腰椎 固定 術 再 手術 ブログ

Fri, 12 Jul 2024 08:51:59 +0000
』 @Ryotaro_Freedom 可変型はやっぱりかっこいいなー 2015/01/21 18:20:44 @kou_forza_roma キュリオス、レイダー、ガプスレイは渋すぎる。 2015/01/21 18:21:27 @akikaze616 カラーリング統一されてていいな・・・ 2015/01/21 18:21:24 ユウマ 『いっけ~! !』 セカイ 『うぉぉぉぉぉぉぉ~!』 『単独で向かってくるだと!』 『止まらない! ?』 @zono30 最初から装甲剥いどいたらいかんのか? 2015/01/21 18:21:59 @Momo_PSO2 取れた! ?フェイスオープンみたいwwwフェイスじゃないけど 2015/01/21 18:22:04 『見せてやろうぜ!トライバーニング!』 『俺たちの新しい力を! !』 @kab_studio もうやられちゃったあああああああああああああああああああああああああ 2015/01/21 18:22:02 @Curepolpo 気合入れて作ったガンプラが溶けちまっただ… 2015/01/21 18:22:04 『ファンネル!』 『ビームを切り裂いただと! ?』 『これが新生したウイニングの力よ!』 『よくも~!』 『トランザム! !』 @tactics_hi トランザム!!!!!!!!!!! 2015/01/21 18:22:41 『機体が真っ赤に!? 』 『さすがに速い! 』 『僕が行きます!』 『変形もせずにトランザム中のキュリオスに追いつけるものか!』 『なっ… 』 @takahiro_0909 たかが3倍!このフルバーニアンで追いつける! 2015/01/21 18:23:16 @koenig_messiah 軌跡がめちゃくちゃカッケエェーーー 2015/01/21 18:23:15 『なぜ追いつく!? ガンダムビルドファイターズトライ15話感想 - Wisp-Blog. こっちはトランザムで粒子放出量を3倍にしているというのに! 』 @ku_maxwell トランザムについていくだとおおお!!! 2015/01/21 18:23:09 @syun_ten 素でトランザムに追いつける機動性とかどないや。 2015/01/21 18:23:12 @roritako ガンプラでもスピードの強みを活かせないGN電池さんに涙を禁じえない 2015/01/21 18:25:02 (基本性能が…俺のトランザムを凌駕して…! )

