4% 「舌の先の乾かぬうちに」⇒24. 4% 「どちらも使わない」⇒15.
デジタル大辞泉 「舌の根の乾かぬうち」の解説 舌(した)の根(ね)の乾(かわ)かぬうち 言葉を言い終わるか終わらない うち 。 前言 に反したことを言ったりしたりしたときに、非難して用いる。「 舌の根の乾かぬうち に、もううそをつく」 [補説]文化庁が発表した「 国語に関する世論調査 」で、「舌の 根 の乾かぬうちに」と「舌の 先 の乾かぬうちに」について、どちらの言い方を使うか尋ねたところ、次のような結果が出た。 平成18年度調査 平成30年度調査 舌の根の乾かぬうちに (本来の言い方とされる) 53. 2パーセント 60. 4パーセント 舌の先の乾かぬうちに (本来の言い方ではない) 28. 1パーセント 24. 4パーセント 出典 小学館 デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 ©VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
この記事を書いた人 最新の記事 大学卒業後、国語の講師・添削員として就職。その後、WEBライターとして独立し、現在は主に言葉の意味について記事を執筆中。 【保有資格】⇒漢字検定1級・英語検定準1級・日本語能力検定1級など。
第212回 「舌の○の乾かぬうちに」 2014年05月26日 第210回 に続き「舌」の話である。 前に言ったことがらに反することを、すぐに言ったり、行ったりするときに、非難の気持ちを込めて「舌の○の乾かぬうちに」と言うことがある。この○の部分に入る1字の漢字は、皆さんは何だとお思いだろうか。 正解は「根」である。つまり、「さんざん謝罪をしておいて、舌の根の乾かぬうちに、もううそをつく」などのように使う。ところが最近これを、「舌の先の乾かぬうちに」と使う人が増えてきているらしい。 文化庁が発表した2006(平成18)年度の「国語に関する世論調査」でも、本来の言い方である「舌の根の乾かぬうちに」を使う人が53. 2パーセントとかろうじて過半数は超えているものの、従来なかった言い方「舌の先の乾かぬうちに」を使う人が28.
【慣用句】 舌の根の乾かぬうち 【読み方】 したのねのかわかぬうち 【意味】 言い終わったばかりなのに、それに反するような言動をする。 【スポンサーリンク】 「舌の根の乾かぬうち」の使い方 ともこ 健太 「舌の根の乾かぬうち」の例文 父は新しい自転車を買ってくれると言った 舌の根の乾かぬうち に、やっぱりだめだと言い出した。 彼は身体を大切にすると言っていたのに、 舌の根の乾かぬうち に居酒屋で一杯のビールを飲み始めた。 ギャンブルは二度としないと誓った 舌の根の乾かぬうち に、もうギャンブルにでかけてしまった。 彼はもう嘘をつかないと言った 舌の根の乾かぬうち に平気で嘘をついた。 新しい市長は公約を掲げておきながら 舌の根の乾かぬうち に撤回した。 【2021年】おすすめ!ことわざ本 逆引き検索 合わせて読みたい記事
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