捻挫」「頸部挫傷」「外傷性頸部症候群」など様々な傷病名が使われています。 02 【入院の必要性】加害者側損保の担当者から、入院する必要はないと言われています。入院はどんな場合に認められるのですか? 最近では少なくなったように思いますが、むち打ち損傷の事例で入院治療を行った場合、入院を必要とするような重篤な症状ではないこと、被害者の希望による入院であることなどを理由に、入院治療の必要性を争ってくることがあります。この点については、「医師の行う診療行為には、医師の裁量があると考えられるので、通常の要加療期間を超える、あるいは被害者が希望したことによる入院ということだけで直ちに相当性を否定するものではないが、被害者の症状の内容・程度、治療経過、主治医の意見等および鑑定意見等の医学的知見を総合して必要性・相当性の判断がなされている。」と説明されています(むち打ち損傷問題第2版保険毎日新聞社P76参照)。具体的なことは弁護士にご相談下さい。 03 【治療期間】加害者側損保の担当者から、治療期間が長いと言われています。治療期間はどの位であれば認めてくれますか?
作成: アトム弁護士法人(代表弁護士 岡野武志) むちうち むちうちは、交通事故の被害として多いものです。 むちうち は後遺障害認定される? 治療費は 3か月 しか受け取れない? 慰謝料の 相場・計算方法 が知りたい 適正な後遺障害等級認定を受けること、慰謝料を受けとることを目指していきましょう。まず、むちうちの基本情報から確認します。 1 むちうちとは?代表的な症状や治療期間を確認します 症状|手・首・腰の痛みやしびれ、肩こりも? 頸椎捻挫・むち打ちの診断書にある治癒期間は2週間だけ?? - むち打ちブログ. むちうち は、頚部捻挫や頚部挫傷、外傷性頚部症候群と診断されるものの総称です。交通事故の衝撃などで急激に外から力が加わり、首がしなったり、振られたりして、 首や肩周辺の筋肉を傷めること です。さらには、 神経が傷つくこともあります 。 慢性化したむち打ち症患者の症状は、頸部痛、頭痛、めまいを主訴とし、それらの痛みは気圧や湿度の変化に敏感であることが特徴として挙げられる。また、この他に、頭部・顔面領域のしびれ感、視力低下・視野狭窄・目のかすみなどの眼症状、耳鳴り、難聴、吐き気、四肢のしびれ・痛みなどの症状や、根気や集中力低下などの症状を訴えるケースもある。 引用元:「改訂版 交通事故実務マニュアル 民事交通事件処理」株式会社ぎょうせい 平成29年出版 交通事故の被害でこういった症状がみられる場合は、むちうちが原因の可能性もありそうです。たとえば「目のかすみ」という症状だけみると、むちうちと関連があるとは想像しづらいかもしれません。しかし、実際に症状として出ることがあります。 むちうちの結果がどんな症状として出るか、また何らかの形で後遺障害として残るか、予想できません。気になることがあれば、医師に相談することをおすすめします。 むちうちはあとから症状が出るって本当? むちうち の症状は、事故直後から発現するとは限りません。最初は自覚症状がなくても、事故から時間がたって落ち着いてくると、身体の痛みや不調を感じることもあります。しかし、事故発生時から時間がたってから初めて病院を受診し、異常をうったえても、 異常と事故との因果関係 が示しづらくなります。 交通事故直後に 自覚症状がなくても 必ず病院を受診してください。 自覚症状がないと、 何科に行けばいいか分からない という声もよく聞きます。まずは「総合病院」の受診をおすすめします。自覚症状がない場合は、身体のどこに、どんな影響が出ているか分かりませんので、他科にもかかりやすい総合病院が適切かと思います。少なくとも 整形外科 は受診しておくとよいでしょう。むちうちなどの診断・治療に適しています。 むちうちの治療・通院は病院?整骨院?