『ガンダムビルドファイターズトライ』15話感想 全日本ガンプラバトル選手権開催!これが新生トライファイターズの力!:萌えオタニュース速報

【ガンダムビルドファイターズトライ】第15話感想wwwww【BFT】 2015 / 01 / 21 23: 40 瀏覽 205 迴響 0 推薦 0 引用 0

溝犬雑記: ガンダムビルドファイターズトライ 15話感想

やよいゆう @yayoiyuh 『ガンダムビルドファイターズ トライ』15話を見た~。ミライ姉ちゃんめっちゃヒロイン!セカイ達の新型がお披露目になったけど、やっぱり主題歌がかかる戦闘は燃えるな。ここから面白くなる事を願う。オホーツク学園のメンバーはマイトガインかな? #g_bf 2015/01/21 22:42:21 蒼色 @aoiro_0 BFトライ第15話視聴。ギャン子&シモン続投やミライ姉さんの可憐女神粒子砲、新生トライファイターズの躍進と全国大会篇導入として見所多い回ではあったけどそれより次回予告のGの忍影リスペクト機体にインパクトに全部もっていかれた。マ、マジかー!? 2015/01/21 22:11:53 Tdash @Tdash_0615 ガンダムBFトライ第15話。新機体のギミックだけどビットと可変する剣、装甲パージして粒子放出量上げるといった辺り、00クアンタベースにしてる気がしなくもない。原作で殆ど戦ってないガンダムだから今回脚本的に出したかった可能性はあるな。つーか00の機体やたら出てるしw。 2015/01/21 18:33:52 くぎ☆ばっと(ラブライバー見習い @kugi_batto BFT15話見た。うん。とりあえずトライバーニングガンダムはちょっと欲しいかな…スターウイニングは顔の造形が直ってたら買おうかな…あとCパートから漂う勇者ロボ臭が… 2015/01/21 23:36:25 鏑矢正伝 @kab_studio ガンダムビルドファイターズトライ 第15話見終えた。ついに始まるトーナメント。セカイ君の機体はあまり変わらないけど、フミナ先輩がファンネル持ちになったり、ユウ君のがフルバーニアン化+変形で機動性上がってたりと滾る #g_bf #tvtokyo 2015/01/21 18:27:49 ルンパさん @sakeuhide アニメ「ガンダムビルドファイターズ トライ」15話 メイジンズ説明乙。大阪さんの扱いが…。流石姉ちゃん。新機体の性能スゲー。戦隊もの? 『ガンダムビルドファイターズトライ』15話感想 全日本ガンプラバトル選手権開催!これが新生トライファイターズの力!:萌えオタニュース速報. 2015/01/21 22:53:05 たか @takatanun 今日もビルドファイターズおもしろかった!トランザムしたキュリオスとライトニングのとこすごくて鳥肌たった!!! 2015/01/21 18:30:52 綺羅星@デレマス良い @nisekoi101017 キュリオスのトランザムに付いていくとかどんだけ性能凄いんだよwwwというかキュリオスはまーた噛ませになったのか 2015/01/21 18:24:5 オタ小児科医 @otapediatrician 今日のBFT視聴。メイジン2が出てくるだけで吹いてしまう。新生トライファイターズの新型お披露目、良く動いててよかったんだが、いかんせんCパートのミナトが全部持って行ってしまったw 2015/01/21 22:39:28 リョーミナス @onion_red もー完全にあの流派 てかやっぱ合体するんですねーガンプラは自由な発想で作っていいんですもんねーところでその飛んでるのって何モチーフですかミナトくん鷲ですか鷹ですか隼ですか鷲ですかライオンと合体しますか鷲が 2015/01/21 19:41:51 トンカチ @tonka_chi #ガンダムビルドファイターズトライ 15話。ユウマとの再開はドラマチックに演出したい!と乙女チックな事を言うサカイ・ミナトはんの萌えキャラ化が進み、カミキ姉弟が多方面に無自覚にフラグを乱立し、新生トライファイターズが各自の特性を活かして勝利をおさめた回!

ガンダムビルドファイターズトライ15話感想 - Wisp-Blog

2015/01/21 18:31:23 @kodokuotaku 一番気になるのはスターウイニングの性能だな…どんだけ改修したんだよ。ビーム切ったりするファンネル… 2015/01/21 18:31:47 @minamoto_gs トライオン3はトライエイジ参戦内定してる上にタイトルロゴまで作られてる優遇っぷり。こりゃ大活躍間違いなしやで! 2015/01/21 18:30:23 @h_k_poison ガンプラ心経流の自由度の高さはよくわかった。 2015/01/21 18:27:40 @harashow_LLcorp しかしメイジンのあれといい予告のあれといい数十年越しに映像で動いてる姿見れるとは長生きはするもんやでぇ…(-ω-) 2015/01/21 18:34:21

#g_bf 2015/01/21 22:42:21 デレスケ @Dereniel01 「ガンダムビルドファイターズトライ」15話。全国大会開幕。ベスト8のチームを瞬殺。新機体のお披露目はこうでなくては。そしてやたらフレンドリーなミナト。こいつはヤバい。セカイたちより先に黒い次元覇王流と当たってしまうあたり。それよりガンプラ学園と当たる杉田さんが・・。 #g_bf 2015/01/21 21:13:06

