私は家の中の一部分で仕事をしています。 たとえば電気代はその仕事をしているスペースの広さなどから割り出して1割と計算しています。そういう場合はどうしたらいいのでしょう?事業用の通帳を作り、1割分だけ経費として引き出せばいいのでしょうか? 税務署からは、事業用と分けていないと叱られるのでしょうか? 家事関連費はそもそも区分できませんので、 ①事業用口座から引き落としする場合は 光熱費10% / 普通預金100% 事業主貸90% とするか、 ②プライベート口座から引き落とす場合は 光熱費10% / 事業主借10% のいずれかの方が自然だと思います。 なお、税務署から事業用とプライベート用口座を分けていないからといって叱られたりはしませんが、会計ソフトを利用して自計化を行なっているのであれば、可能な限り区分するよう指導はあるかもしれません。 自分で何割か計算して打ち込んでいますが、それでもダメなのでしょうか? 超初心者向け。確定申告でつまづく『残高が合わない』ときの対処法!. また、指導が入るということは私が分けていないとあちら側にわかるということかと思いますがどうやって税務署側にわかるのでしょう? 色々なやり方がありますので、結果が同じであれば気にしなくて結構です。 税務署が分かるのは、調査等があったときだけです。 調査がなければ分かることはありません。 分かりました!結果は同じになるので安心しました。 個人事業主で調査に来る時はどんな時なのでしょうか?
銀行通帳や領収書の金額を手入力でポチポチ、それをさらにチェック……。そんな手間に追われている経理の方も多いのでは? 弥生の 「スマート取引取込」 は、そのような面倒な作業を自動化! 銀行明細や領収書を取り込めば1件ずつ仕訳を入力する必要なく、自動仕訳できることがメリットです。さらにインターネットバンキングやPOSレジアプリとの連携も可能です。 今回は「スマート取引取込」の導入で業務効率化を実現、さらに顧問先にもスマート取引導入の支援をされているペンデル税理士法人の早川広毅さんに、税理士事務所の目線から「スマート取引取込」のメリットや便利に使うコツなどを教えていただきました。 ペンデル税理士法人 早川広毅 氏(業務効率化担当) 靴メーカー勤務から会計業界へ転向。ものづくり業界での道具にこだわる習性から経理道具の弥生会計に熱中。弥生会計を使った自動化・効率化を得意とする。自社及び顧問先の業務効率化のため、社内の開発事業部とRPAを研究中。会計税務の業務以外にも顧問先の生産性向上を支援し、喜んでもらえるよう日々活動している。 データによっては、約3倍のスピードで処理が可能 ――「スマート取引取込」にはCSVファイルの取り込みや口座連携、領収書・レシートの自動仕訳、外部アプリとの連携といったさまざまな機能があります。ペンデル税理士法人で利用しているのは主にどの機能ですか? CSVファイルの取り込みがメインです。記帳代行で活用しているのはもちろん、効率化の一環として顧問先にも導入を提案しています。口座連携に関しては、自計化(ご自身で記帳)されている顧問先で何社かの事例がありますね。 顧問先の職種によってできることが変わってきますが、弊社の場合は小売や飲食などの顧問先は少ないため、例えばPOSレジアプリとの連携はあまりありません。また医院やクリニックの顧問先は紙ベースで資料を回収しているところが多いため、なかなか「スマート取引取込」の導入が進んでいないという実情もあります。 ――顧問先に「スマート取引取込」の導入を進めた結果、どれくらい経理業務を効率化することができたのでしょうか。 例えば通帳の記帳でいうと、今まではだいたい1時間に50~60件だったところが、「スマート取引取込」を利用することで80~90件の処理が可能になりました。 経費精算に関してはこちらも1時間に40~50件しかできなかったのですが、スマート取引取込を活用したところ120件処理できたという事例があります。およそ3倍のスピードですから、これを手入力でやっていたらと思うとゾッとするような……。 ――どのような経理業務が特に効率化されたと感じていますか?