紙の本 怒濤の展開 2018/06/16 07:44 2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。 投稿者: たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る やっぱりいい。素晴らしい5話でした。一ツ目は何かを奪う代わりに、どんな願いでも叶える神の話。そんな神のために唯一生き残った人が語り手の話で本当に怖い話でした。だんまり姫は会話の方言?とテンポが楽しい話に。そして第4話は、写本をするとその人は自らの寿命を悟ってしまうという書物の話。本の存在がすごく怖くて、そして結末もビックリの話です。怒涛の展開を見せるシリーズ最新作でした!
文庫最新刊 あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続 宮部みゆきのライフワーク! 聞き手おちかの卒業でむかえる、 第一期完結編! 三島屋の主人伊兵衛は、傷ついた姪の心を癒やすため、語り捨ての変わり百物語を始めた。悲しみを乗り越えたおちかが迎える新たな語り手は、なじみの貸本屋「瓢箪古堂」の若旦那勘一。彼が語ったのは、読む者の寿命を教える不思議な冊子と、それに翻弄された浪人の物語だった。勘一の話を引き金に、おちかは自身の運命を変える重大な決断を下すが……。怖いけれども癖になる。三島屋シリーズ第五弾にして、第一期の完結編! 購入はこちら 単行本最新刊 魂手形 三島屋変調百物語七之続 嘘も真実も善きも悪しきも、 すべてが詰まった江戸怪談の新骨頂!
Reviewed in Japan on April 19, 2021 Verified Purchase 待望のシリーズ あっという間に夢中で読みました。幽霊、妖怪の形式を取ってますが、一連のどの巻も弱者に対する思い遣りや人の情けが脈々と流れていると感じます。涙腺の弱い私にはティシュが手離せませんでした。巻の終話が次回作の期待を否が応でもかき立てます。早く読みてぇ〜な 先の短い爺さんより Reviewed in Japan on June 1, 2021 Verified Purchase このシリーズは最初から読み続けています エピソードが豊富で飽きが来ませんね ただ今回は不気味な前兆が夢に現れました もしかしたら何かの・・・伏線でしょうか 次号で確かめます 三島屋のスタッフの更なる参加も期待して います
日本では毎クール大量のアニメ作品が放送されています。原作は、マンガ、ライトノベル、ゲームなど様々です。読者のみなさんの中にも、アニメ化してほしい作品を考えると1作品は思い浮かぶという方も多いのではないでしょうか?
まず、宮部みゆきさんが描く"江戸の怪異"をぜひアニメ映像で観たいからです。摩訶不思議な出来事、そして江戸という現代には存在しない世界観を、ファンタジーにもリアルにも描けるアニメーションという手法で体感したいのです。 例えば、本作の最初のお話には「曼珠沙華」が登場します。 彼岸花、死人花、幽霊花など不吉な名称で呼ばれ、花が血のように紅く一見おどろおどろしい曼珠沙華の花。でも語り部の話が進むにつれて、曼珠沙華はその表情を変えていきます。より恐ろしくも、より優しくもなる――。そして、曼珠沙華が咲く"江戸"という世界は、陽の光の差し込み方から、鳥・虫の鳴き声に生活音、語りの舞台となる座敷の形式まで、きっと様々な要素が現代社会とは異なるでしょう。 そんな移ろいゆく花の表情を、もはや異世界にも等しい江戸という世界の中でどう描くのか? 宮部みゆき「三島屋変調百物語」シリーズ特設サイト|KADOKAWA. 現代アニメーションの技術で表現してみてほしい! 期待に胸踊ります。 そして、短編集なので毎話違ったエピソードを楽しめるのも、見どころになるのではないでしょうか? 本当に背筋が凍るほど"ヒヤッ!"とする怖いお話から、思わず笑顔になる"ほっこり"話まで、多彩な物語を堪能できる――まるで、ひと粒ひと粒が宝石のように輝いて、どんな味かワクワクしながら、ちょっとずつ食べるチョコレートアソートのように――そんな楽しみが毎週あったら、素敵だな!