2392-2398) 私たちは、人種や性別だけではなく扱う言語によって無意識にラベリングしていく。ネイティブとは先天的な者であり、日本語がタドタドしければそれは日本人ではないというように。果たしてそうだろうか、とこの小説を読み終わった私は考える。日本人以外の日本語話者もいれば、日本人で日本語以外の話者もいる。言葉遣いや礼儀、マナーはあるけれど、「こういう時は、こう言わなければならない」という凝り固まったものではなくて、もっと流動的でいい。完璧を目指さなくていいし、完璧な言語など存在しない。 「何語を勉強する」と決めてから、教科書を使ってその言語を勉強するのではなく、まわりの人間たちの声に耳をすまして、音を拾い、音を反復し、規則性をリズムとして体感しながら声を発しているうちにそれが一つの新しい言語になっていくのだ。 (第二章 Hirukoは語る No. 405-407) 「〇〇語」を学ぶのではなく、コミュニケーションを取っているうちに言語化されていく。そもそも、言語とは元々そのように形作られたものたったはずであり、英語は歴史の中で共通語と同意されて認識された世界言語に過ぎない。もし、英語が本当の意味での世界言語であれば、私たちは日常で英語を扱うはずである。 音が言葉となる瞬間を味わう 言葉は対応する意味を持って初めて言葉となる。ただ口から発されていた意味を持たない音が、何かに繋がった瞬間、意味を持ち具現化される。 「Tenzoって典座のことだったのね」とHirukoがつぶやいた。クヌートが心から愉快そうに笑った。 「君の中には今二つの言語が見えているんだね。ところがそれが音になって外に出た途端、僕らの耳の中で一つの言語になってしまう。パンダってパンダのことだったのね、と言う人がいたら、君だって笑ってしまうだろう。」 (第三章 アカッシュは語る No. 837-842) テンゾが典座だと気付いたHirukoは博識だ。典座とは 禅宗 における職位の一つであるそうだが、ここでHirukoが典座について触れていなければ、私にとってテンゾはテンゾのままで終わっていたのだと思う。テンゾという響きに意味があること自体を知らないからである。現代でも新しい言葉が次々と生まれていくが、言葉もまた言語より狭い空間において合意形成される。ネット言語やJK語だってその一つであり、その言葉の枠内にいる人々にとっては当たり前に意味を持つ言葉が、枠外の人々にとって何のこっちゃ、ということは日常的にあることである。クヌートには同じ音に聞こえるが、Hirukoはそこに何かが発見あったんだね、と気づくクヌートも流石だ。 ナヌークはきょとんとしていた。言葉の洪水は、相手に理解されなくても気持ちよく溢れ続けた。 「でもね、あなたに会えて本当によかった。全部、理解してくれなくてもいい。こうしてしゃべっている言葉が全く無意味な音の連鎖ではなくて、ちゃんとした言語だっていう実感が湧いてきた。それもあなたのおかげ。ナヌーク、あなたのこと、ノラに話してもいい?」 (第六章 Hirukoは語る(二) No.

地球にちりばめられて 多和田葉子 Kindle

「わたしの口から突然パンスカが溢れ出した」(163頁) 「この言語はスカンジナビアならどの国に行っても通じる人工語で、自分では密かに「パンスカ」と呼んでいる。「汎」という意味の「パン」に「スカンジナビア」の「スカ」を付けた」(37頁) 「スカンジナビア全域でコミュニケーションに使える言語を一人で完成した。すごいよ」(19頁) 「まわりの人間たちの声に耳をすまして、音を拾い、音を反復し、規則性をリズムとして体感しながら声を発しているうちにそれが一つの新しい言語になっていくのだ」(38頁) <備考> 大昔、進駐軍に占領されたとき「パンスケ」という言葉がありました。「コールガール」という意味です。 この本にも、「コールボーイ」(121頁)という言葉が出て来ます。 「スマイルフォン」(112頁)という言葉も日本では特殊化しているようなので、要注意です。 スマートフォンという一般名のほうが無難かもしれません。

地球にちりばめられて 書評

作品内容 留学中に故郷の島国が消滅してしまった女性Hirukoは、大陸で生き抜くため、独自の言語〈パンスカ〉をつくり出した。Hirukoはテレビ番組に出演したことがきっかけで、言語学を研究する青年クヌートと出会う。彼女はクヌートと共に、この世界のどこかにいるはずの、自分と同じ母語を話す者を捜す旅に出る――。誰もが移民になり得る時代、言語を手がかりに人と出会い、言葉のきらめきを発見していく彼女たちの越境譚。 作品をフォローする 新刊やセール情報をお知らせします。 地球にちりばめられて 作者をフォローする 新刊情報をお知らせします。 多和田葉子 フォロー機能について Posted by ブクログ 2021年05月03日 面白かった!早く続編『星に仄めかされて』が読みたい! グローバリゼーションが国民国家を解体し終えるかし終えないか、くらいの近未来が舞台なのかな。気候変動のせいか、それとも原発のせいなのか、日本はもう国の形を失っているらしい。 ボーダレスな背景を持つ登場人物たちがボーダレスにヨーロッパ中を移動し、さ... 続きを読む このレビューは参考になりましたか?