作成してもらった診断書を実際に提出する際、期限は定められているのでしょうか。 警察、保険会社への提出期限について説明します。 警察への提出期限 警察への提出については、法律上定められた期限はありません。ただし、事故発生から時間が経ちすぎると、怪我と交通事故との関係性が疑われてしまいます。その結果、人身事故への切り替えが出来なくなってしまう恐れがありますので、なるべく早めに提出することが大切です。事故発生から2~3日以内がベストといわれています。 保険会社への提出期限 自賠責保険の請求は、法律で事故後3年以内と定められています。3年以内に、なるべく早めに提出することがよいでしょう。 診断書と同意書の違いは? 交通事故の被害者には、相手側の保険会社から、同意書を記入するよう求められます。この同意書とは、被害者の医療情報を病院から保険会社へ開示することに対する同意を示すための書類となり、診断書とはまったく異なるものです。 病院が加害者側の保険会社へ治療内容や治療費の明細を伝えることで、病院の窓口でかかった治療費を、加害者側の保険会社が直接支払ってもらえるようになるというメリットがあります。 同意書を提出しなければ、加害者側の保険会社が治療費の支払いに対応する事ができません。被害者が一時的に治療費を立て替え、後から加害者側の保険会社へ請求するという遠回りな方法になってしまいます。 診断書に書いてもらえる内容は? 怪我の名称 治療の日数 作成日時 医師名 病院名 などを記載してもらうことができます。 まとめ 適切な金額で損害賠償金を請求するには、診断書に記載されている内容が重要となります。自覚症状は医師へ細かく伝えること、保険会社から治療費の打ち切りを打診されたら医師へ相談することを覚えておきましょう。交通事故の対応に慣れた病院でしっかりと治療を受け続け、適切な診断書を作成してもらい、提出することが大切です。
2.警察側の事情 こういった診断書の記述についてたいへん興味深い事情が、医師により紹介されています ( 渡部 欣忍 2017「当直でよく診る骨折・脱臼・捻挫」P257~) 。 病理学的には軟部組織損傷の修復には3か月かかるなどともいわれますが、 警察は大まかなけがの程度を知りたがっており、正確な医学的情報は求めていません。 そのため、医師も、大まかな記載しかしない のだそうです。 同書では、治療期間が15日以上30日未満だと、免停30日の行政処分になる旨の指摘もありました。 そのため、ケガの程度がそれほど大きくない場合には、免停にならない範囲で、「全治2週間」と記載されることが多いのでしょう。 診断書の全治日数については、こういった事情がありますので、損保の方も、2週間を超えて治療してもその時点で文句は言ってこないわけです。 3. 診断書の「全治2週間」の記載は気にしないこと こういった運用について不安を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は、心配する必要はないと思います。 警察に出す診断書は、行政処分や刑事処分で大まかな目安をつけるために使われるのであって、保険会社が通院期間を決めるために使われるわけではないからです。 ですから、 「全治2週間」とあっても、「治療期間が2週間以内に収まるようしないとだめなのか?」と慌てなくても大丈夫です。 安心して、治療を受けてください。
-(2) 後遺障害診断書を医師にどう書いて貰うか なお、医師は医学のプロではあっても、後遺障害等級認定に関するプロではない点に注意が必要です。 後遺障害等級の審査は書面内容をもとに行われます。場合によっては、後遺障害診断書の記載内容が浅いことで等級に違いが生じたり、等級が認定されなかったりすることがあるのです。 したがって、事実を正確に記載してもらうためには普段から医師とのコミュニケーションも大切になってきます。 また、医師によっては後遺障害診断書の作成に不慣れであったり、消極的であったりすることもあるでしょう。そのため、確実に後遺障害等級を認定してもらうのであれば、被害者側に寄り添って後遺障害診断書の作成をきちんと行える医師を探すのもひとつです。 弁護士へ後遺障害認定の手続きを依頼している場合は、弁護士から医師に対して後遺障害診断書の作成における注意点を説明してもらうこともできます。 医師のコミュニケーション能力や被害者側の力になってくれるかは治療を通じて何となく分かるはずです。医師が頼りになるか不安だと思ったら、早めに交通事故に強い弁護士に相談した方が良いでしょう。 4. 後遺障害等級の認定を受けるための手続き 後遺障害等級の認定を受けるためには、事前認定か被害者請求のどちらかで手続きを進める必要があります。事前認定とは加害者の加入している任意保険会社に後遺障害認定の手続きをすべて任せる方法です。 4. -(1) 事前認定手続きについて 事前認定の場合、後遺障害診断書の提出先はその任意保険会社になります。診断書の提出後、任意保険会社は等級の認定から後遺障害についての保険金の支払い、そして示談成立時の賠償金の支払いを一括で進めてくれるのです。 事前認定は診断書を提出するだけで済むので、手続きが簡単であるのがポイントです。しかし、任意保険会社がどのような手続きを進めているのか見えにくい部分もあるため不利な等級認定を受けるリスクがあります。 4.
公開日: 2021. 02. 01 更新日: 2021. 01 「お送りいたします」はビジネスシーンなどで書類を送る場面などで使用される敬語表現です。今回は「お送りいたします」の別の敬語表現や「お送りいたします」の使い方を例文付きで解説します。「お送りいたします」の類語や言い換え表現も紹介しますのでぜひ参考にしてください。 この記事の目次 「お送りいたします」は二重敬語で間違い?
(喜んでお受けします)」「We gladly accept your offer. (喜んでお申し出をお受けします)」などはその一例です。 招待を受ける場合、「I am glad to accept your invitation.
ファイルを本メールにてお送りいたします。
」のように使用します。 また、「ご確認ください」という場合には「Please kindly confirm it. 」、よりていねいに「ご確認のほどお願いします」の表現に近づけたい場合には、「Could you please confirm it?」を使うと良いでしょう。 「のほど」を正しく使い気持ちをていねいに伝えよう 今回は、ビジネスメールでよく使用される「のほど」について詳しくご紹介しました。「のほど」は断定を避け、表現をやわらげる役割があり「ご確認のほど」「ご理解のほど」「ご指導ご鞭撻のほど」など、相手に動作をうながす場合に使用します。 文頭には「恐れ入りますが」のような、相手を気遣う文言を入れて用いる表現です。ビジネスシーンでは「のほど」を正しく使い、気持ちをていねいに伝えましょう。 トップ画像・アイキャッチ/(C) Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら