窓・サッシからの雨漏りの原因についてはこちらの記事をご覧ください。 雨漏りの原因は?窓・サッシから浸水したときの修理費用や応急処置を紹介! 外壁からの雨漏りを一時しのぎする方法 外壁からの雨漏りだと思える場合、修理する前の一時しのぎする方法は コーキング材や補修スプレーなどもありますが、オススメは 防水テープを使った方法です。 あきらかに外壁にヒビ割れがあったり、コーキング材が劣化して隙間が開いていたりしている場合に、その隙間をおおうように防水テープを貼ることが確実です。 雨が隙間に直接入らないようになるため、ある程度の効果はあります。 とくに、一時しのぎであれば、外壁に痕が残りにくいアクリル系の粘着層となっている防水テープがオススメです。 その後の雨漏り修理の邪魔にはなりません。 外壁からの雨漏りの防水テープによる応急処置に関して、詳しくはこちらの記事をご覧ください。 防水テープを用いた雨漏りの応急処置を屋根屋さんが徹底解説!
はしごを使ったときの事故原因として、 「横滑りによるはしごの転倒」 があります。 はしごは左右の揺れに弱く、ちょっとした風で左右に揺れてしまいます。 さらに、人がはしごを上り降りするときはとても大きな揺れが起きます。 はしごを上るときは2人1組 はしごの転倒を防ぐために、はしごで上り降りをするときは、 かならず下ではしごを支える人が必要です。 また、はしごに限らず、 脚立を使うときも同様に2人1組が原 則です。 木に命綱をしばりつける また、屋根やはしごの上で作業をおこなうときは、原則として命綱を用意します。 これから上る屋根面の反対側にある木やブロック、重りにロープを縛ります。 安全帯と命綱をつなげる 屋根に上る人は、装着している安全帯のフックにロープを引っ掛けます。 万が一、屋根から転落してしまっても、安全帯のフックと命綱によって落下の衝撃を和らげられます。 屋根にはしごを立てかけるときに注意していること 屋根にはしごを立てかけるときの注意点を紹介します。 消費者庁の調査によると、 「はしごの立てかけ角度」を知っていた人は調査対象者全体の約半分しかいませんでした。 つまり、一般の方の約半分は、あやふやな角度ではしごを立てかけているということです。 ぜひこの機会に、 安全なはしごの立てかけ方を学び直してください。 4-1. 75度の角度ではしごを屋根に立てかける 立てかける角度は75度 原則として、 はしごの立てかけ角度は75度 です。 75度を超える角度だと、はしごが背後(立てかけた側の反対方向)に倒れやすくなります。 逆に75度未満の角度だと、はしごが滑りやすくなります。 4-2. はしごは軒先に立てかける はしごは「ケラバ」ではなく、 かならず「軒先」に立てかけてください。 もし、ケラバにはしごを立てかけると、はしごがケラバの傾斜部分に接します。 はしごに人が上ったときの揺れや負荷をケラバの傾斜部分で受け止めることはできません。 はしごが少しづつ斜めにずれて、やがて滑るようにはしごが転倒します。 一方、軒先は水平なので、はしごと接する部分も水平です。はしごの負荷や揺れを受けきれます。 なお、ケラバにはしごをかけることを私たちは 「ケラバ掛け」 と呼んでます。 ケラバ掛けは、軒先にはしごをかけられないときに屋根へのぼる最終手段です。 4-3. はしごの足元を安定させる はしごのガタつきをなくす はしごは横幅が約40cmあります。 左右の足元で段差やぬかるみがあると、 はしごがガタついてしまいます。 はしごがガタつくときは安定させるために「 そえ木 」を使います。 片方の足元にそえ木をかまして、ガタつきをなくします。 4-4.