地球にちりばめられて

ドイツを拠点に、ドイツ語と日本語の双方で創作活動を行ない、言葉の垣根を越えて活躍している多和田葉子さん。 4月24日(火)に発売された最新作『地球にちりばめられて』は、留学中に故郷が消失してしまった女性を主人公とした〈言語をめぐる冒険譚〉です。 「土地を離れている間に故郷がなくなってしまう」という衝撃的な設定は、どんな意図から生まれたものなのか? 多和田さんならではの本作について、編集を担当した講談社 文芸第一出版部の須田美音さんに文章を寄せていただきました。 地球にちりばめられて 著者:多和田葉子 発売日:2018年04月 発行所:講談社 価格:1, 870円(税込) ISBNコード:9784062210225 誰もが移民になり得る時代の物語 1991年に群像新人文学賞でデビューし、93年に芥川賞を受賞して以降も、日本とドイツで数々の文学賞を受賞してきた多和田葉子さん。2016年には「ユニークなドイツ語の使い方で、新たな表現の可能性を示した」として、ドイツで最も権威がある文学賞の一つであるクライスト賞を日本人で初めて受賞しました。いま最もノーベル文学賞に近い日本人作家の一人ではないでしょうか。 『地球にちりばめられて』は、ヨーロッパ留学中に故郷の島国が消滅してしまった女性Hirukoが主人公です。消えてしまった故郷の国名は作中には書かれていませんが、「鮨」や「旨味」の発祥の国だということは……!? 彼女はヨーロッパで生き抜くため、独自の言語〈パンスカ〉を作り出します。「わたしの紙芝居への夢は巨人。紙芝居屋としてのキャリアはネズミ」という台詞から分かるように、Hirukoが話すパンスカを表現した日本語を読むだけで楽しい小説です。 日本という国が明日無くなるかも、などと想像している日本人は、ほとんどいないでしょう。でも、ヨーロッパやアジアでは人の交流や移動が活発になっていますし、世界中でテロや難民の問題が深刻になっています。母語ではない言葉を日常的に話さざるを得ない状況にある人は多く、日本人も他人事ではなく、誰もが移民になり得る時代になっている。1982年にドイツに移住した多和田さんは、そのことを身をもって体感しているからこそ、この小説をお書きになったのではないかと思います。 多和田さんは、震災後に鎖国する近未来の日本を描いたディストピア小説『献灯使』も大きな話題を呼びました。本作も、「国」や「言語」の境界が危うくなった現代を照射していますが、楽しい冒険譚として読むことができます。続編の構想もあるそうなので、著者の新たな代表作の1冊目を、ぜひ読んでみて下さい。 * 講談社 文芸第一出版部 須田美音 献灯使 著者:多和田葉子 発売日:2017年08月 発行所:講談社 価格:715円(税込) ISBNコード:9784062937283

地球にちりばめられて ひるこ

Posted by ブクログ 2021年05月03日 面白かった!早く続編『星に仄めかされて』が読みたい! 地球にちりばめられて 書評. グローバリゼーションが国民国家を解体し終えるかし終えないか、くらいの近未来が舞台なのかな。気候変動のせいか、それとも原発のせいなのか、日本はもう国の形を失っているらしい。 ボーダレスな背景を持つ登場人物たちがボーダレスにヨーロッパ中を移動し、さ... 続きを読む まざまな言語で会話する(ことになっている。書いてあるのは日本語だけ)。読んでいるとだんだん言語や国家、文化を覆う堅い殻がペリペリと剥がされていくように感じられてくる。多文化の中で多言語生活を送る作者だから描ける世界なのだろう。 ーー母語を話す人は母国の人ではない。ネイティブは日常、非ネイティブはユートピア。(p. 220) この言葉にハッとさせられる。 母語で話すことが自由に話すことだという思い込みが自分の中にあったこと、それが思い込みに過ぎないことが物語が進むにつれて身体に染みてくる。 さらには「母語」に貼り付く「母」の字が呪いの一字でもあることも語られている。いかに「母語」や「母国」や「母」というものが私たちを粘着質に絡め取ってしまうものなのか、ということが作品テーマ、なのかな? その中で、いかなる「母」ももたない「パンスカ」は爽快に響く。 そうか。「パンスカ」においてはHIRUKO以外のあらゆる人が「非ネイティブ」。この囚われの無さが「ユートピア」なのか。 根無草の不幸は、裏返って、国民国家という「母」からの解呪を意味するらしい。それが本当に幸せなことなのかは、事後的にしか決まらない。だから、HIRUKOたちの旅は続くんだな、と納得。 このレビューは参考になりましたか?