「田部井淳子」の評伝小説 『淳子のてっぺん』 唯川 恵 女が山に登ることはこんなにも大変だった! '75年、35歳で女性初のエベレスト登頂に成功した田部井淳子をモデルに、"山ガール"でもある作家がその人生を追った長編小説。女性だけの隊でエベレストを目ざす過程が物語の肝だが、淳子たちを襲う困難──男たちの「女なんかに登れるもんか」という視線、膨大な準備、資金繰りのむずかしさ、女性隊員同士の軋轢、直前のアクシデントなど、本作がなければ知りえなかったことばかり。命懸けの登山の緊張感と達成感はもちろん、大自然に育まれた淳子の負けん気もリアルに伝わってくる。 2. 若い読者のための文学史 - ジョン・サザーランド - Google ブックス. 「岡本かの子」の評伝小説 『かの子撩乱』 瀬戸内寂聴 講談社文庫 ¥1, 320 息子・岡本太郎をしのぐほど芸術家肌だった母 裕福な家に生まれ、女学校時代に歌人デビュー。その後仏教研究家として有名になった岡本かの子の本当の目標は、小説を書くことだった。瀬戸内寂聴さんの代表作のひとつといわれる本作は、熱い筆致が特徴的。人気漫画家の夫・岡本一平との奇妙な夫婦関係も、かの子を愛する青年ふたりを加えた4人での生活も、常識はずれだが彼女にとっては必然だったと納得させられる。紆余曲折を経て作家として注目されたものの、数年で亡くなったかの子。他に類を見ないその生き方には凄みすら感じる。 3. 「林 芙美子」の評伝小説 『ナニカアル』 桐野夏生 賞賛も悪評もあった女性作家の戦時中の秘密 実在の人物を独自の視点でとらえた小説で知られる桐野夏生さん。本作のモデルは作家・林芙美子だが、"芙美子の夫が彼女の回顧録を隠し、彼の死後後妻がそれを発見"という序盤から心をつかまれる。回顧録の内容は年下の男との恋愛だったが、それが秘密にされなければならなかった理由がショッキング! 芙美子が戦時中にペン部隊として派遣された南方の実情、スパイ疑惑がからんだ現地の人間関係など背景もなまなましく、恋にも書くことにも必死だった女性の姿が浮かび上がってくる。 4. 「清心尼」の評伝小説 『かたづの!』 中島京子 ファンタジー風味が魅力。女大名の一代記 直木賞受賞作『小さいおうち』などで知られる作家による斬新な歴史小説。江戸時代初期、角が1本だけのかもしかは南部氏当主の妻・祢々( ね ね・ のちの清心尼)と友情を育み、かもしかの死後はその意識だけが残る。やがて祢々の平穏な生活は叔父の謀略で脅かされるが、彼女を支えたのは亡きかもしかの不思議な力だった。遠野の"叱り角"伝説を史実に取り入れた物語だが、清心尼が女大名になって、領地を治めたのは事実。困難な世の中を生きぬくための彼女の柔軟な考え方は現代にも通じそう。 5.
若い読者のための文学史 - ジョン・サザーランド - Google ブックス
時間とお金の使い方の参考になる実用書 27人の人気インスタグラマーと人気ブロガーが、自分らしく生活するための工夫を紹介した本。 時間とお金をどのように使っているのか、参考になる本です。 自分自身の置かれている状況や考え方、家族構成によっても大事なことは変わってきます。 27人と多くの方の工夫が掲載されているので、自分に合う暮らしのコツが見つかります。 時間やお金をもっと有効に活用したいと思っている、40代女性の方におすすめの本です。 幸福学がわかる実用書 人生において幸せを考えることは重要なことですが、意外と真剣に考えている人は少ないです。 この本は、自分で自分を幸せにするヒントが書かれています。 SNSの普及により、昔よりも人と比較することが簡単な世の中になりました。 人と比較して違いに不安を感じたり悩む人もいらっしゃいませんか? 「自分にとっての幸せは何か?」40代女性では多い悩みの一つです。 読書をしながら幸福について考えてみるのもおすすめです。 モヤモヤが解消できる実用書 日常のモヤモヤをマインドマップで解消できる本。 マインドマップは難しそう、ビジネスでしか使えないと思っていませんか?
」ファッションジャーナリストでありエッセイストの光野桃さんによるファッションエッセイ。自分らしいおしゃれを楽しむ気持ちを奮い立たせてくれます。難しいことは何も書いていません。ただ美しいと思う気持ちに忠実であること、そしてライフスタイルが変わったり年齢を重ねても、おしゃれを楽しむことで自分の人生を自由に生きることができると光野さんは教えてくれます。手元に置いておきたくなる本です。 おしゃれの幸福論 110円〜(税込) ※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。 様々なジャンルからおすすめの本をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?忙しない毎日の中でも自分らしさを忘れずにいたいものですが、時々見失ってしまうことも。そんな時、本の中からたくさんのヒントを得て自分らしさを取り戻すきっかけになれたらいいですよね。ぜひ機会があれば読んでみてください!