?」なんてじれて投げ出すこともなく、本当に最後まで謎を味わい尽くすることができた。 古典的な話風が半分を占め、猟奇性や大仕掛けな演出もなく、ここまで読者をひきこませるんだ、それも、長年読書を趣味にしてきた中年を。本当に驚いた。 購入済み 一粒で2度美味しい みやび 2020年06月04日 読み終えてビックリ この本はミステリー好きなら出会えて良かったと思える作品です。 小説トリックと言えばいいのかな 下巻を読み始めたら誰もが「なに?なに?なにー?」となるのではないでしょうか。 最近は過激な内容で後味の悪いミステリーが多い中、宝石のような小説だと感じました 2021年06月08日 海外ミステリをそれほど読まないので、これがどの位置にくるのか判断しかねるけれど、面白かった!
昨年の各社の年末ミステリランキングで第2位 にランクインした、ピーター・スワンソン 「そしてミランダを殺す」(創元推理文庫) を読みました。 1位の「カササギ殺人事件」も想像を絶する 展開で、泣けるくらい面白かったですが、 こちらの作品も2位になったのは惜しいくらい、 面白く衝撃的ミステリ作品でした! IT関連起業の若き社長、テッドは、 ヒースロー空港のバーで、一人時間を つぶしていた。 その時、一人の美しい女性に声をかけられる。 彼女の名前はリリーと言った。 テッドはリリーに全く記憶がない。 しかし、リリーは気安くテッドに話しかけてきた。 テッドは酔った勢いで、1週間前に妻のミランダの 浮気を知ったことを話し、冗談半分で「妻を殺したい」 と言ってしまう。 しまったと思ったが、リリーは「ミランダは 殺されて当然だ」と断言し、妻を殺害することの 正統性を力説。そして妻殺害の協力を申し出る。 リリーの話を聞いたテッドは、妻ミランダに対し 殺意を抱くようになり、二人は殺人計画を練った。 そして、決行の日が近づいた時、想像を絶する事件が起こる。 男女4人の語りで進行する殺人計画。 追うものと追われるものが、激しく入れ替わる展開。 そこにはサイコパスの影もちらつく! カササギ殺人事件 | アンソニー・ホロヴィッツ | 9784488265076|NetGalley. 驚愕と戦慄が交互に襲う! 超絶技巧で仕組まれた著者の罠に完全にはまる。 最後の最後まで気を抜けない、完全無欠のミステリー。 『そしてミランダを殺す』 著者:ピーター・スワンソン/務台夏子(訳) 出版社:東京創元社(文庫) 価格:¥1, 100(税抜き)
それのほうがまだ面白かったと思う…… そうだ、清涼院流水が昔やったみたいに、ふたつの作品を読むと初めて謎が解けるみたいな、あれをやればまだよかったのではないか 。 上下巻じゃなくて、別々の小説として発表すれば …… いや結局内容がリンクしていないんだよ!! そんなことやったって両方とも特にかかわりのない別作品であることが露呈するだけだよ!! じゃあ、なんで作者はわざわざこんな入れ子構造にしたのか? たぶん、面白いと思ったからだろう。たしかに面白かった。下巻を開いたときの驚きは前例がなかった。けど、それだけなのだろうか? 本当はここにもっと大きなテーマがあるのではないだろうか?? そう考えると、ここまで私が書いてきた 「このすごく面白いカササギ殺人事件の結末を早く読ませてくれよ!! カササギ殺人事件のアナグラム解けるかな!?. ……え、作者死んだの? え、作者めちゃんこ嫌な奴だったの??? ……なんか、カササギ殺人事件の読み方もかわっちゃうなあ…あ、これがカササギ殺人事件の結末ですか?……ああ、なんか、いろいろ知ったうえで読むとちょっと、ねえ……なんか……素直に面白いとは言えないな……」 というこの感覚こそがマーク・ホロヴィッツの伝えたかったことなのではないか? 下巻ではとにかくアラン・コンウェイが嫌な奴として書かれる。その周辺にいる奴らも大体ろくなやつじゃないし、欲望丸出しである。その結果、主人公は出版業界が嫌になって最終的には見切りをつけてしまう。 つまり作者は 「お前ら読者が読んでる面白おかしい物語なんて、結局はこういう欲深くて嘘つきでひどい作家や編集者が作ってるんだよ!……という前提で読むと、このアラン・コンウェイが書いた『カササギ殺人事件』っていうミステリー、どう思う? 本当に面白い?」 って読者に訊きたいのだ。 私は答える。 「お前がそんなこと言いだすまではめちゃくちゃ面白かったわ!!!! !」 以上です。
・アティカスピュントケースを取る(事件に取り掛かる?単にアティカスピュントの事件簿?) ・夜がやってくる ・アティカスピュントクリスマス ・ジン&シアン(お酒のジンとシアン化合物かな?) ・アティカスの赤いバラ(多分アティカスに送る赤い薔薇でいいんだけど) ・海外のアティカスピュント(海外に行った?とか?) ・カササギ殺人 グーグルがあれなのかわかりませんが、日本語タイトルがいかにかっこいいか思い知らされましたね。 ちゃんと原題を汲んでるし…翻訳ってすげえ。 もう眠いから寝るわ。英語読んだからいつもの1000000倍疲れた。