1015-1019) 地球人化すれば名前だって自由になる。〇〇人はこういう名前が多い、ということにとらわれなくなる。植民地だって教育だって、様々なバックグラウンドが綯交ぜになれば、忘れてはならない過去を継承することは大事であるとしても、不必要に過去にとらわれる必要はなくなるのだ。 終止符の後にはこれまで見たこともないような文章が続くはずで、それは文章とは呼べない何かかもしれない。なぜなら、どこまで歩いても終止符が来ないのだから。終止符の存在しない言語だってあるに違いない。終わりのない旅。主語のない旅。誰が始め、誰が続けるのか分からないような旅。遠い国。形容詞に過去形があって、前置詞が後置されるような遠い国へでかけてみたい。 (第六章 クヌートは語る(二) No. 2197-2201) そして、翻訳の精度が上がれば、自分語翻訳、すなわちオリジナル語の作成も可能になるかもしれない。現在の Google翻訳 は、英語から日本語に翻訳したものを英語に再翻訳すると違う言葉となる点において、言語の不可逆変換の状態にあると言えるが、もしか逆変換が可能となれば、第2の エスペラント語 といえる真のグローバル言語が生まれる可能性もあるし、また狭いコミュニティにおいて多種多様なローカル言語が生まれる可能性もある。言葉はもっと自由で良いのだ。そう思える素晴らしい作品だった。 ちなみに、 多和田葉子 さんはドイツで生活されていて、その生活における日常のやりとりをエッセイにした「言葉と歩く日記」、こちらも大変面白いです。なるほどと思ったり、くすっと笑ったり、言葉遊びが楽しくなること間違いありませんので是非ご一読ください。 ※引用元は、 Kindle paperwhite での文字サイズを一番小さくした上でのNo. を引用ページの一意性を示すために記載している。

2010-2013) ナヌークは失われた国の人でないし、失われた国の言語が堪能というわけでもなかった。ただ、たとえ文章の物語の意味が分からなくても、たとえHirukoの口から発される音のほとんどが言葉として認識されていなくても、少しの言葉が通じるだけで言語は息を吹き返す。言葉の洪水が相手に理解されなかったとしても、飛沫が口に入れば言葉は通ずるのだ。 ただ、ナヌークが懸命に努力していたことには違いない。その生い立ちや風貌から覚えざるを得なかった、というところもないわけではないが、ナヌークが真剣にその失われた国の言語を積み重ねて行ったからこそHirukoの喜びが生まれたのである。 語学を勉強することで第二の アイデンティティ が獲得できると思うと愉快でならない。 (第五章 テンゾ/ナヌークは語る No. 1598-1599) ナヌークにとって言語を学ぶというのは、音を言葉にするだけではなく、新しい自我を手に入れることでもあった。 エス キモーであるナヌークであると同時に、失われた国の出身者であるテンゾであり続けるための命綱が言語を学ぶことであった。だからこそすぐにナヌークであることをノラに打ち明けられなかったわけであるけれども、言語を習得することは、新しい世界で新しい自分でいられるチャンスなのである。 言葉はもっと自由でいい 彼らも、私たちも、地球にちりばめられている。自然的・言語的・文化的国境があって、国がある。国内からパスポートを持って、ビザをもって、海外旅行に出かける。でも私たちは、〇〇人である前に、地球人なのだ。 よく考えてみると地球人なのだから、地上に違法滞在するということはありえない。 (第二章 Hirukoは語る No. 442-443) インターネットの発展によって、私たちは文章を瞬時にやりとりできるようになった。発展は続いて、今では写真や動画をリアルタイムでやりとりできる。パスポートがなくても海外にいる気分になることも、様々な国の人たちと会議することも可能となった。近い将来、リアルタイム自動翻訳が精緻化すれば、言葉が通じなくても言葉が通じる、そんな世界が訪れるのだろう。私たちはどんどん地球人化していくし、していける。お互い尊重し合うことが一層大事になるが、皆が繋がれるのは素晴らしいことだ。 私はある人がどの国の出身かということはできれば全く考えたくない。国にこだわるなんて自分に自信のない人のすることだと思っていた。でも考えまいとすればするほど、誰がどこの国の人かということばかり考えてしまう。「どこどこから来ました」という過去。ある国で 初等教育 を受けたという過去。植民地という過去。人に名前を訊くのはこれから友達になる未来のためであるはずなのに、相手の過去を知ろうとして名前を訊く私は本当にどうかしている。 (第四章 ノラは語る No.